リビング の商品レビュー
様々な形態の家族の日常やイベントを 書き出した短編集。 若干離婚ネタが多いのは気になるが。 作中の登場人物の言葉で表現しづらい感情を 上手く言葉で表現できているのがすごい。 「ミナナミナナヤミ」は自分の中で秀逸。 気になった台詞が多くて どれを引用しようかなかなか悩む。
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重松清!! って感じの短編集。 主婦でも人妻でもないのに、そういった立場の女性主人公のリアルな話を書ける人です。すげー。 そして、人妻でも主婦でもないのに「ああ、わかるわかる」と思わされてしまう! ちくしょーすげーよー。 本当に短いのでサラサラと読めます。 重松さんの長編も...
重松清!! って感じの短編集。 主婦でも人妻でもないのに、そういった立場の女性主人公のリアルな話を書ける人です。すげー。 そして、人妻でも主婦でもないのに「ああ、わかるわかる」と思わされてしまう! ちくしょーすげーよー。 本当に短いのでサラサラと読めます。 重松さんの長編も好きですが、短編の程よいサラサラ感が好きです。好ましい。
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重松清作品は、女性らしいやわらかい文章で読みやすいから好きだ。 『リビング』は初めて読んだ彼の短編集である。 学校の図書館にある彼の著作は読み終えてしまったので、地元の市立図書館で検索をかけ、今回はこの本を選んだ。 嫌いになった訳ではないが「ずっとこのまま」なのが嫌だ、という...
重松清作品は、女性らしいやわらかい文章で読みやすいから好きだ。 『リビング』は初めて読んだ彼の短編集である。 学校の図書館にある彼の著作は読み終えてしまったので、地元の市立図書館で検索をかけ、今回はこの本を選んだ。 嫌いになった訳ではないが「ずっとこのまま」なのが嫌だ、という理由で離婚を切り出す妻の話に共感を覚えた。 しかし私は彼の小説に関しては、こういった短編より長編の方が好きだ。
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この人の話は全体的に温かみがあって好きです。 この本に収録されているのはどれも面白いんですが、とくに「となりの花園」がお勧め。 主人公の夫婦をはじめ、お隣さんら登場人物がみんな個性豊かだし、また短編集なのに続きものになっているのが面白かったです。
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重松作品は重いというイメージがあったが この作品はそんな先行イメージを 払しょくするように温かくそして優しいものでした 短編ってやっぱうまさがでるな。。。
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この重松さんという作家の顔を初めてTVで見たときにはなんだか本当にこの人が書いたのか?とびっくりしちゃったことを思い出します。そういってはなんですが、普通のおじさんだったので。クリストファー・クロスをみたときのショックに近いものがありました。 とはいえ、この人の小説は温かいし、女...
この重松さんという作家の顔を初めてTVで見たときにはなんだか本当にこの人が書いたのか?とびっくりしちゃったことを思い出します。そういってはなんですが、普通のおじさんだったので。クリストファー・クロスをみたときのショックに近いものがありました。 とはいえ、この人の小説は温かいし、女性を上手に描いているなあと思います。 このリビング、という連作短編も同じ感想で、ああ、こういう人いる。こんな風に考えると思う、と思う一方で、自分の生活をもっと丁寧にしようかなあ、などと思ったりもする、なんかいいひとときをもらいました。 これもグリニッジ図書館から借りました。図書館おそるべし。
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「家族」をモチーフにした短編集。 隣の花園が四季を追って綴られるんだけど印象的。 モノトーンの共働き夫婦(編集者とイラストレーター)が隣の家と繰り成す。 ガーデニング(いかにもの花)にBBQのお誘い。。でもその裏には奥さんだけの自己満足と夫と中学生の息子のストレス。。その発散がカ...
「家族」をモチーフにした短編集。 隣の花園が四季を追って綴られるんだけど印象的。 モノトーンの共働き夫婦(編集者とイラストレーター)が隣の家と繰り成す。 ガーデニング(いかにもの花)にBBQのお誘い。。でもその裏には奥さんだけの自己満足と夫と中学生の息子のストレス。。その発散がカラオケってなんかすごくお父さん、優しいよね、わかってるよね、辛いよね。。。。 でも後半にはその夫婦のつながりについてもいろいろ考えさせられる。 夫婦って難しい。 そして「ミナナミナナヤミ」「皆、なみな、悩み」は良かった。 母がひとりで育ててくれた。辛い時その唱えてた呪文のような言葉。。 ミナナミナナヤミ
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ほんと家の“リビング”での出来事、となりの畑は何とか…って感じでした。 私は、“モッちん最後の一日”がよかったカナ。 小学生の彼が両親の離婚を彼なりに受け止め理解しようとしているのに グッときました。・゚・(ノε`)・゚・。
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様々な形の家族や友人のお話。一見平凡で幸せそうな暮らしに見えても、様々な悩みを抱えて寂しさを感じていたり、でも、寂しさを抱えながらもそれが幸せな暮らしだったり。ほろりとさせられる短編集でした。
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ディンクスの夫婦の四季を描いた連作短編を軸に, 様々な家族の暮らしを描いた短編集。 「婦人公論」での特集に呼応する内容として連載された作品。 夫の親戚との付き合いや憧れの一人旅などをモチーフにしている。 男性視点なので女性は疑問もあるかもしれないが, 夫婦の問題をうまく...
ディンクスの夫婦の四季を描いた連作短編を軸に, 様々な家族の暮らしを描いた短編集。 「婦人公論」での特集に呼応する内容として連載された作品。 夫の親戚との付き合いや憧れの一人旅などをモチーフにしている。 男性視点なので女性は疑問もあるかもしれないが, 夫婦の問題をうまく描いているように感じる。 個人的には「いらかの波」,「モッちん最後の一日」が良かった。
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