身近な雑草のゆかいな生き方 の商品レビュー
「雑草とは、未だその価値を見出されていない植物である」ウルフ・ワルド・エマーソンの言葉。 「雑草という名前の植物は無い」昭和天皇のお言葉。 雑草を研究している、稲垣栄洋(いながき ひでひろ)さんが、面白おかしく雑草のはかなくて、したたかなエピソードを教えてくれる。 タンポポは...
「雑草とは、未だその価値を見出されていない植物である」ウルフ・ワルド・エマーソンの言葉。 「雑草という名前の植物は無い」昭和天皇のお言葉。 雑草を研究している、稲垣栄洋(いながき ひでひろ)さんが、面白おかしく雑草のはかなくて、したたかなエピソードを教えてくれる。 タンポポは黄色の外来種と在来種でタンポポ戦争を起こしたり、スベリヒユは足で踏むと良く滑るのでこの名が付いたり、スギナの根茎は地の底まで伸びてエンマ大王の囲炉裏の自在鉤になっている・・・などなど。 これからが草取りの忙しい季節、雑草にもたくさんの草生があるものだと、思いをはせながら作業している。
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庭の草抜きをしていて、それぞれの雑草を名前で呼びたくて手にとった本です。 それぞれの雑草(って呼んでいいんでしょうか?)のユニークな生き残り術は、目からうろこのことばかり。著者の雑草に対する愛情がひしひしと感じられて、草抜きが楽しくなりそうです。
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文章がいまいち風格がなくて惜しいが、雑学は面白い。知らなかったことがいっぱいある。雑草の名前を覚えよう。 図版は写真にしてほしい。イラストも雰囲気は悪くないんだけれど、色や質感がわからないので、実際の植物と照らし合わせることができないのだ。
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請求記号:470.4イ 資料番号:010610640 被災地でも、毎年見てきた春の草花、夏の草花が咲いているでしょうか。
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どこかしらでみたことのある 雑草たちが50種類。 中にはかわいそうな名前をつけられてしまった 悲しい植物もあったり… でも雑草というのにはちょっと 申し訳ないような生き残りのための テクニックを持っているのが たくさんいます。 そう、子孫繁栄のために 花粉を蠱につけるための工...
どこかしらでみたことのある 雑草たちが50種類。 中にはかわいそうな名前をつけられてしまった 悲しい植物もあったり… でも雑草というのにはちょっと 申し訳ないような生き残りのための テクニックを持っているのが たくさんいます。 そう、子孫繁栄のために 花粉を蠱につけるための工夫をしているものや 一時的に「監禁」をして花粉をべったりつけるような 肝の据わったものも… だけれどもそれが時にあだになるケースも あるのです。 生き物の世界って、複雑ですよねぇ…
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題のとおり、身近な雑草を雑学を交えた語り口で分り易く深く描いた本。細密画がとても美しくて驚くはず。 作者の雑草への愛情が伺えて、押しつけがましくないそれが微笑ましい。 良くある薀蓄本の類ではなくて、あくまでもエッセイ調で押し通しているところが非常に私好み。 庭の片隅なんか...
題のとおり、身近な雑草を雑学を交えた語り口で分り易く深く描いた本。細密画がとても美しくて驚くはず。 作者の雑草への愛情が伺えて、押しつけがましくないそれが微笑ましい。 良くある薀蓄本の類ではなくて、あくまでもエッセイ調で押し通しているところが非常に私好み。 庭の片隅なんかに健気に生きている雑草の姿がよぎって、擬人化されたみたいな親近感がわいてくる。 同じ作者で野菜バージョンもあります。当然こっちもオススメ。 惜しむらくはこれカラーだったら良かったのになあ。絶対綺麗だ。
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一口にいえば、微笑ましい本だ。 著者の人となりが滲み出るようで、草木への愛情も同様に、折々からうかがえる。著者の思い入れこもった比喩やたとえ話で、雑草(著者の本意ではないかもしれないが、こう書く)ひとつが、人間のように個性豊かな存在に感じられ、読んでいて、とても暖かい。 文章は...
一口にいえば、微笑ましい本だ。 著者の人となりが滲み出るようで、草木への愛情も同様に、折々からうかがえる。著者の思い入れこもった比喩やたとえ話で、雑草(著者の本意ではないかもしれないが、こう書く)ひとつが、人間のように個性豊かな存在に感じられ、読んでいて、とても暖かい。 文章は、率直にいえば、単調だ。筆の運びが、どのパートでも同じような論旨展開で、毎度の(やや古くさい感覚の)比喩などには、苦心した工夫の痕がありありと分かる。 だがそれも著者の素朴な人間性だ、と好意的に捉えられる、人の良い文章で、好ましくある。著者の雑草に対する愛情をゆっくりと味わいながら読みたい本だ。
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内容は滅茶苦茶面白い。 期待以上に雑草は強かに生きている。 想像もつかないくらい様々な生き方を編み出している。 春だし、雑草を見に出かけたくなる。 雑草見ながら薀蓄垂れてうざがられたくなる。 子供の頃に何気なく千切ったり抜いたりしてた雑草がいっぱい出てきて嬉しい。 ...
内容は滅茶苦茶面白い。 期待以上に雑草は強かに生きている。 想像もつかないくらい様々な生き方を編み出している。 春だし、雑草を見に出かけたくなる。 雑草見ながら薀蓄垂れてうざがられたくなる。 子供の頃に何気なく千切ったり抜いたりしてた雑草がいっぱい出てきて嬉しい。 子供できたら一緒に雑草で遊びたい。 文章は、比喩を多用してあり、面白い。 その比喩が解り易いかどうかは別問題。 筆者の広いけど深いかどうかはなんとも言えない知識が垣間見えるところに親しみが持てる。 挿絵は丁寧。 だけど、内容と連動して図説して欲しかった。 図がないのでいまいち解り易さに欠ける。 あと、絵だけでは植物を思い出しきれないこともしばしば。 内容は凄く面白いから、価格を上げてでも、カラー写真をつけて欲しかった。
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