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エクセレント・カンパニー の商品レビュー

3.7

15件のお客様レビュー

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2024/02/07

物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。 東大OPACには登録されていません。 貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください 返却:物性研図書室へ返却してください

Posted byブクログ

2022/02/28

1.超優良企業とはなにか?を考えたくて読みました。 2.超優良企業には8つの特徴があります。 ①行動の重視 ②顧客に密着する ③自主性と企業家精神 ④人を通じての生産性向上(ここオモロい) ⑤価値観に基づく実践 ⑥基軸から離れない ⑦単純な組織、小さな本社 ⑧厳しさと緩やかさの...

1.超優良企業とはなにか?を考えたくて読みました。 2.超優良企業には8つの特徴があります。 ①行動の重視 ②顧客に密着する ③自主性と企業家精神 ④人を通じての生産性向上(ここオモロい) ⑤価値観に基づく実践 ⑥基軸から離れない ⑦単純な組織、小さな本社 ⑧厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ これらが備わっていることを前提に日々の仕事をしております。そして、この条件をふまえ、超優良企業とは、新製品を生み出して利益を稼ぎ続けることに加え、あらゆる変化に対応できる器用さも兼ね備えてる企業のことを言います。 本書ではこのような特徴ある企業の成功・失敗について述べられています。 3.合理主義だけでは人はついていかないと最近感じることが多くなりました。とにかく効率を!という考えだけでは人は動かない。なぜならば、効率を上げることで自分の仕事が減っていくからです。そうなれば、自分の役割が減ってしまい、存在価値がなくなってしまうことを恐れるからです。「それなら自分で努力しろよ」とわたしは思ってしまうのですが、人間の現状維持バイアスが出てしまい、「いやーめんどくさいから」と切ってしまいます。 いかに現状維持バイアスを打破できるか、1日にどれだけ違うことに取り組んで実践できて成功と失敗を繰り返せるのか、これに尽きると思いました。

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2021/08/07
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※このレビューにはネタバレを含みます

エクセレント・カンパニー ■超一流企業でやっている事の一般化 ①行動の重視 ②顧客に密着する ③自主性と起業家精神 ④人を通じての生産性向上 ⑤価値観に基づく実践 ⑥基軸から離れない ⑦単純な組織・小さな本社 ⑧厳しさと穏やかさの両面を同時に持つ ■まずは何より「実行」 ・自主性を持って考えて、実践する。 ■価値観を変えていく力 ・新しい価値観を獲得できた企業が生き残り、それが出来ない企業は淘汰 ・環境の変化とともに、価値観を変えていく力が必要 ・ビンから出られないハチにならない。ハエになって色々試す ・戦後の一時期うまくいったからと言って日本的経営にしがみついている姿は、知恵と成功体験を持つ八の群れ ・心のリセット ■オープン化 ・ITとグローバル化による時間と場所の制約がなくなる。 ・自前主義にこだわらず、ハードやソフトを社外からオープンイノベーションする ■日本企業の弱点 ・簡単な合意ですむように、すでに取引実績のある相手とビジネスをしたがる。 ・欧米・米国企業は自らが必要とするものを最も安価に提供してくれる企業であれば、どこの国でも構わないという判断基準 ・初めての相手と意思疎通し、明確で断固としたコミュニケーションの力がないと、オープンソース方式の生産はマネージ出来ない

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2016/07/10

著者の2人はどちらもMBAの学位を持ち、R・H・ウォータマンはマッキンゼー社で21年の実務経験を持つ。訳者は技術者としても豊富な実務経験を持つ、大前研一氏。アメリカの62社をサンプルとして取り上げ、25年間のデータを分析した結果に基づいて書き綴られている。リーダーシップのあり方に...

著者の2人はどちらもMBAの学位を持ち、R・H・ウォータマンはマッキンゼー社で21年の実務経験を持つ。訳者は技術者としても豊富な実務経験を持つ、大前研一氏。アメリカの62社をサンプルとして取り上げ、25年間のデータを分析した結果に基づいて書き綴られている。リーダーシップのあり方について論じている内容が多く、経営分析や経営計画などを偏った合理主義に基づいて推進すれば、生身の人間から構成される組織の活きた要素を取り除いてしまう点を問題提議している。「合理主義的な考え方は、価値観とういものがいかに重要かを忘れさせる」(P103)ということです。 経営研究家のクリス・アージリス氏が1950年代にマトリックス組織の問題点として中間管理者の無力感や資料作成や会議の多さなど組織の非効率性を指摘していたことに触れられているなど、豊富な事例が紹介されており、現在の私たちが生きている組織を見つめなおす視点を養うことができると思いました。組織に関する考察は、時代を超えて参考になるものではないでしょうか。 普段組織で働く社会人にとって、とても多くの気づきが散りばめられているように感じる良書だと思います。

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2014/06/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

言わずと知れた名著、、、という事で読んでみました。 革新的な超優良企業には、以下の8つの基本的特質がある。 1.行動の重視、2.顧客に密着する、3.自主性と企業家精神、4.ひとを通じての生産性向上、5.価値観に基づく実践、6.基軸から離れない、7.単純な組織・小さな本社、8.厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ また 「顧客・市場競争会社に関するしっかりした数値に基づいた客観的全体像を土台としない会社は必ず、権謀術数の複雑さの中で何を優先すればいいかわからない会社」 「合理主義の限界をわきまえる」 「経営をオフィスに閉じ込めない」 「ビジネススクールああふれるほどの才能を持った管理者を生み出し、その才能は企業内で主流とはならない」 「生きるためのwhyを見つけ出したものは、ほとんどいかなるHowにも耐えることができる」 「ある目的意識を人の中に植え付けるということは創造性に対するひとつの大きな挑戦である」 「ある産業の中で、企業が生産性を上げていくプロセスそのものが、その企業の柔軟性と創造性を奪う」 「サービスで第一でやっていけば、利益はおのずからついてくる」 「何かが成し遂げられるときには、かならず、その使命のほかにはなにも考えられない偏執狂的な人間がいるもの」 「いつも新鮮であるためには、現場訪問を続けること、質問をしつづけること、これです。人々あいつもなにを考えてるか、と質問を怠ってはいけないのです」 「自社の価値体系を確立せよ。自社の経営理念を確立せよ。働く人の誰もが、仕事に誇りを持つようにするためになにをしているか自問せよ。」 など示唆に富む内容でした。古い本であり、多くの企業のバイブルにもなった本だと思いますが、振り返って読んでも考えさせられるものはあります。

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2013/07/02

今の時代の話ではないなって感じ。 取り上げている会社も世代が違うというか。 あと、内容が難しくて読むのが退屈。

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2013/04/07

以下まとめ ・優良企業と呼ばれる企業は、事実上の「サービス業」であると定義。品質とサービスが最重点になっている。 ・チャンドラー曰く、「組織は戦略に従う」

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2012/05/25

少し厚くて読了には多少の苦労を伴うが、合理性の限界や、企業のあるべき姿がここに凝集されていたように思う。 さらには、こんな企業で働きたい、そして働くならこのように働きたい、といったイメージを自分の中で掴むことすら出来、とてもタメになった。 豊富な事例もその魅力の一つとして付記して...

少し厚くて読了には多少の苦労を伴うが、合理性の限界や、企業のあるべき姿がここに凝集されていたように思う。 さらには、こんな企業で働きたい、そして働くならこのように働きたい、といったイメージを自分の中で掴むことすら出来、とてもタメになった。 豊富な事例もその魅力の一つとして付記しておく。

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2011/04/24

 第一部 超優良企業の条件 第一章 成功しているアメリカ企業  第二部 新しい理論の構築を求めて 第二章 「合理主義」的な考え方 第三章 人々は動機づけを望んでいる  第三部 基本にもどる 第四章 曖昧さと矛盾を扱う 第五章 行動の重視 第六章 顧客に密着する 第七章 自主性と企...

 第一部 超優良企業の条件 第一章 成功しているアメリカ企業  第二部 新しい理論の構築を求めて 第二章 「合理主義」的な考え方 第三章 人々は動機づけを望んでいる  第三部 基本にもどる 第四章 曖昧さと矛盾を扱う 第五章 行動の重視 第六章 顧客に密着する 第七章 自主性と企業家精神 第八章 “ひと”を通じての生産性向上 第九章 価値観に基づく実践 第一〇章 基軸から離れない 第一一章 単純な組織、小さな本社 第一二章 厳しさと緩やかさの両面を同時に持つ

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2011/02/20

前半は経営論文として一流のものをレビューしている。形としては綺麗な経営書。一方で後半の優良企業の特徴に入ると一般論が先行しだす。  1980年代にミリオンセラーとなった本だが、ビジネスマンは後半の事例に引かれたのだろうか?一方で前半に紹介されている一流書の数々をベースにまとめられ...

前半は経営論文として一流のものをレビューしている。形としては綺麗な経営書。一方で後半の優良企業の特徴に入ると一般論が先行しだす。  1980年代にミリオンセラーとなった本だが、ビジネスマンは後半の事例に引かれたのだろうか?一方で前半に紹介されている一流書の数々をベースにまとめられているとすれば超一流の経営書になり得たと思うが、そういう一連性がいまいち感じられないのが残念。

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