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水滸伝(10) の商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2023/07/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

相変わらずこの小説にはなんでも詰まっている。「塞翁の盾」を彷彿とさせる砲撃の熱さもあった。 正直、展開としては読み易い。ついに呼延灼がでてきて、流れ的にここは梁山泊は大敗すると思った。それでも、晁蓋がここで死ぬのか?と思わせるハラハラ感、高俅が高俅らしすぎてすぐに戦が起こった事。2回目の戦が開始する地点で、高俅は余裕満々で前に出て討ち取られると思っていたが、そこまでの度胸もなかったか。 気になるのは青蓮寺の講和。これがどういう形になるかわからないが、もしかしたら青蓮寺と連携して国をひっくり返す可能性もでてきた。まだまだ見所はこれからで楽しみだ。

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2024/08/12

カラリとした気持ちの良い男、呼延灼のための巻。 手痛い一敗を官軍に喫するも、大きな戦力を得る。 あらすじは代州の将軍であった呼延灼が開封府より、梁山泊に勝てという命を受ける。 ただし、禁軍の高俅が総指揮を執るという条件のもとであった。 呼延灼は対峙する梁山泊軍に対して、遊...

カラリとした気持ちの良い男、呼延灼のための巻。 手痛い一敗を官軍に喫するも、大きな戦力を得る。 あらすじは代州の将軍であった呼延灼が開封府より、梁山泊に勝てという命を受ける。 ただし、禁軍の高俅が総指揮を執るという条件のもとであった。 呼延灼は対峙する梁山泊軍に対して、遊軍の林冲と史進を上手く誘い、連環馬を用いて、晁蓋をあと一歩のところまで追い詰め、勝利をもぎ取る。 高俅は、呼延灼を帝への報告に行かせてある間に、梁山泊に連環馬で攻め入るが、見事にやられる。 戦敗を受け、呼延灼の一行は梁山泊に加わることになり、梁山泊は敗北で将を失うも、新たに強力な戦力を得た。

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2014/02/20

第10巻読了 梁山泊に対するは、地方軍の呼延灼将軍。 戦いが始まり、晁蓋を寸でのところまで追い詰めるも武松、李逵、燕青の活躍に阻まれる。しかし勝負には勝つが高俅に足を引っ張られ、梁山泊軍に降る。 梁山泊の編成は李俊が水軍を率い、呼延灼が本体の総指揮にあたることになった。

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2013/09/04

号泣だった。それぞれの生き様に涙が出てきて仕方がない。「水滸伝」は中国でもいじられること無く、ほぼ原形を保った状態で語りそして描かれている。先日読んだものもそんな感じで面白味などまるで感じない。 正直クライマックスは続編に来るような気もするのだが、やはりこの水滸伝はじわじわと近...

号泣だった。それぞれの生き様に涙が出てきて仕方がない。「水滸伝」は中国でもいじられること無く、ほぼ原形を保った状態で語りそして描かれている。先日読んだものもそんな感じで面白味などまるで感じない。 正直クライマックスは続編に来るような気もするのだが、やはりこの水滸伝はじわじわと近づいてくる禁軍最高の実力者の童貫との最終決戦であろう。 「女を守れない男だといわれたくない」 ような台詞を扈三娘に吐き己の命と引き換えに散った「林沖」やっぱり一番好きですね。6万の軍に包囲された林沖率いる黒騎兵の旗手であった郁保四と共に散る。 この黒騎兵と遊撃隊の中には重要人物である史進、索超、馬麟、扈三娘、徐寧、そして楊令いた。戦の中心はこの騎馬隊になってくるので、それぞれに思い入れは強いが、北方水滸伝が他の作品と違うのはすべての登場人物がタイトルロールであってそれぞれにドラマがある。 例えば軍の人選に当たっても細かな角度からそれぞれを眺め適材適所に振り分けられる。ただ指示がでてるのではなく、なぜかということまで書かれ読者を納得させてくれる。騎馬隊の華やかさに比べ歩兵の地味さはラグビーで言えばFWのように思える。彼らがいるから戦える。そんな思いを誰もが忘れず戦っているシーンはなんともいえない。本当に泣けるのだ、しかも人物に記憶がないと遡ってまた読んだりとそれを流して前に進むことの出来ない名作に感じる。 武人の物語、文人の物語、女性の物語もあれば、凄いのは職人の物語もある。それぞれに命を懸けた壮大な物語です。男なら読め!といった感じです。まさに北方ワールドの集大成のように感じられます!

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2013/07/08

施恩と李袞の人柄がどちらも好きだった。 仲間になって間もないのに、大した活躍も描かれず死んでしまったのが悲しい。 林冲は段々べジータに思えてきた 笑 張青という今までにない一般人な同志が現れた。 スネ夫的なキャラ。今後の活躍に期待!

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2010/11/26

官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼将軍に出撃命令を下した。呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫に宣言し、韓滔らとともに、戦の準備を着々と進めていく。凌振の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。一方、梁山泊は晁蓋自らが本隊を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。精強...

官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼将軍に出撃命令を下した。呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫に宣言し、韓滔らとともに、戦の準備を着々と進めていく。凌振の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。一方、梁山泊は晁蓋自らが本隊を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。精強な軍同士の衝突が、静かに始まろうとしていた。 北方水滸、血戦の第十巻。

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2010/11/22

19巻にまとめて記載。 http://booklog.jp/users/osamu0919/archives/4087747824

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2009/10/04

地方軍に埋もれていた名将・呼衍灼が登場! 代州軍を率いて梁山泊との決戦に挑み、\\\"連環馬\\\"で梁山泊軍を翻弄。 旅をしていた武松と李逵は、呼衍灼の親友で民兵を率いる韓滔と彭玘に接触し、友人となる。 禁軍の砲兵隊を率いる轟天雷・凌振...

地方軍に埋もれていた名将・呼衍灼が登場! 代州軍を率いて梁山泊との決戦に挑み、\\\"連環馬\\\"で梁山泊軍を翻弄。 旅をしていた武松と李逵は、呼衍灼の親友で民兵を率いる韓滔と彭玘に接触し、友人となる。 禁軍の砲兵隊を率いる轟天雷・凌振は、大砲の弱点の克服に苦悩しつつも戦で役立てようとするが、そんな彼に梁山泊からの接触。 高俅の愚劣さが、意外な効果を発揮しましたね(^O^) 料理の得意な李逵が女性陣にモテモテ(*^m^) ニン、トン♪

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