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エクスペクテーション投資入門 の商品レビュー

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2020/07/14

古本は高いし、地元の図書館にはないので原著を読んだ上でのレビュー。 投資は言ってしまえば本質的価値と価格の差をとりにいくものだ。 自分のビューだけで本質的価値を追い求めるのもありだが、ある程度市場は効率的だと思えるのなら、何が折り込まれているかを知ることは有意義なはずだ。 何が...

古本は高いし、地元の図書館にはないので原著を読んだ上でのレビュー。 投資は言ってしまえば本質的価値と価格の差をとりにいくものだ。 自分のビューだけで本質的価値を追い求めるのもありだが、ある程度市場は効率的だと思えるのなら、何が折り込まれているかを知ることは有意義なはずだ。 何が織り込まれているかを価格(現在の株価)からバックエンジニアリングしようというのが本書である。 何となくできそうと思える考え方ではあるが、本書はその道筋を明快に示している点で良書だといえるだろう。確かにDCFでは変数が多くなりすぎるし、マルチプルでは単純化しすぎ感があるので、妥当なモデルではないだろうか。ちなみに本書のモデルを少し単純化して式変形すれば、鉛筆と紙だけあればインプライド成長率を出せそうである。 (Twitteで、PBRの分解の利用を提案いただいた。詳しくはこちらhttps://www.eval.tech/Valuation-Multiples-A-Primer.pdf のp15, Table7参照。) 一方で、星5でないのは例が少ないのと、思っていたよりも内容がなかったから。期待値が高かっただけかもしれない。

Posted byブクログ