時宗(巻の四) の商品レビュー
読んだきっかけ:Amazonで中古で買った。 かかった時間:5/13-5/24(12日くらい) あらすじ:ついに蒙古が来襲した。対馬沖に現れた三万数千人の大船団。国の命運をかけ、執権・時宗は父・時頼の遺した途方もない秘策に出た。兄・時輔らが率いる九州武士団を軸に、日本軍は...
読んだきっかけ:Amazonで中古で買った。 かかった時間:5/13-5/24(12日くらい) あらすじ:ついに蒙古が来襲した。対馬沖に現れた三万数千人の大船団。国の命運をかけ、執権・時宗は父・時頼の遺した途方もない秘策に出た。兄・時輔らが率いる九州武士団を軸に、日本軍は蒙古軍と激戦を重ねていく。誰のため国を守るのか。国とは何か。歴史の転換期を生きた男たちを圧倒的迫力で描く怒涛の完結編!(裏表紙より) 感想: 高橋克彦氏の北条氏もの4巻。蒙古来週から追い出すまで。教科書で習った2度の神風を詳しく描写してます。 なるほどと思わせるところあり。 ただ、最終巻、ほとんど時宗関係ないような…。 執権は鎌倉で報告を聞く(しかも半月遅れの)だけだからな…。 面白かったけど、今ひとつ感情移入に難しい本でした。
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ついに蒙古襲来。 時宗の父、時頼の時代から、蒙古襲来に備えて国をひとつに纏めることに心血を注いできた北条氏。 決して表舞台に出る事はないけれど、元の都、大都での時輔や太郎による諜報活動。 外敵に対し命を捨てて国を守ろうする、九州の御家人達を中心とした軍団。 それら全てが鮮明に描かれています。面白くて一気読みしました。 1~4巻を通して、大変面白くて熱い小説でしたが、 登場人物のキャラの濃さやお話の内容と小説タイトルがぴったりと合っていないと、 個人的に感じています。
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時宗さん完結編。さらりと読めてしまう。 元寇あたりは正直歴史としては好きではない分野だったので結構「へーっ」って納得して読めた。 美化しすぎなのはまぁ、仕方ないってことで。
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2010/10/5 Amazonより届く 2011/6/27〜6/28 いよいよ、最終巻。二回に渡る元寇が描かれるが、高橋氏は勝因に神風を描かない。時宗誕生時よりいかに外難を防ぎ国を建てるか、に苦心してきた北条氏と国難に向い利害を捨てて一致した御家人達の勝利である、と描く。歴史...
2010/10/5 Amazonより届く 2011/6/27〜6/28 いよいよ、最終巻。二回に渡る元寇が描かれるが、高橋氏は勝因に神風を描かない。時宗誕生時よりいかに外難を防ぎ国を建てるか、に苦心してきた北条氏と国難に向い利害を捨てて一致した御家人達の勝利である、と描く。歴史にたられば、は厳禁ではあるが、もしこのとき、元が日本侵略に成功していたら、いったい今の日本はどうなっていたのであろうか?中国の一つの省?あるいは後に独立をかけた戦争をしていたのであろうか。 本書のタイトルは「時宗」であるが、あまり時宗はキャラ立ちしていない。むしろ、兄の時輔や太郎などの方がよっぽどキャラ立ちしている。 しかし、高橋さんの描く男は、いつもながらに格好良すぎるなあ。相当なロマンチストなんだろう。
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・4/19 読了.やっぱりこの人の本は感情に溢れていて感動する.劇的でいい.ここまで賢くなれたらいいだろうなと思うような登場人物が多いけど、本当にそうだったかは分からないだろうな.
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高3のとき、当時の大河ドラマ「時宗」が好きすぎて図書室の司書さんにリクエストして借りた本。ドラマとちょっと違ってよくわからなかった(笑)
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