企業戦略論 競争優位の構築と持続(下) の商品レビュー
【メモ】 ・戦略的提携のタイプ ①業務提携 ②ジョイント・ベンチャー ③業務・資本提携 ・戦略的提携を促す、企業間の範囲の経済 ①規模の経済の追求 ②競合からの学習 ③暗黙的談合の促進 ④低コストでの新規市場参入 ⑤低コストでの新規市場参入 ⑥新たな業界もしくは業界内新セグメン...
【メモ】 ・戦略的提携のタイプ ①業務提携 ②ジョイント・ベンチャー ③業務・資本提携 ・戦略的提携を促す、企業間の範囲の経済 ①規模の経済の追求 ②競合からの学習 ③暗黙的談合の促進 ④低コストでの新規市場参入 ⑤低コストでの新規市場参入 ⑥新たな業界もしくは業界内新セグメントへの低コスト参入 ⑦業界もしくは業界内セグメントからの低コストでの撤退 ⑧不確実性の対処 ・戦略的提携の裏切り ①逆選択 ②モラル・ハザード ③ホールドアップ ・多角化の類型 ①限定的多角化 ②関連多角化 ③非関連多角化 ・企業が多角化戦略を実行する動機 ①事業運営上の範囲の経済 ②財務上の範囲の経済 ③反競争的な範囲の経済 ④従業員とステークホルダーの多角化インセンティブ ・持続的競争優位性となるような多角化戦略は、戦略そのものの優劣だけでなく、その稀少性と模倣困難性に依存する。多角化戦略の稀少性とは、多角化を通じて同じ範囲の経済を実現している競合企業の数に依存する。模倣は、直接的複製や代替を通じて行われる。複製するコストが大きい範囲の経済は、コア・コンピタンス、内部資本配分、多地点競争、市場支配力などである。 ・エージェンシー・コストの源泉 ①経営者特典 ②経営者によるリスク回避 ・マネジメント・コントロール・システム ①事業部パフォーマンスの評価 ②中間製品の事業部間での移転 ・M&Aを行おうとする理由 ①生産コストや流通コストの削減 ②財務的な動機 ③製品市場における市場支配力の獲得 ④ターゲット企業の非効率的な経営陣を排除 ・国際戦略を追求する企業にとって潜在的に価値のある範囲の経済 ①既存製品やサービスに対する新規顧客の獲得 ②安価な生産要素へのアクセス確保 ③新たなコア・コンピタンスの形成 ④現行のコア・コンピタンスを新たな方法で活用する ⑤企業リスクの軽減
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現代の戦略論の古典である本書を取り上げる際に、資源ベース理論と呼ばれるが、本質は競争優位の獲得であり、本館において全社戦略(企業戦略)を扱っているので、その競争優位の部分が顕著に現れてくる。 本書を読んでいると、特に国際戦略の部分で、現在のアメリカの”ビジネスマン”大統領の政...
現代の戦略論の古典である本書を取り上げる際に、資源ベース理論と呼ばれるが、本質は競争優位の獲得であり、本館において全社戦略(企業戦略)を扱っているので、その競争優位の部分が顕著に現れてくる。 本書を読んでいると、特に国際戦略の部分で、現在のアメリカの”ビジネスマン”大統領の政策が、理論と実態からかけ離れた馬鹿げた迷惑なものであるかということがよく理解できる。およそグレイトな”ビジネスマン”とはとても呼べそうにない。「バカな」が「なるほど」となる未来は来ないであろう。
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下巻 11章:戦略的提携 12章:多角化戦略 13章:多角化戦略の組織体制 14章:合併買収 15章:国際戦略 下巻は、他社と協力していくか、取り込んでいいくかをまとめてくれていた。 行ったときの価値、行うための方法や組織体制まで踏みこんでくている。
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J.B.バーニーによる企業戦略の名著。全三巻、1000ページを超える重厚なシリーズだが、翻訳本特有の読みにくさがない。訳が非常にこなれている。訳者である岡田氏はバーニーに学んだ方だそうだ。名著に名訳。ありがたい。
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多角化や合併買収、国際戦略について述べられている。 それでも、上巻中巻に記載されていることから一貫しており、何を以て差別化するのか、希少性を得られるのか、価値あることを提供できるのかが問われ続けている。
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企業戦略論のバイブルの下巻。全社戦略編ということで、複数事業を運営することで競争優位を築くための事業領域の拡張方法や複数事業の運営方法を考察する。 事業戦略編と同様に、それぞれの全社戦略の定義とVRIO(どんな競争優位か、稀少性や模倣困難性はあるか、どのような組織体制で進めるのが...
企業戦略論のバイブルの下巻。全社戦略編ということで、複数事業を運営することで競争優位を築くための事業領域の拡張方法や複数事業の運営方法を考察する。 事業戦略編と同様に、それぞれの全社戦略の定義とVRIO(どんな競争優位か、稀少性や模倣困難性はあるか、どのような組織体制で進めるのが効果的か)の観点からの分析について書かれている。 以下は覚書。 ■第11章 戦略的提携 他社と協業するもの。暗黙的談合とは違い、交渉等により明らかな協力関係を構築する。大きくは資本関係の有無で提携と合弁会社の2パターンについて述べている。また、協力関係の裏切りについても、メリット・デメリットを考察している。 ※キーワード: 範囲の経済、シナジー ■第12章 多角化戦略 複数事業を自社で運営するもの。本書のメインと言っていいと思う。ボリュームが多く、組織体制については次章に書かれている。最初に多角化の分類から入っているが、基本は事業間の関連性の有無で関連・非関連多角化の2パターンと思ってよい。特にポイントになるのは、生産、物流などバリューチェーン上の機能を複数事業間で共有してコスト優位を築く活動の共有、コア・コンピタンスをベースにした多角化、の2つと思う。事業リスクの分散についても考察している。 ※キーワード: コア・コンピタンス ■第13章 多角化戦略の組織体制 前章の続き。複数事業を運営する際のコーポレートと事業の役割分担のあり方についてがメインの論点。大手企業に勤めていると、ふむふむと読める。各事業にどれだけのリソースを配分するかの予算編成の話や組織の力学の話もあり、おもしろい。 ■第14章 合併買収 流行りのM&A。M&Aによって単なる足し算以上の価値が得られるか、競合他社とのM&Aを巡る駆け引き、M&A後に効果を刈り取るための事業運営などなど。ここもおもしろい章。コーポレートの企画で一番おもしろいところじゃないかなと個人的に思う。 ■第15章 国際戦略 複数の国で事業運営をするもの。ちょっと他のと比べると違和感があるが、輸出ではなく現地法人の設立を考えるなら全社戦略に入るのも納得。現地のニーズに合ったサービス供給(現地適応)と国を越えて範囲の経済を実現することのバランス、各国の政治リスク等について考察している。
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大学の教科書のひとつ。 すごく面白くて、読了した。 しかし、社会人になっては活かされず…。 人生は難しい。
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目次 第11章 戦略的提携 戦略的提携の類型 戦略的提携の経済価値 ほか 第12章 多角化戦略 多角化の類型 多角化の経済価値 ほか 第13章 多角化戦略の組織体制 エージェンシー・コスト 組織構造 ほか 第14章 合併買収 M&A戦略の経済価値 M&Aと持続的競争優位 ...
目次 第11章 戦略的提携 戦略的提携の類型 戦略的提携の経済価値 ほか 第12章 多角化戦略 多角化の類型 多角化の経済価値 ほか 第13章 多角化戦略の組織体制 エージェンシー・コスト 組織構造 ほか 第14章 合併買収 M&A戦略の経済価値 M&Aと持続的競争優位 ほか 第15章 国際戦略 国際戦略の経済価値 国際戦略と持続的競争優位 ほか
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下巻では全社戦略を扱っている。 中巻で登場した様々な経済学的なツールを使って、全社レベルの分析がなされる。 11章の戦略的提携は中巻10章の暗黙的談合と6章の垂直統合との関連性が深い。12章、13章では多角化が扱われるが、多角化戦略の組織体制を扱う13章では、エージェンシーコス...
下巻では全社戦略を扱っている。 中巻で登場した様々な経済学的なツールを使って、全社レベルの分析がなされる。 11章の戦略的提携は中巻10章の暗黙的談合と6章の垂直統合との関連性が深い。12章、13章では多角化が扱われるが、多角化戦略の組織体制を扱う13章では、エージェンシーコストや報酬といった経済学的テーマが取り上げられている。 14章の買収戦略は前半はコーポレートファイナンスの復習だが、組織体制に関する議論は興味深い。 15章の国際戦略は類書ではあまり扱われていないテーマである。 下巻が難しく感じたら、中巻の6章と10章あたりを再読すると良いかもしれない。
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下巻は、全社戦略ということで、戦略的提携など企業の境界についての話題が多い。ここでもRBVを下敷きにして説明されているので理論が一貫して分かりやすい。 上中下三巻を通して読めば戦略論で最低限必要とされる知識がたいてい網羅できると思う。RBV以外の理論もちゃんと説明されてぬかりな...
下巻は、全社戦略ということで、戦略的提携など企業の境界についての話題が多い。ここでもRBVを下敷きにして説明されているので理論が一貫して分かりやすい。 上中下三巻を通して読めば戦略論で最低限必要とされる知識がたいてい網羅できると思う。RBV以外の理論もちゃんと説明されてぬかりなけれど、ベースは RBVだから理論が一貫している。だから、3巻で1000ページくらいはあるのにとても読みやすくて通読するの苦にならないから、最初の教科書として最適。記述もとても厳密で明解だから後々参照するのにもいい。3冊あわせて7000円超えて高いように見えるけど、それだけの価値がある本です。
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