まともな人 の商品レビュー
養老さんの毒舌っぷり…
養老さんの毒舌っぷりに感心します!社会や政治に対しての言葉が、とてもためになりました。ちょっぴりおじいちゃんだなぁと思わせる時もあっておもしろかったです笑
文庫OFF
中央公論に連載された…
中央公論に連載された「鎌倉傘はり日記」を新書にまとめたものです。独自の視点から様々なことについて述べられており、にやりとする点が多々あります。印象に残っているのは、「二人の経済学者がこれからの日本について白熱した討論をし、終わったときに側にいた理科系の先生が一言『金の話ばかりじゃ...
中央公論に連載された「鎌倉傘はり日記」を新書にまとめたものです。独自の視点から様々なことについて述べられており、にやりとする点が多々あります。印象に残っているのは、「二人の経済学者がこれからの日本について白熱した討論をし、終わったときに側にいた理科系の先生が一言『金の話ばかりじゃないか、だから日本が滅びるんだ』と言った」という感じのくだりがあり、そこが印象に残っています。
文庫OFF
おすすめ
テロリストについて、あるいは家族関係や学問について。内容は多岐に渡るが、根底に流れる養老氏の視点は変わらない。同じ出来事、現象を前にしても、視点が変われば世界の見え方も変わってくる面白さを体感できる。
zxc
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※このレビューにはネタバレを含みます
「ループをモデル化することが学習」、「供給能力が有り余っている」、「テロリズム自作自演」、「鉛筆を落としたら拾ってはいけない。それを拾う人の仕事を奪うから。」、「少子化<ー子供はいらないと思っている<ー将来に悲観的」、「今の北朝鮮と戦時中の日本は一緒」
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本書は『中央公論』に連載された時評をまとめたものである。紙の本が2003年に出版されているので、その辺りまでの時事を養老先生はどう読み解くのか。興味深く読んだ。本書はKindleで読んだ。本書を読みながら寝るのが習慣だった。 養老先生の本は面白い。つねに学びがある。 当時特有のテ...
本書は『中央公論』に連載された時評をまとめたものである。紙の本が2003年に出版されているので、その辺りまでの時事を養老先生はどう読み解くのか。興味深く読んだ。本書はKindleで読んだ。本書を読みながら寝るのが習慣だった。 養老先生の本は面白い。つねに学びがある。 当時特有のテーマもあるが、今だに繰り返し話題になるテーマを論じていることもある。それら全てに深みがあり、学びがあり、面白かった。 脳が求めるのは「予測と統御」であり、これを「こうすればああなる」という大和言葉にするのに10年かけたと養老先生は言う。 その意味で本書の時評は「予測を超える」内容であるがゆえに面白いのだと思った。 それまでの予測を超えたものを掴むこと、それが学習の面白さかもしれない。 状況に応じて判断枠組、思考枠組を柔軟に組み換えること。内田樹はそれを知性と言った。
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「メタ欲望が肥大化するのは、それが単純な身体的欲求を置換するからであろう。しかし単純な欲求は、単純であるだけに別なものでそれを満たすことができない。別なものでそれを満たそうとしたとき、無限欲求の地獄におちいる。満腹中枢が壊れているならともかく、それが機能している人なら、食べ過ぎるはずはない。別な欲望を食べることによって満たそうとして過食におちいる。なぜそうなるかというなら、自分の身体の声が素直に聞こえてこないからであろう。その意味で、現代こそ心の時代そのものだ、というしかない。」
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ついつい探してしまふ、養老先生の本。 時世は移ろふ。考へることは、ひとや時間や場所に関係ない。それが本当のことだからだ。本来なら、かういつたことを話さなくても、彼は変はらず虫を採り続けてゐただらう。 しかし、正直時世に対する考へなどどうでもよいと思ふときがある。読めば読むほど、ど...
ついつい探してしまふ、養老先生の本。 時世は移ろふ。考へることは、ひとや時間や場所に関係ない。それが本当のことだからだ。本来なら、かういつたことを話さなくても、彼は変はらず虫を採り続けてゐただらう。 しかし、正直時世に対する考へなどどうでもよいと思ふときがある。読めば読むほど、どうでもよくなる。このひとにかういふことを語らせるために時間を使ふことが非常に惜しいと感じる。何かが存在するとは、生きること死ぬこと、もつとさういふことを聞きたいし、彼のことばでどう表現されるのか聞いてみたいと強く思ふ。 彼が時世のことを語れば語るほど、時世のことなどどうでもよくなつてしまふ。世のことを真剣に考へれば考へるほど、世のことがどうでもよくなつてしまふ。世の中身よりも、世の形式、それがそれであるところのことの方がよつぽど興味がわいてきてしまふ。 かうなつてしまつた以上、せつかく買つた本にも関はらず、ひょいと投げ出して、じつと思考の宇宙に漂つてゐる。 自分にできることを続ける。それは魂の気質といつたらよいだらうか。そうなつてしまつてゐるものに対して、世の中とどう折り合いをつけるか。養老先生を読むたびに、考へる。そして、ああやつぱりさうとしかならないなと一周まわつてすとんと着地する。これでよし。
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この人の本は共感できることが多い。私よりも多く苦労をし時代を観てきた重さがあるように思う。個人的にこころに留めておきたい考え方が記されていた。
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「あたりまえ」ってなんだろうか。なかなか答えることが難しいと思う。この本は、世の中のいろいろなことに対して著者が定点観測(実際に生身の人間が定点を持っていることに対する疑問はとりあえず置いておく)し、この「あたりまえ」に対して考察してゆく。悪くないが、まともではない人には通じませ...
「あたりまえ」ってなんだろうか。なかなか答えることが難しいと思う。この本は、世の中のいろいろなことに対して著者が定点観測(実際に生身の人間が定点を持っていることに対する疑問はとりあえず置いておく)し、この「あたりまえ」に対して考察してゆく。悪くないが、まともではない人には通じません。
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若干の読みにくさはあるが、著者独特の語りが癖になる。そう言えば死の壁以来だなあ、この人の本を読むのは。
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