受難 の商品レビュー
この人の作品は一度読…
この人の作品は一度読んでみたいと思ってたんだけど、どれを読めばいいのか・・・と迷って、とりあえず代表作を読んでみた。内容はかなりギャグっぽかったけど、恋愛、付き合うということをかなり客観的に分析しているシーンはすごく鋭いと思った。主人公がかなりいい人なので、最後に幸せになれてよか...
この人の作品は一度読んでみたいと思ってたんだけど、どれを読めばいいのか・・・と迷って、とりあえず代表作を読んでみた。内容はかなりギャグっぽかったけど、恋愛、付き合うということをかなり客観的に分析しているシーンはすごく鋭いと思った。主人公がかなりいい人なので、最後に幸せになれてよかったなぁ
文庫OFF
処女のフランチェス子…
処女のフランチェス子の秘所に突如人面瘡の古賀さんが現れる。彼?と彼女との会話で世間の恋愛が痛烈に皮肉られ、そして悟った彼女に最後に訪れた奇跡とは?放送禁止用語頻発、恐ろしく笑えて最後に感動の?嵐。
文庫OFF
この人の作品はどれも非常に個性的ですね、直木賞候補にもなったらしいですがさすがにこの作品ではダメ出しが多かったよう
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私はよくわからなかったなぁ。 エリーゼのためにをやり始めた辺からは、ふむふむってなったけど、、 電車で読むの恥ずかしいくらいには下ネタだらけ。 いや、ここまで堂々と色々書いてあると、下ネタって言うのも違うのかもな。 食事睡眠家事洗濯、、と同じテンションで下の話を普通にしてる。 と...
私はよくわからなかったなぁ。 エリーゼのためにをやり始めた辺からは、ふむふむってなったけど、、 電車で読むの恥ずかしいくらいには下ネタだらけ。 いや、ここまで堂々と色々書いてあると、下ネタって言うのも違うのかもな。 食事睡眠家事洗濯、、と同じテンションで下の話を普通にしてる。 というか下の話しかしてない。 何年かしてからもう一回読んでみようかなぁ
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フランチェス子に魅了され、ちょいと泣けてきたりする。 が、古賀さんとのやり取り、他のキャラクター達など、普通に笑わせてくれる作者の力量に心が転がされる。
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米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」を読んで本書と作者を知った。確かに今までに無いような「打ちのめされるようなすごい本」だった。 のっけからすごい展開だったけど、フランチェス子と古賀さんのやり取りから色々と考えさせられる内容があった。 さすがに映像化できないよね(笑)...
米原万里さんの「打ちのめされるようなすごい本」を読んで本書と作者を知った。確かに今までに無いような「打ちのめされるようなすごい本」だった。 のっけからすごい展開だったけど、フランチェス子と古賀さんのやり取りから色々と考えさせられる内容があった。 さすがに映像化できないよね(笑)って思ってたら、映画化されててびっくり(笑)色んな意味で刺激のある一冊でした。
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女性の局部にできた悪態を吐く人面瘡(笑) なんとも凄まじい設定にどうなる事かと思いましたが、読み進めるうちに姫野さんが言いたいことが分かってくるような気がします。 余りに極端な設定、笑いを誘う罵詈雑言。ふざけて居るようで、その中にちゃんと言いたいことを込めて行く。 こんな手法もあ...
女性の局部にできた悪態を吐く人面瘡(笑) なんとも凄まじい設定にどうなる事かと思いましたが、読み進めるうちに姫野さんが言いたいことが分かってくるような気がします。 余りに極端な設定、笑いを誘う罵詈雑言。ふざけて居るようで、その中にちゃんと言いたいことを込めて行く。 こんな手法もあるんだな。 なかなか面白い話でした。 映画化されてるんですね。 どんなになるんだろう。 映像化されると単なるおふざけになりそうで、あまり見てみようとは思わないけど。
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新しい小説の世界を見た!というくらい新鮮な小説でした。 放送禁止用語をこんなにも堂々と連呼している小説。しかも、フランチェス子と古賀さんの会話が噛み合ってないようで、でも成立している不思議な感じ。 そして、終わり方も予想とは違って面白かった。 期待していたくらいにこの小説にのめ...
新しい小説の世界を見た!というくらい新鮮な小説でした。 放送禁止用語をこんなにも堂々と連呼している小説。しかも、フランチェス子と古賀さんの会話が噛み合ってないようで、でも成立している不思議な感じ。 そして、終わり方も予想とは違って面白かった。 期待していたくらいにこの小説にのめりこんで読んだというものではなかったけれども、読みやすかった。
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奇想天外な設定で、お下品満載だが、宗教的でも 聖書の知識がある方がいいかもしれない 個人的にはあんまり楽しめなかった
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ゲームメーカーの女性プログラマーを主人公にしたファンタジーです。 主人公の勤務形態が嘱託なので、在宅勤務。独り暮らしなので滅多に人と会うこともありません。早くに両親と死別し、きょうだいもいない彼女は、戒律厳しい修道院で育ちました。成人して後は、友達から「フランチェス子ちゃん」と呼...
ゲームメーカーの女性プログラマーを主人公にしたファンタジーです。 主人公の勤務形態が嘱託なので、在宅勤務。独り暮らしなので滅多に人と会うこともありません。早くに両親と死別し、きょうだいもいない彼女は、戒律厳しい修道院で育ちました。成人して後は、友達から「フランチェス子ちゃん」と呼ばれるほど(結果として)禁欲的な生活を送っています。 そんな彼女のファンタジーは、哀れ股間に人面瘡が出来てしまう喜劇。しかも人面瘡はしゃべります。何をしゃべるかと言えば、恵まれた容姿にもかかわらず、禁欲的な生活を送っているフランチェス子ちゃんを人面瘡が「ダメ女、ダメ女」と、替え歌にして繰り返して歌います(笑)。そんなふうに、なじりながら歌います。喜劇です。 奇想天外な、この喜劇は第117回直木賞候補となりました。惜しくも受賞は逃したものの、僕は奇想天外さに微笑みながら、いつのまにか一気に読んでいました。そして、読み終わると、心がほんのりと温かくなっている事に気づきました。まさしくファンタジーでした。 特に結末が好きです。本書のストーリー展開を考えると、前段で「喜劇です。」と書いた以上の概要説明は出来ないのですが「概要説明が出来ない」と書いた事で察して欲しい本書の結末は、単なる喜劇で終わらない、奇想天外さにビックリした僕の裏をかく意外さで、心温まるファンタジーなのでした。 殺伐とした現実社会を生きるOLのみなさんや、若い独身サラリーマンにお勧めしたい一冊。と言うのも、殺伐とした現実を生きている僕が、現実さながら迫真に満ちたビジネス世界の駆け引きや、職場の同性間に見られる陰湿ないじわるをリアリティー豊かに物語る小説ばかりを求めるものではないからです。時には、夢の中のように、ここちよいお話しを求めたくなるからです。 苦労は買ってでもしろ。と、よく言われますが、求めもせずに押しつけられた苦労を背負っている人には、清涼剤の一服も必要だろうと思うのです。 殺伐とした現実に疲れたみなさんには、だましてでも読んでもらいたいファンタジーでした。 ちなみに「受難」とはイエス・キリストの受難。新約聖書マタイ伝第27章。 裁判に掛けられたイエス・キリストは、偽証により死刑を宣告される。イエスを銀貨三十枚で売ったユダは罪を悔やんで首つり自殺。偽証に反証しないイエス・キリストは、死刑に甘んじるが、裁判長は無実を知って、裁かず、群衆に委ねた。群衆は、イエスをむち打ち、着衣を剥ぎ、いばらの冠をかぶせ、右手に葦を持たせた。つばを吐きかけ、頭を叩き、十字架を背負わせた。罵り、あざけり、ついには十字架に磔。磔になりながら、なぜか最後に「どうしてわたしを見捨てるのですか。」と神に叫んだイエス・キリストは絶命する。 というような、イエス・キリストの逮捕・処刑一連の「受難」を指す。 文庫の解説は、米原万里。いろいろな読み方が出来るファンタジーの、楽しみを広げてくれる解説です。
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