依頼人 の商品レビュー
決断を迫られ、悩んだ…
決断を迫られ、悩んだマークは全所持金一ドルで、女性弁護士レジーに弁護を依頼。映画でもありますよね。
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少年マークの子どもと…
少年マークの子どもとは思えない機知と行動力。これが愛する家族と自分自身を窮地から救います。弁護士が何十万人もいるなかから、もう一人の主人公女弁護士にめぐり合えたのも母親思いのマーク少年に幸運の女神が手を差し伸べたからでしょう。マーク少年を応援せずに入られない手に汗を握るジョン・グ...
少年マークの子どもとは思えない機知と行動力。これが愛する家族と自分自身を窮地から救います。弁護士が何十万人もいるなかから、もう一人の主人公女弁護士にめぐり合えたのも母親思いのマーク少年に幸運の女神が手を差し伸べたからでしょう。マーク少年を応援せずに入られない手に汗を握るジョン・グリシャムの傑作です。
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▼ジョン・グリシャムは「「グレート・ギャツビー」を追え」という一冊だけ過去に読んだことがあって、それは正直、それほどは面白くなかったんです。 「依頼人」を読むきっかけは多分、アタック25の児玉清さんが薦めておられたのをどこかで読んだこと。児玉さんは米英エンタメ小説の「読み手」とし...
▼ジョン・グリシャムは「「グレート・ギャツビー」を追え」という一冊だけ過去に読んだことがあって、それは正直、それほどは面白くなかったんです。 「依頼人」を読むきっかけは多分、アタック25の児玉清さんが薦めておられたのをどこかで読んだこと。児玉さんは米英エンタメ小説の「読み手」としてもつとに知られていましたね。その児玉さんの、「依頼人」の薦めようが、エライこと熱かったんです。 ▼で読んだんですが、児玉さんに感謝。おもしれえ…。久々の「徹夜本」という感じでした。頭から最後までダレ場なし。テンポ良し。ジェットコースター、予測不可。極上の一冊。しばらくは、グリシャムさんの代表的サスペンス/ミステリーを読んでいく、という楽しみができました。 ▼ちなみに、少年マークと中年女性弁護士レジ―の物語なのですが、個人的には脳内でレジ―は映画「グロリア」(1980)のジーナ・ローランズ(当時50歳)そのものでした。でまあ、敢えてこの小説になにかしら冷や水をかけるとしたら、役柄が「半ば裏社会にぶら下がっているやさぐれた女」なのか、「弁護士」なのかという違いだけで、「やばいことを知ってしまった少年を、暴力から孤軍奮闘守り抜くたくましい中年女性」という意味では、まあ「グロリア」のパクリって言われても仕方ないんですよね。まあただ、そんな趣向の物語商品はきっとほかにもいっぱいあると思うんですが、「グロリア」が、これまた圧倒的に面白いからどうしてもそれは頭をよぎってしまいました(笑)。 それだけ、脚本監督のジョン・カサヴェテスと、ジーナ・ローランズのご夫婦が偉大である、ってことで・・・。
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ジョングリシャムの最初に読んだ作品。ストーリーや、キャラの設定も明快で、テンポもとても良く、スピード感のある作品。最初から映画化を意識して書いてるんじゃ無いかな、と思わせる様な作品。実際頭にそのシーンが浮かぶ。やはり、映画化されたが、映画もなかなかの出来だった。
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劇的な展開はないものの、中盤以降が特に面白かったです。 アメリカの司法システムを肌で感じることができました。
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初めて呼んだグリシャム作品。 話の基礎部にアメリカらしい点が見えているけど、そこがよりリアリスティック
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ミステリを読まないあたしに、と勧められた本。トリックがどうとかより、人物・背景描写が丁寧だったのがよかった。
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