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海賊島事件 the man in pirate's island の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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2009/10/04

“ミステリの殻をかぶったファンタジィ”第三弾。今回は密室殺人だが、肝心の殺人事件のほうは影が薄い。1巻『殺竜事件』でも出てきたインガ・ムガンドゥ三世にスポットが当たっているが、こっちのほうが遙かに印象が強烈。また、1巻の視点であったリスカッセ大尉が再び一部の視点として登場。彼女、...

“ミステリの殻をかぶったファンタジィ”第三弾。今回は密室殺人だが、肝心の殺人事件のほうは影が薄い。1巻『殺竜事件』でも出てきたインガ・ムガンドゥ三世にスポットが当たっているが、こっちのほうが遙かに印象が強烈。また、1巻の視点であったリスカッセ大尉が再び一部の視点として登場。彼女、私としてはかなりのお気に入りなのだ。切れ者でクールなのに鈍感(笑)。そして最後の最後での、このオチ。このリスカッセ大尉のひと言。こういうオチ、大好き。いいなあ。

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2009/10/04

シリーズ三作目。一作目のキャラがまたまた活躍。展開もキャラクタも安定しているので、安心して読めました。その分、進展しない部分もあるのですが…

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2022/03/15

殺竜でちょっと出てきたムガンドゥ三世さんがやっと出てきたーって感じです。英雄と(私の中の)ヒロインはなかなか進展しません。そっちを応援しつつムガンドゥさんもがんばれーな私です。 2022.3.13 再読 リスカッセさんを応援している私はやっぱり最後のやり取りにほっこりしてしまう

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2009/10/04

このシリーズを読むと無性に『女神転生』がやりたくなる(笑)。 小説の方は海賊の頭首武道館デビュー?

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2009/10/04

カラーページの「この世で最も美しい死体」は必見。コレもまたトリックは作中で紹介される魔法にあります。ちょっと前の2作より難易度が高かった気がするナァ…。メインはまたED、レーゼ、ヒースの3人に。二手に分かれて、レーゼとヒースは海賊島に。EDは密室の中の「この世で最も美しい死体」の...

カラーページの「この世で最も美しい死体」は必見。コレもまたトリックは作中で紹介される魔法にあります。ちょっと前の2作より難易度が高かった気がするナァ…。メインはまたED、レーゼ、ヒースの3人に。二手に分かれて、レーゼとヒースは海賊島に。EDは密室の中の「この世で最も美しい死体」の謎に挑戦します。この巻のメインで、海賊島の中心にいる男、ムガンドゥ三世。非常にかっこいい男ですが……。

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2009/10/04

変わらず面白いです。殺竜事件や紫骸城事件とも連携してたり、いつもどおりのEDののらりくらりの推理が突然発揮したり。時間軸をつかむのがちょっと大変でしたが、良かったです。 今まで読んだ、上遠野浩平作品に共通するのは「世界」ってところですかね。ブギーポップは特にそうだし、この事件シリ...

変わらず面白いです。殺竜事件や紫骸城事件とも連携してたり、いつもどおりのEDののらりくらりの推理が突然発揮したり。時間軸をつかむのがちょっと大変でしたが、良かったです。 今まで読んだ、上遠野浩平作品に共通するのは「世界」ってところですかね。ブギーポップは特にそうだし、この事件シリーズも世界を混乱させないために、特殊戦地調停士EDが大して動かずに、推理で「犯人」を動かして、結果を出す。毎度毎度スケールがでかいです。

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2009/10/04

シリーズ三作目。密室で結晶の中に閉じ込められたお姫様を巡る物語と海賊の世代交代の物語(笑) 各所にちりばめられたヒントが収束する最後はいいですね、上質のミステリとSFの融合、きれいです。

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2009/10/04

『魔法』が理屈で説明できる動力元だという世界構築にまず脱帽。前提として世界観の説明が必要なのに、ぎりぎりまでシェイプアップして絞ったスタイリッシュな文章。あとは風の騎士とヒロイン(というコトバがそぐわない気もするが)の間柄の成り行きが気になるところ。全く奥ゆかしいから・・・

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