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社長が戦わなければ、会社は変わらない の商品レビュー

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2014/11/26

経営者には温情も必要。 合理性が大切で、金も時間も無駄なく使う。 CSRは無駄。そんなことしてるなら、本業をしっかりと。 先行きの予想はできない。都度、作戦を練り直すことが大切。 最悪の事態が起きても大丈夫なように、会社を強くすることが大切。

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2013/03/22

経営に対して合理的な考え方で、当たり前のことを当たり前に行っているのが印象的だ。そして、ポジティブな思想、最悪を想定しながら「どんなときでも、どんな事業にもチャンスがある」と言い、顧客中心主義を貫き、常識を打破していく。素晴らしいと思った。

Posted byブクログ

2013/01/25

ちょっと前の日経「私の履歴書」にも執筆されていた、信越化学工業の金川千尋社長の書です。信越化学工業はバブル崩壊後の不況をものともせず、平成17年度末時点で11期連続増収・増益に加え、連結売上高1兆円、連結当期純利益1千億円を上回り連結営業利益、連結経常利益、連結純利益において、2...

ちょっと前の日経「私の履歴書」にも執筆されていた、信越化学工業の金川千尋社長の書です。信越化学工業はバブル崩壊後の不況をものともせず、平成17年度末時点で11期連続増収・増益に加え、連結売上高1兆円、連結当期純利益1千億円を上回り連結営業利益、連結経常利益、連結純利益において、2年連続での2ケタの増益を達成した驚異的な会社です。 父が競合他社(微妙に専門が違いますが)で働いていることもあり、信越化学の強さには興味がありました。また、以前、インタビューに行ったこともありましたが、社内の雰囲気から金川社長の存在感を強く感じました。80歳を過ぎてなお、最前線で働き続けていらっしゃいます。現在、僕が最も尊敬している経営者です。 さて、この本からは、信越化学の強さの根源といえる金川イズムのエッセンスを学ぶことができます。 成功体験には引きずられない、常に最悪の状態を想定する、抵抗勢力にひるまない、といった(比較的)一般的な主張も金川社長自身の言葉で書かれると説得力が増しますが、興味深いのは以下のような言葉です。 ・オールドエコノミーを切り捨てない ・「朝令暮改」は当たり前 ・人事部の官僚制を打破せよ ・安易に人を雇うのは罪なこと ・組織改革では切腹させてはならない ・OJTを履き違えてはならない ・100の力の人に200の仕事を与える ・国際性は「できない」と言えることから ・”お祭り”への参加は辞退する 経営書を読んだことは多くはないのですが、以上のような言葉は金川社長の特徴的なものだと思います。 全体を通して、徹底的な合理主義(例:葬式は吹きさらしの中行われることが多く、健康を害す恐れがあるので参列は辞退させていただく、等)を貫くとともに、根源的な部分での人間への信頼感と歴史から学ぶことの重要性を説いている姿勢には、ただただ感服しました。 一点、気になるのはやはり後継者でしょうか。金川社長ご自身はあまり心配をされていないようですが・・・これだけの名経営者の後継者というのはものすごいプレッシャーがかかるものだと思いますので。 今後も、日本を代表する会社の一つとして、信越化学にはぜひ頑張ってほしいものです。

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2011/12/31

昨年退任された金川元社長の経営にまつわるエッセイです。 強烈なトップダウン、合理性の追求はとても一貫していて清々しい。 日本電産の永守社長と通じるものがある気がします。その言葉には飾りがありません。 経営者は病気になっている暇もない。 目の前の課題に真剣に取り組まずに将来を語る...

昨年退任された金川元社長の経営にまつわるエッセイです。 強烈なトップダウン、合理性の追求はとても一貫していて清々しい。 日本電産の永守社長と通じるものがある気がします。その言葉には飾りがありません。 経営者は病気になっている暇もない。 目の前の課題に真剣に取り組まずに将来を語るな。 ローテーション人事は愚の骨頂。 など結果にこだわり達成し続けてきた人物の素直さに溢れています。

Posted byブクログ

2011/08/22

さすが、業績を伸ばし続けている経営者は凄いと思わせる内容。 ただ、本書の視点がほぼ経営者なので、一般サラリーマンにはどうかなと。またやや手前味噌感がしばしば散見される。 読み物としては非常に面白い。

Posted byブクログ

2009/10/25

信越化学の社長をやっている金川さんのビジネス書。 経営者は熱狂(バブル)を利用するが、熱狂の後の谷間に備えなければならない。 また最悪の事態を想定しないといけないと言った点は参考になった。

Posted byブクログ