黄泉がえり の商品レビュー

梶尾真治(著者)

2010/01/30

この作品は映画を見てから知りました。死んだ人が黄泉から帰ってくるという不思議な話でした。もし、自分の身近の大切な人が死んでしまった場合同じような状況がおきた自分ならどうしようとか考えました。

2010/01/29

映画を見て面白かったので小説でも読んでみた。題名　　　　　　　　　　の通り、死んだ人がよみがえるという不思議でちょっとミステリアスな話だけど感動もありで泣けた。普通では人がよみがえるなんてありえないけれど、実際にこんなことがあったら嬉しいのか、結局戻ってしまうから悲しいのか想像がつかなかった。最後にはみんなまた天国に戻ってしまうけど、そんなに後味の悪い終わりかたでなくて良かった。映画よりも細かく描かれていてもあって面白かった。

2010/01/23

面白かった。
死人が生き返るなんて、もしかして、ホラー小説かも。と、恐々読み始めたが、とってもさわやかな話だった。どろどろした部分なんか全くなし。
死者が生き返る小説は世界中に星の数ほどもあるだろうけれど、こんなに優しさに溢れたものはないと思う。黄泉がえった人と、生きている人とがこんなにも切なく、悲しく心を通わせるなんて。
笑いあり、涙ありの、ＳＦエンターテイメント小説！

2010/01/21

数年前にSMAPの草彅剛さん主演で映画化された小説です。私は、小説よりも映画を先に見ました。その時はとても感動して、柴崎コウさん演じるRUIの歌がとても印象的で、映画によく似合っていて、小学生ながらに感動したのを今でも覚えています。ですが、小説では映画のRUIらしき人物が、映画ほどあまり強調されておらず、RUIが好きな自分にとっては少し物足りない感じを受けました。ですが、映画ではあまり触れていないところに触れているところもあったので、映画では物足りないという方にはお勧めできる小説です。

2010/01/20

死んだ人がよみがえる現象が起きた。それを調査していた平太は友達のあおいに久しぶりに会う。あおいの恋人だった俊介はよみがえらない。あおいがよみがえりだと知り、あおいにはよみがえりということは隠して俊介に会わせたい平太はどうすればいいのか必死で調査する。あおいは自分がよみがえりと気付く。消えてしまうと知った時、あおいは平太に会いたいと願い、それぞれの想いを伝えるが・・・。

2010/01/16

ある日、亡くなってしまった人が突然蘇るという事件がおきます。
なぜ蘇ったのかはなぞでした。
この本を読んで、いなくなってしまった人にまた会えるのはとてもうれしいことですが、またいなくなってしまうという悲しみを２度味わうのはとても悲しいと思いました。
うれしいが悲しいという複雑な感情だと思いました。
でも生きているときに伝えられなかったことを伝えられたらいいなとは思いました。
映画化もされてとても感動しました。

2010/01/09

内容（「BOOK」データベースより）

あの人にも黄泉がえってほしい―。熊本で起きた不思議な現象。老いも若きも、子供も大人も、死んだ当時そのままの姿で生き返る。間違いなく本人なのだが、しかしどこか微妙に違和感が。喜びながらも戸惑う家族、友人。混乱する行政。そして“黄泉がえった”当の本人もまた新たな悩みを抱え…。彼らに安息の地はあるのか、迫るカウントダウン。「泣けるリアルホラー」、一大巨編。

2009/11/23

死んだ人が甦る。
嬉しいようで、悲しいようであまりよくわからない。
一緒に入れて嬉しいが、心のどこかでは何故か悲しくて…読んでいてそんな気持ちになった。
映画化もされ、鑑賞したが、号泣してしまいました。
いい映画でしたが、悲しかったです。

2009/11/17

SMAPの剛君主演で映画にもなった作品。
背表紙には「泣けるリアルホラー」と解説があるけれど･･･。
リアルホラーって？リアルでもホラーでもなかったような･･･。
ちょっとうるっとくる部分はありましたが、泣けるってほどでもなかったかな。

2009/11/12

最後のほうで甦った人が還っていくところが泣けました。この物語がもし現実になったら私はどうするのだろうと考えちゃいました。