理系のための英語論文執筆ガイド の商品レビュー
2003年頃に入手。この本に出合わなければ、英語論文執筆はもとより、感想と意見、事実と予見などの区別が出来るようになれなかったと思う。日本語と英語を行き来すれば、論理性が高まることを実感した。論文の読み方と書き方そのものを根幹から変えてくれた名著。
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http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000194325
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英語の論文を書いたことがある人なら、思い当たる節がある事が多い。 「~と思われる」をmay, mightなどで表現した 「~と考えられる」にit is considered thatあるいはit is thought thatの構文を用いた 「~に関しては」という文頭にas to, concerningを文頭に持ってきた 名刺を単数形にするか複数形にするかで悩んだ を紹介している。この4つはずばり思い当たります。 また、 provide A with B examine A for B involve require make - possible など、使うとそれらしい構文の紹介がある。 これは、かなり強力な助けになる。
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英語論文を書くときに,日本語を用意してから英語に訳していくという手順で論文を書く人向けの書籍です。内容は「○○は□□とする」という説明が多く,ガイドというよりも一問一答集のような印象を受けました。そのためか,本書はブルーバックスのわりには分厚く,英語を学ぶ人にとっては情報量が多す...
英語論文を書くときに,日本語を用意してから英語に訳していくという手順で論文を書く人向けの書籍です。内容は「○○は□□とする」という説明が多く,ガイドというよりも一問一答集のような印象を受けました。そのためか,本書はブルーバックスのわりには分厚く,英語を学ぶ人にとっては情報量が多すぎると思います。一度軽く目を通しておいて,論文を書いているときに手に届く場所に置いてリファレンスとして利用すると良いと思います。
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