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失敗を生かす仕事術 の商品レビュー

3.7

17件のお客様レビュー

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失敗が悪いのではなく…

失敗が悪いのではなく、いかに次につなげるかという視点が大切だと感じた。

文庫OFF

2023/03/05

視座の高い内容だった。 仕事に生かせるとすれば、失敗(うまく行かない)したときに、どれだけ早く上司とかに相談できるかとかだと思う。 以下、印象的なシーン 1. 会社から任されている仕事は一部のパートに過ぎないとしても、例えばその中でも狭い範囲ではなく全体を見ながら自分の仕事を学...

視座の高い内容だった。 仕事に生かせるとすれば、失敗(うまく行かない)したときに、どれだけ早く上司とかに相談できるかとかだと思う。 以下、印象的なシーン 1. 会社から任されている仕事は一部のパートに過ぎないとしても、例えばその中でも狭い範囲ではなく全体を見ながら自分の仕事を学んでいくような視点があるとないとでは、仕事のプロセスも結果も全く違ってくる。 →その通りだと思う。展開を見据えた開発を進めていくのか、今着目している物事に特化した開発をするのかでは成果物は大きく異なると思う。 2. その人たちが思い切って開き直ることができて、このままでは必ず失敗してしまうからなんとか対策を打ってくださいと、もしも事前に一言言い得たならば、たったそれだけのことで結果はずいぶん違った方向に向かう。全ての責任を自分で被るようなスタンドアロンの状態には決してならず、組織が相手でも時に開き直る勇気を持つことは、厳しいプレッシャーに押しつぶされることなく自分を守り続けるためにも重要な心がけ。 →たぶん、うちの会社はこれが言いやすい場づくりはできていると思う。でも自分含めてなぜか言えないことが多い。うまく説明できずにあきらめがついてしまっているのか、そもそも言おうとしてないのか、結構自分の課題だったりする(そういうことを考える時期に突入している)

Posted byブクログ

2022/05/15

序章 失敗するということ 人は誰でも失敗する 失敗を生かす 第1章 まず失敗する、そこからすべてが始まる 仕事と年収 定式をつくる人・なぞる人 制約条件 自分の影におびえるな 偽・真のベテラン 安全な道→一転危険な道 第2章 失敗を生かす仕事術 1 自分でシナリオをつくる 2 知...

序章 失敗するということ 人は誰でも失敗する 失敗を生かす 第1章 まず失敗する、そこからすべてが始まる 仕事と年収 定式をつくる人・なぞる人 制約条件 自分の影におびえるな 偽・真のベテラン 安全な道→一転危険な道 第2章 失敗を生かす仕事術 1 自分でシナリオをつくる 2 知識を有効に使うには 3 いろいろな立場でものを見る 4 失敗の仕方 第3章 失敗を生かす組織運営 1 失敗を認める組織づくり 2 失敗はトップダウンで、創造はボトムアップで 3 マニュアル化の問題 4 失敗を隠す、失敗を見せる 終章 失敗を見る文化

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2018/10/23

本書では、起こしてはいけない失敗(人命に関わるもの)をどう防ぐかを解説すると同時に、新しいチャレンジに付きまとう失敗を前向きに捕らえ、どう生かせばいいかを示唆。エンジニア諸氏に薦める。

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2014/06/07

シナリオ、上位概念と下位概念 うまくいく方法はどこも異なっているが、失敗するパターンはすべて互いに似かよっている

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2012/07/23

【失敗】失敗学シリーズ第3弾。今回は失敗学を踏まえた仕事術について。基本的には失敗をスタートにして仕事を組み立てていきなさいということと、失敗に対して寛容な態度で取り組む事の大切さなどが主なメッセージであることには変わらない。失敗学のすすめよりも行動としては具体的な内容にはなって...

【失敗】失敗学シリーズ第3弾。今回は失敗学を踏まえた仕事術について。基本的には失敗をスタートにして仕事を組み立てていきなさいということと、失敗に対して寛容な態度で取り組む事の大切さなどが主なメッセージであることには変わらない。失敗学のすすめよりも行動としては具体的な内容にはなっているので、参考にはなると思う。ただ各々の失敗に対する意識を変えようとする意識が一番大事でその先にある行動については自分流におきかえるのが良いことは言うまでもない。

Posted byブクログ

2012/04/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

本業と直結している失敗分析の畑村先生の本なので手に取りました。この本では「失敗の意味」「失敗を生かす仕事術」「失敗を生かす組織論」の3部構成でありますが、特に仕事術で述べられた「失敗から定式化/一般化(シナリオ化)」が肝だと思いました。失敗対策例などは良く作るのですが、日頃の業務に落とすまでもう一段下げる考え方を今後も気をつけていきたいなと。 ・周囲の条件が変わっても旧式にしがみつくのは危険な生き方 ・失敗する味わう痛みや悔しさのお陰で新しい知識を受け入れる素地を作ることができる ・MITの人は拙い英語でも話しの様子から頭の中で類推して正確に理解してくれる。 ・事例集は使われない。失敗から得るべきものを整理されていないため(一般化) ・日本はとかく下からやることを大事にするが失敗対策はトップダウンにやらないと小手先の対策になる

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2011/12/11

失敗のケース、具体的な例、図式化されて分かりやすい説明など、すこぶる「失敗学」の理解が進んだ。 失敗に備えて「仮想演習」をやっておこうと思う。

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2011/10/16

人は誰でも失敗する。失敗を生かす組織の運営について。ただの事例集でない知識の一般化や仮想演習の話など。 上位概念に上ること、シナリオのことなど。 他、失敗を認める組織文化の話など。 一度失敗したら、2度と浮き上がれない日本の社会。 保身の弊害、都合の悪いことを見ない等の人間...

人は誰でも失敗する。失敗を生かす組織の運営について。ただの事例集でない知識の一般化や仮想演習の話など。 上位概念に上ること、シナリオのことなど。 他、失敗を認める組織文化の話など。 一度失敗したら、2度と浮き上がれない日本の社会。 保身の弊害、都合の悪いことを見ない等の人間的な性質。 決まりきったことを可もなく不可もなくこなすだけが当たり前の社会ではだめ。 失敗したときの痛み、悔しさなどを実感しながら身に付けたことは忘れにくい。

Posted byブクログ

2020/05/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

 本文より・・・本当の意味で未来への不安に打ち勝つためには、やはり自分をおびやかしているものの正体をしっかり見極めることから始めなければなりません。正体がわかれば、対処の方法も生まれてくるはずです。・・・  私たちは、不安を感じながらも、不安の原因を直視することができない。試験の直前に部屋の片づけをはじめてしまうように、本当に対峙しなければならない問題を先送りし、些細な日常に埋没しようとする。そうすることで、不安の原因は積み重なって何処から手を付けたらよいか分からなくなってしまう。  確かに失敗を真摯に受け止め、活かしていくことは苦しい、しかし失敗の種を撒き、刈り取れない程伸びてしまうほど放置するように、問題を先送りする方が、もっと苦しいことは言うまでもない。

Posted byブクログ