名探偵はもういない の商品レビュー

霧舎巧(著者)

2011/07/25

どんでん返しは凄いし、読んでて楽しめたけど、犯罪学者のキャラに納得がいかない！あの人はそんな馬鹿じゃないと思う。ってか恋とはそんなにも人を愚かにさせるのか？なんだか最後が悲しくなってしまいました

2009/10/04

一番の重要人物である木岬さんがイタイ、かわいそうな人にしか思えませんでした。
どの登場人物にも感情移入できなかったし…。
私には向いていなかった、ということなんでしょうね。

2009/10/04

新本格推理小説ということです。
王道を読んだという感じですね。きれいにまとまってるなと思いました。
いったい誰が主役の探偵なんだ？と最後まで探偵役が判らない珍しいタイプの話です。
《あかずの間》シリーズしか霧舎氏のものは読んでなかったので、ストレートな本格もの素直に楽しめました。

2009/10/04

この作者のあとがきに「本格」と「新本格」の違いについて書いてあったけど、これが結構言い得て妙！この本を買った理由は、古典的な本格推理小説であることと、帯に「有栖川有栖氏推薦「見破ったと思ったとき、読者は騙されている」」って書かれていたために、惹かれてしまったのです。
しかし、私は読んでいて「見破った」って思えなかったのだから救いようがありません(笑)。怪しいと思ったことも殺人のからくりも分からないままでした。で、納得いく論理で騙されたかって言うと、ちょっとどうかな。帯に騙された？(笑) 2002.4.21