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ぼくの神さま の商品レビュー

3.8

13件のお客様レビュー

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戦争中、必死で生きる…

戦争中、必死で生きる子供たち・・・すごく心が動かされました。今世界ではどうでもいい事件ばかり起こしています。戦争で死んでいった人のためにも一生懸命生きていかないといけないのではないでしょうか?

文庫OFF

ユダヤ人の少年ロメッ…

ユダヤ人の少年ロメックの、愛、友情、そして生死をかけた物語。自分の力では、愛する人を助けることもできない。そして、人が死んでいく様を、見ていることしかできない。人間の死を、乗り越える痛み・・・自分が生きるためには・・・どうしようもない怒りがこみ上げてくる本です。とにかく読んだら、...

ユダヤ人の少年ロメックの、愛、友情、そして生死をかけた物語。自分の力では、愛する人を助けることもできない。そして、人が死んでいく様を、見ていることしかできない。人間の死を、乗り越える痛み・・・自分が生きるためには・・・どうしようもない怒りがこみ上げてくる本です。とにかく読んだら、苦しくなります。

文庫OFF

2024/07/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ユダヤ人の話 息子だけでも助けたいと泣く泣く手放す親 自分の子どもを守るために夫に危険なことをしないでと思う母 助けてあげたいと優しい気持ちで他人の子を預かる父 自分が犠牲になれば皆は助かると思う幼い子 いろいろな思いがある切ない話 息子だけでも助けたいからと、他人に我が子を託して手放す時の親の気持ちは想像できない 息子は、どんなことがあってもいいから一緒にいたかったと願ってたり それぞれの思うことがバラバラであるのがつらい ユダヤ人の大好きな友達を助けるために 小さな6歳の男の子が自分はユダヤ人と嘘をついて犠牲になるとか辛すぎる 映画になってたのかな? 観たような観てないのような… 悲しいお話

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2015/02/01

あまりにも悲しい話である。 にんげんはみんな切れ端さ。だが神の御前では平等に祝福されるんだよ。 私の祈りを聴いて、心を静めなさい。復讐からは何も生まれないんだ、結局は自分を傷つけるだけなんだよ。怒りに身を任せてはいけない。

Posted byブクログ

2014/08/17

1942年、ナチスの占領下におかれたポーランドでは、ユダヤ人の強制連行が始まる。 ユダヤの少年ロメックの両親は強制連行からわが子を守るため、ポーランド人の農夫の家に預ける事を決める。 ロメックがユダヤ人であることを知りながら、カトリックへの偽装を許す神父や、村の子供たちと...

1942年、ナチスの占領下におかれたポーランドでは、ユダヤ人の強制連行が始まる。 ユダヤの少年ロメックの両親は強制連行からわが子を守るため、ポーランド人の農夫の家に預ける事を決める。 ロメックがユダヤ人であることを知りながら、カトリックへの偽装を許す神父や、村の子供たちとの出会い。 激動の時代に、本来守られるはずの子供たちが犠牲者になるのは悲劇としか言いようがない。 生きることに一生懸命な子供たちの姿が悲しすぎました。

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2013/11/09

how was Maria? i want to read this original...very sad story , "life is beautiful" too.

Posted byブクログ

2011/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ヒトラーのユダヤ人迫害はとても有名。強制収容所に連れて行かれたのも知ってる。 だけどこれは。その迫害から逃がされて一人で田舎の村に隠れ住む少年の話で、戦争や迫害、そういうものが子供や人々に与えた影響が描かれていて、戦争が起きた中で人々は、子供たちはどう変わってしまったのかがよくわかる。 戦争が与える影響、そして変わっていくこどもたち。 ユダヤ人の迫害の話だけではわからないことがたくさん学べる本です。

Posted byブクログ

2011/02/08

内容如何以前に、今は忌むべき一冊になってしまった。 悲劇も無垢な自己犠牲も、時代を超え国を越えて醜悪に歪んでしまう。

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2010/05/12

Edges of the lord------- 人間が人間として 自分が自分として 居続けるための 自分の信念・良心 「僕の神様は 僕が愛する人の顔を みんな持ってる」 ヴラデックの力強さ トロの純で懸命な姿 ロメックの小さな体で 複雑すぎる心境を抱える強さ ナチ占領下...

Edges of the lord------- 人間が人間として 自分が自分として 居続けるための 自分の信念・良心 「僕の神様は 僕が愛する人の顔を みんな持ってる」 ヴラデックの力強さ トロの純で懸命な姿 ロメックの小さな体で 複雑すぎる心境を抱える強さ ナチ占領下で横行していた ポーランドの事実 子どもの光 父親の芯の固さ 母親の肝の大きさ アイデンティティの象徴 聖瓶の"端っこ" 神様はどうして 人に命を与え 人の命を奪うのか ぼくの神さま 目を覆いたくなるシーンもあるが 先が読めず一気に読んでしまった。 後半はいくつもの感情を抱えて生きる 子どもたちとその景色に涙が頬をつたう。 ロメックとヴラデックがピラと共に 教会へ向かうシーンは印象的。 全てを許すぼくの神さまを「ぼく」たちの中に・・ 久しぶりに本を読んで泣いた。 久しぶりに「生きる」を考えた。

Posted byブクログ

2010/01/11

タイトル:ぼくの神さま 著者:ユレク・ボガエヴィッチ 発行日:2002年2月 出版社:竹書房 ナチス占領下のポーランドで過酷な日常を懸命に生きる子供の様子を描いた話で、ナチスの強い圧迫の中でも懸命に生き抜こうとする子供たち、その激動の日々の中にも幸せを見出そうとする子供たちには...

タイトル:ぼくの神さま 著者:ユレク・ボガエヴィッチ 発行日:2002年2月 出版社:竹書房 ナチス占領下のポーランドで過酷な日常を懸命に生きる子供の様子を描いた話で、ナチスの強い圧迫の中でも懸命に生き抜こうとする子供たち、その激動の日々の中にも幸せを見出そうとする子供たちにはとても感動しました。

Posted byブクログ