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殺人者はそこにいる の商品レビュー

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32件のお客様レビュー

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2023/08/17

快楽殺人や無差別殺人がいちばん怖いですよね。また、捕まってない犯人や出所した人、仮釈放中の身の人が私達と同じ空気を吸っているというのも常に危機感がありますね。常に慎重に行動しようとこれらの事件を読んで改めて感じました。深く知れば知るほど怖かったです。

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2022/03/21

作者イコール記者の方の熱意を凄く感じた本でした。また捜査の仕組みや、検察の対応等についても知ることができました。酷いの一言。被害者のお母さんの警察、検察への一言が全てです。 夢中になってあっという間に止めることができました。

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2021/10/10

警察小説を好んで読むので現実はそううまくいかないなというのと。 犯人として目星を立てられると無理矢理難癖つけて犯人に仕立てられてしまうえん罪事件がたくさんあることにぞっとする。 逮捕されずにどこかで生活している犯人がいるのだなと思うと恐ろしい。 日本の警察が優秀と聞くけど重大な事...

警察小説を好んで読むので現実はそううまくいかないなというのと。 犯人として目星を立てられると無理矢理難癖つけて犯人に仕立てられてしまうえん罪事件がたくさんあることにぞっとする。 逮捕されずにどこかで生活している犯人がいるのだなと思うと恐ろしい。 日本の警察が優秀と聞くけど重大な事件だと解決できなかったりするのでちょっと疑いたくなるようなこともある。

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2021/04/18

判事達の苦衷が容易に窺える 奇矯な行動 深く溟い死の闇を見つめ 風聞ふうぶん 薬研堀 四人家族に擬していた 完黙の女はその欠損した小指の先で 犯人も被害者も淫靡な闇の中で叫んだろう あの頃持つ今も、私の周りに人殺しはいた。殺された人もいた。そうして、死者はいなかった。あの頃も今も...

判事達の苦衷が容易に窺える 奇矯な行動 深く溟い死の闇を見つめ 風聞ふうぶん 薬研堀 四人家族に擬していた 完黙の女はその欠損した小指の先で 犯人も被害者も淫靡な闇の中で叫んだろう あの頃持つ今も、私の周りに人殺しはいた。殺された人もいた。そうして、死者はいなかった。あの頃も今も、死んで帰ってきた人はいないのだから。

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2019/02/03

こんなことが世の中で起こってるのかと非常に恐ろしくなった。 犯罪を起こす者は恵まれない家庭環境だったりして、同情してしまうことが多かったが、この本の中に収められている事件の中にはそうではなく、いとも簡単に、単なる自分の都合で人殺しをしてしまうのだという恐ろしさ。そして、全く関係...

こんなことが世の中で起こってるのかと非常に恐ろしくなった。 犯罪を起こす者は恵まれない家庭環境だったりして、同情してしまうことが多かったが、この本の中に収められている事件の中にはそうではなく、いとも簡単に、単なる自分の都合で人殺しをしてしまうのだという恐ろしさ。そして、全く関係の無い人が巻き込まれていく恐ろしさ。 被害者がかわいそうで仕方がない、と同時に益々人間不信に陥ってしまった。

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2018/10/28

"人間とは、摩訶不思議な生き物だと思う。 多くの人に感動を与え幸せにする力もあるし、多くの人を恐怖に陥れ不幸にする力もある。 本書は、ノンフィクション。過去に起こった殺人事件を振り返ったもの。人間の闇の部分を見つめたもの。 解決した事件もあれば、未解決のままの事件もある...

"人間とは、摩訶不思議な生き物だと思う。 多くの人に感動を与え幸せにする力もあるし、多くの人を恐怖に陥れ不幸にする力もある。 本書は、ノンフィクション。過去に起こった殺人事件を振り返ったもの。人間の闇の部分を見つめたもの。 解決した事件もあれば、未解決のままの事件もある。 日本の警察は優秀なのだが、限界もある。 司法でも裁けないものもある。 計り知れない、心の闇から生まれる非条理な行為に立ち向かう人たちの活躍については、淡々と添える程度の語り口。ここで語られる主人公は、犯罪を犯した(あるいは、犯罪を犯したであろう)人物。 おののく事件の数々は、小説ではなく実際に起こった出来事である。 いつも苦労、苦汁を強いられるのは、被害者とその家族。 加害者は、独自の理論、思考で自らを正当化して、存在し続ける。 本書は、どちら側の登場人物にもよい距離感で事件の顛末を淡々と語る。 同様のシリーズがいくつか続くのは、この距離感を保っているからなのだろう。"

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2018/10/09

平和な国、日本が最近変化してきているという論調を目にする事があるが、本書が示すようにこれまでも恐ろしい殺人があったし未解決の事件も多々ある。海外に出る時多少緊張感を持つように犯罪に巻き込まれるスクと向う必要が誰しもある。ただしこの本はそれでも防げないのだ…という現実を突きつけてく...

平和な国、日本が最近変化してきているという論調を目にする事があるが、本書が示すようにこれまでも恐ろしい殺人があったし未解決の事件も多々ある。海外に出る時多少緊張感を持つように犯罪に巻き込まれるスクと向う必要が誰しもある。ただしこの本はそれでも防げないのだ…という現実を突きつけてくる。苦しい読後感。

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2018/10/06

やりきれない「悪」が そのまま、羅列される… やりきれない「思い」が ずっと 続いてしまう… この世には 全く理解できない「輩」が 確かに いるのだ… ー天網恢恢疎にして漏らさず ー天罰 が 真実であって欲しい

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2017/06/16

興味本位の域を出ない寄せ集め。同じ新潮45の「凶悪」がなかなかジャーナリズムを感じさせる物だったのでこれも読んでみたけどガッカリ感。

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2017/04/14

あまりにも冷酷で残虐で理不尽な殺人の数々。蟻地獄のように社会の片隅でじっと息を潜めている狂気。何かのきっかけで自分もその餌食にならないとは言い切れない恐怖。これが現実に起こった事件だと思うと、あまりの気味の悪さに一気に読みきることはできなかった。

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