クチュクチュバーン の商品レビュー
これは一回読んだだけでは理解が出来ない…いや、何回読んでも理解出来ないのだろうけど、この世界を想像し切れずとも面白い。 輪廻転生して、いつか私も球体に10本の足が生えた姿になり、でも今の人間と変わらない思考で生きる時が来るかもしれないが、今生と同じく争いに巻き込まれずひっくり返っ...
これは一回読んだだけでは理解が出来ない…いや、何回読んでも理解出来ないのだろうけど、この世界を想像し切れずとも面白い。 輪廻転生して、いつか私も球体に10本の足が生えた姿になり、でも今の人間と変わらない思考で生きる時が来るかもしれないが、今生と同じく争いに巻き込まれずひっくり返って自死を選ぶことなく蠢いていたい。
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蜘蛛女、巨女、シマウマ男に犬人間…。デタラメな「進化」の行方は? 奇想に次ぐ奇想で選考委員の絶大な支持を得た文学界新人賞受賞作。表題作のほか1編を収録。(アマゾン紹介文) ジャンル分類が難しい小説だ。 一言で表すなら、おぞましい。その中に、破滅への願望や集団心理への迎合、グロテ...
蜘蛛女、巨女、シマウマ男に犬人間…。デタラメな「進化」の行方は? 奇想に次ぐ奇想で選考委員の絶大な支持を得た文学界新人賞受賞作。表題作のほか1編を収録。(アマゾン紹介文) ジャンル分類が難しい小説だ。 一言で表すなら、おぞましい。その中に、破滅への願望や集団心理への迎合、グロテスクかつナンセンスでユーモアもある。 読み進めたいというよりは、読み終わりたいと強く思った。
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こんなにどうしたらよいのか分からない本を読んだのは初めてかもしれない。 人間がバラバラの進化で異形の物に変わっていくのですが、とにかくぐちゃぐちゃどろどろおどろろろろろです。色々な形態の元人間たちが変容していくのですが、地球自体が意思を持って全てを圧縮して再爆発するような本です。...
こんなにどうしたらよいのか分からない本を読んだのは初めてかもしれない。 人間がバラバラの進化で異形の物に変わっていくのですが、とにかくぐちゃぐちゃどろどろおどろろろろろです。色々な形態の元人間たちが変容していくのですが、地球自体が意思を持って全てを圧縮して再爆発するような本です。まさにクチュクチュバーンとしか言いようがない。とんでもない奇書だと思います。読んでもらう以外に伝えようがない・・・。
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帯には「意味あんのかよこんな世界!!」とあるが… ちょっと抽象的過ぎで話についていけてるかどうか自信ない感じ。 逃げ惑う登場人物の有り様は、会社などなんらかの集団の中で起こっていることのカリカチュアのようであり、面白く読める気がするようであったりもするのだが。。。 ちょっとすごい...
帯には「意味あんのかよこんな世界!!」とあるが… ちょっと抽象的過ぎで話についていけてるかどうか自信ない感じ。 逃げ惑う登場人物の有り様は、会社などなんらかの集団の中で起こっていることのカリカチュアのようであり、面白く読める気がするようであったりもするのだが。。。 ちょっとすごい本。
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いつ読んだのか忘れてしまったがいまでも各エピソードが鮮明に想像できる。筒井先生チルドレンなのは間違いないが乱暴な文学的メタファーはこちらの勝ち。希望、愛、実存、多岐にわたるテーマを内包しつつ強烈な異世界描写は凄まじい。 大傑作だと思うのだが・・・。
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もう、読み返すといったことは避けたい一冊。 暴力的な小説として、その代表例に挙がってもおかしくない一冊だと思う。芥川賞の受賞作「ハリガネムシ」よりも、アクの強い、あるいはエグい、二篇だった。同時に小説でなければ表現出来ない描写や、官能的表現が作風に合わない程に上手かったり、不条理...
もう、読み返すといったことは避けたい一冊。 暴力的な小説として、その代表例に挙がってもおかしくない一冊だと思う。芥川賞の受賞作「ハリガネムシ」よりも、アクの強い、あるいはエグい、二篇だった。同時に小説でなければ表現出来ない描写や、官能的表現が作風に合わない程に上手かったり、不条理な世界に存在する登場人物への容赦の無さと客観的な乾いた文体。人間の狂気を徹底した分析と予測した様な内容。漫画で言えば「GANTZ」や「寄生獣」を彷彿とさせ、上回る出来だと思う。人によっては生理的に受け付けなかったり、度が過ぎて滑稽にも映るかもしれない。挿話として、幾つかの同じ世界の違う場所での出来事が2~3ページで展開されていたが、その中身の濃さと勢いとその後の静けさを濃縮した部分は圧巻で、開いた口が収まらなかった。そのため、読者も本書はある程度の覚悟か勇気を要すると思う。 自分も、そんなことは避ければいいのに、一部分を列車内で読んでいたことによって、気分が悪くなった。 ともかく、この一冊というのは、吉村萬壱という作者じゃなければ描けなかった物語だったと、ある種の確信を、読み終わった者は思うはず。
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※このレビューにはネタバレを含みます
世界はある日終わりにむかう。 人々は逃げまどい、いつしか姿を変えて混乱のなかにまぎれる。 巨大化する女、蜘蛛女にシマウマ男、犬男。 他短編含めSF あるようでなかった斬新でグロテスク、ときにエロチックで、痛快なほどに容赦ない文章。 タイトルからしてなんかエロいしまた表紙がちょっとwwww そして中身はまた想像を飛びぬけている、奇想天外な感じ。 もとはSFっぽいのも書くんだね~。 ハリガネムシもなんか衝撃が強かったけどこれもすごいね)^o^(
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グロテスク?何か意味不明な感じにしようとし過ぎてるような違和感がある。映像化もし出来れば楽しそうかも。内容は無いと思う。
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「文学賞メッタ斬り」にて絶賛?されていたので読む。ハリガネムシは読了済み うわーっ、すごいの読んでしまった。まさに異質 何よりも、こんな内容を最後まで書ききるのがすごい。作者のメンタルすごい そして、イメージを喚起させる力がすごい。ぐちゃぐちゃなもの達の、ぐちゅぐちゅの状況...
「文学賞メッタ斬り」にて絶賛?されていたので読む。ハリガネムシは読了済み うわーっ、すごいの読んでしまった。まさに異質 何よりも、こんな内容を最後まで書ききるのがすごい。作者のメンタルすごい そして、イメージを喚起させる力がすごい。ぐちゃぐちゃなもの達の、ぐちゅぐちゅの状況が想像できてしまう。何が起こっているのかは分かりやすい。意味は分からないけど この本で言いたいことはこういう事なんじゃないの?と真面目に考えても、全然違うよバーカ、と言われそうだし、いや違うでしょと思える。メッセージはなく、ただ雰囲気がある 真面目に読む本じゃない。軽く読むだけにしたい本
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クチュクチュクチュクチュクチュバーーーーーーーーーンドドドドドドドボボドボドボクチュクチュババババババーーーーーアアアーアーアーアーアーアーン
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