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図書室の海 の商品レビュー

3.3

42件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    14

  3. 3つ

    10

  4. 2つ

    8

  5. 1つ

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2014/11/16

高校受験中に読んだ作品だからか、内容をあまり覚えていない。でも、すごく心の中に残っている。高校生になった今、もう一度読みたい。

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2014/07/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

夜のピクニックと麦の海に沈む~は読んでたので 外伝的な話が出てきて嬉しかった。 図書室の海が面白かったので 今度六番目の小夜子を読んでみたい。

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2014/07/05

「睡蓮」目当てで図書室から借りたもの。 『黄昏の百合の骨』で出ていた「ポニーテールの少女」が判明してすっきり。 夜のピクニックも既読だったので「前夜」も読んだけれど、本編の元ねたとなった程度のものだったのだろうか。 ほかの短編も読んだけれど、いまいちすっきりしない感じが残った...

「睡蓮」目当てで図書室から借りたもの。 『黄昏の百合の骨』で出ていた「ポニーテールの少女」が判明してすっきり。 夜のピクニックも既読だったので「前夜」も読んだけれど、本編の元ねたとなった程度のものだったのだろうか。 ほかの短編も読んだけれど、いまいちすっきりしない感じが残った。

Posted byブクログ

2014/01/30

中3のとき、恩田陸を読むときいちばんどきどきして癒されてた。この本は、端正に作られてるかんじ。女の人って怖いんだなみたいなことがわかった。

Posted byブクログ

2013/08/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集。著者の本を読んだことがあるかどうかで分かり易さが随分違うように思います。「ピクニックの準備」は「夜のピクニック」の前日のお話。「茶色の小壜」「ある映画の記憶」等は少しホラー・サスペンスタッチの明るいイメージの小作品。「ピクニックの準備」が「夜の・・・」の予告編的な位置づけとして後から書いたものとして、これそのものが独立した小品として完成度を感じるだけに、他の作品も前日談か後日談として中心小説に繋がるような期待を持たせるものが多いのも一つの魅力かも知れません。

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2012/03/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

10の短編集です 特に印象に残ったのが イサオ・オサリヴァンを捜して 睡蓮 ある映画の記憶 の3編 イサオ~はその名の通りイサオ・オサリヴァンという人を捜していくおはなし ページ数も少なく結末が曖昧であまりよくわからなかったんだけれども 読んでいて不思議な気持ちになりましいた 戦時中の濃いエピソードにもかかわらず心が落ち着くというか 睡蓮も読んでて人間構図がいまいちわかりませんでした でも何か心にひっかかるような 少女が自分の中の汚さに気付いていく過程が描かれています ある~は胸が締め付けられるような思いで読みました 最後には気づいてしまった主人公 人間というのは不思議なもので 嫌な記憶は自分の中に深くふかく沈めて忘れてしまったように装って でもいつかは気づいてしまう日が来てしまう いつまでも胸に刻み続けていかなければいけないのと 同じ苦しみを二度味あわなければいけないのは いったいどちらの方が楽なのでしょうか あとは夜のピクニックの予告編やら 六番目のサヨコの番外編なんかも収録されていたけれど あんまりそうゆう後付けのものが好きじゃないのでさらっと読み流しました 短編集ってページが少ない分わかりづらかったり内容があさかったりするものが割と多いのだけれど これは楽しめました 繰り返し読んでみたいと思える本でした

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2011/07/02

恩田陸4冊目。 まさかの短編集で物語の世界に入り込みたい自分には合わないと感じた。 しばらく恩田陸はお休み。

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2011/06/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

トータルするとホラーが多かった印象を受けます。 その中でも、SF?と思われる、『オデュッセイア』の話がこの短編の中で好きでした。 ココロコがジブリ作品のハウルの動く城が動くイメージで読んでいたのですが、人が長年に過ごす中で忘れていく大切な物を最後まで持っているココロコ。 月日がたち最後に残される物を考えさせられる作品です。 他、表題作である『図書室の海』は『六番目の小夜子』の数年前、『ピクニックの準備』は『夜のピクニック』の前夜の話でしたが、二つとも本編の方が面白かったのでちょっと残念。 特に『ピクニックの準備』はDVD化された映像の方が好きでした。 本編である『夜のピクニック』の映画の方が好きだけれど。

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2011/07/28

ある地方に伝わる奇妙なゲーム。秘密裏にゲームを引き継ぐ“サヨコ”のほかに、鍵を渡すだけのサヨコがいた――。もうひとつの小夜子の物語「図書室の海」ほか、あるウエイトレスの殺意と孤独を描くぞくっとする話、記憶を刺激する懐かしくも切ない物語、異色SFと、様々な物語を次々と紡ぎ出す恩田陸...

ある地方に伝わる奇妙なゲーム。秘密裏にゲームを引き継ぐ“サヨコ”のほかに、鍵を渡すだけのサヨコがいた――。もうひとつの小夜子の物語「図書室の海」ほか、あるウエイトレスの殺意と孤独を描くぞくっとする話、記憶を刺激する懐かしくも切ない物語、異色SFと、様々な物語を次々と紡ぎ出す恩田陸の世界を堪能できる1冊。

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2010/05/12

話の先が気になって読むのが楽しかった。恩田さんの表現にひきつけられて短編なのが物足りないぐらいに感じた。関連のものも是非読みたいと思った。

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