贅肉 の商品レビュー
サイコサスペンス集の…
サイコサスペンス集の第二弾。人は喪失感を埋めるために、何かをせずにはいられない。というよりも、喪失感を埋めるために生きていると言っていいのかも知れない。表題作の「贅肉」を読んでそう感じた。
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贅肉と老化の2つを題…
贅肉と老化の2つを題材にした短編集。私も食べるのは大好きですが、何かを埋めるための過食は怖いですね。
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初めて読んだ小池真理…
初めて読んだ小池真理子作品がこの贅肉だった。「けたたましいオペラ…」など憎悪していたはずの姉なのに…。人間の脆さを主人公に感じずにはいられませんでした。表題作以外も面白いです。
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短篇集。題名になって…
短篇集。題名になっている贅肉はかなり印象的。日常で起こりそうな出来事を、サスペンスにしてしまうのが小池真理子さんらしいと思いました。
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贅肉を湛えていく女性…
贅肉を湛えていく女性の描写に、鬼気迫るものがあります。短編集。
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「贅肉」 美貌の姉が太り始めたのは母の死がきっかけだったか。 それとも失恋だったのか。大切な人を失うことで、自分も失ってしまったのか。 思いもかけない事故で姉が死んだ時、妹も壊れてゆく。 「刺繍の家」 偶然再会した友人。話すのは両親の事ばかりで自分の来し方には触れない。その友人に...
「贅肉」 美貌の姉が太り始めたのは母の死がきっかけだったか。 それとも失恋だったのか。大切な人を失うことで、自分も失ってしまったのか。 思いもかけない事故で姉が死んだ時、妹も壊れてゆく。 「刺繍の家」 偶然再会した友人。話すのは両親の事ばかりで自分の来し方には触れない。その友人に誘われて友人宅に行く事になるが、友人が母と呼ぶ人は家族が嫌っていたはずの姉だった。 何故姉が母の立場になったのか。その辺りの倒錯した心理が不明のため、割り切れなさが残った。 「終の道づれ」 年老いて、出かけるのは億劫になった。家にいるのが一番なのに従妹が煩く誘ってくる。挙句に外で知り合った男と自分を結びつけようとする。 風邪をひいて寝込んだある日、従妹が男と共に見舞いに訪れる。 「どうにかなる」 僅かの年金をもらっているが、住まいも、預金も、もう無くなる。どうしようもない状況で町をふらついていた時知り合った老女。誘われるまま老女の家に行き、泊まる事になった。 依存するものが失われた時、自分の立って依るべき処も見失ってしまう。標題になっている「贅肉」は、誰もが持つ依存をえぐり出す。
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背筋が凍るような怖さ。凄まじい狂気もあり、サイコ・サスペンスというだけある。けど、小池真理子は短編より長編の方が好きだなと思う。
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友達が面白いからと 勧められて読んだ本です☆ 普段読まないタイプの本で、 すごく面白かった!! 毎度終わり方に驚かされてたww
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イマイチだった。あんまり面白くなかった。 人間の醜い感情にクローズアップしていて、極端すぎる。ネガティブすぎると思った。 ちょっとありえない感じ。読んでて自分だけが醜いんじゃないんだーという安心感はあるけど、プラスに働くようそはなかったように思う。 今の私には必要ないように思う
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小池真理子のサイコ系の短編を集めたもの。 そこここにある緩やかな狂気という感じだが あたしの好きな老人モノなども2編入っていて そこそこにはおもしろい。
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