贅肉 の商品レビュー
小池真理子のホラーは怖いという噂を聞きつけ借りてみた。 後半の老女の話が…こっえええ!! 女ひとりが老いるという恐ろしさに本気で泣きたくなった。 しなければならないことから目を逸らし、怠惰に時を過ごす様は今の自分と重なる。 なんか本当…生き方を改めようと思いました。...
小池真理子のホラーは怖いという噂を聞きつけ借りてみた。 後半の老女の話が…こっえええ!! 女ひとりが老いるという恐ろしさに本気で泣きたくなった。 しなければならないことから目を逸らし、怠惰に時を過ごす様は今の自分と重なる。 なんか本当…生き方を改めようと思いました。 いい本に出会えてよかった。
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随分昔に読んだ本ですが、未だに印象に残っています。小池さんは、ラブロマンスより、サイコタッチの作品の方が好きです。
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作者は老人が好きらしい。この小説を読んで少し老人に興味が湧いた。話としては「倒錯の庭」が闇だとしたら、こちらは日溜りの中にちらつく影のような狂気。誰でももっているもの。そんな感じだ。結末がどうとかいうよりは短編全体の流れを重視しているような作品。中でも「終の道連れ」「どうにかなる...
作者は老人が好きらしい。この小説を読んで少し老人に興味が湧いた。話としては「倒錯の庭」が闇だとしたら、こちらは日溜りの中にちらつく影のような狂気。誰でももっているもの。そんな感じだ。結末がどうとかいうよりは短編全体の流れを重視しているような作品。中でも「終の道連れ」「どうにかなる」は老人が主人公であり、心理描写などホラー以外の面で楽しめるので、娯楽としては二度美味しい気はする。 ただ、怖さを求めるには不向き。
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すっごい怖かった…。 怖いというより不気味といったほうがしっくりくる。 おもしろかったけどもう一回読み返そうとは思わないねぇ…(笑)
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これを読んで小池真理子さんに嵌りました♪ 贅肉: 心の欠落が身体の醜さとなって表れてくる…。身体にコンプレックスを持っている人なら誰でもこの恐ろしさに共感できるのではないでしょうか?人間を超えた奇怪な現象への恐怖ではなく、人間自身の心と身体に起こるからこその、残酷さと恐ろしさ。...
これを読んで小池真理子さんに嵌りました♪ 贅肉: 心の欠落が身体の醜さとなって表れてくる…。身体にコンプレックスを持っている人なら誰でもこの恐ろしさに共感できるのではないでしょうか?人間を超えた奇怪な現象への恐怖ではなく、人間自身の心と身体に起こるからこその、残酷さと恐ろしさ。人事とは思えません((((;゚Д゚))) 刺繍の家: 小池さんの短編の中では、凄く好きな話です。幸せだった時間を守りたいがために間違った方向へ行ってしまった彼女が…悲しいです(。´Д⊂)
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小池真理子の短篇はやっぱり凄い、と思った作品。 異常な狂気なんだけど"穏やかな異常"みたいな、その身近な狂気にドキドキさせられてしまいました。
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「サイコ・サスペンスって?」程度の知識だったんだけど「こういうことか〜」という感じ。オナゴとはあな恐ろしや〜
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