城をとる話 の商品レビュー
関ケ原決戦前夜の上杉…
関ケ原決戦前夜の上杉・伊達国境という緊迫した舞台に車藤左という破格の人物を中心にすえ、司馬遼作品の常にない直情型のこの人物が不思議の魅力で周囲をたらしこみながら単騎城を乗っ取るという話で、いにしえの軍記ものをみるがごとき明快なリズムですいすいと筆を運んでいく。歴史小説や時代小説を...
関ケ原決戦前夜の上杉・伊達国境という緊迫した舞台に車藤左という破格の人物を中心にすえ、司馬遼作品の常にない直情型のこの人物が不思議の魅力で周囲をたらしこみながら単騎城を乗っ取るという話で、いにしえの軍記ものをみるがごとき明快なリズムですいすいと筆を運んでいく。歴史小説や時代小説を読むのに少し抵抗があったり、まだ馴れていないという人には本書をその切り口にしてもらいたいと思う。もちろん、そうでない人にも一読をおすすめする。歴史小説・時代小説への見方が変わるはずだ。
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石原裕次郎の依頼で書…
石原裕次郎の依頼で書き下ろされた作品。城を数人の仲間と共にとる話である。登場人物の溢れる魅力は石原裕次郎に負けていないだろう。
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戦国時代、ただ「城が…
戦国時代、ただ「城がとりたい」男の話。荒唐無稽で豪胆、その潔さが彼の人間的魅力となり、面白かった。最後はちょっと切ないが爽快。一応モデルとなる人物はいるようだが、ちょっと司馬作品らしくないかも。
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車藤左と名乗る西国の…
車藤左と名乗る西国の浪人が活躍する話。
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長らく絶版状態だった…
長らく絶版状態だった本。文庫本として復活するも、うーん・・・確かに、水準以上には面白いが、正直、司馬遼太郎の歴史小説としては下作でしょうね。前半までは良かったんですが、読後感は少し消化不良な感じです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
2025/10/4 読了 司馬遼太郎には珍しくフィクション性が高い作品、と思ったら石原裕次郎"が時代劇映画の原作を・・"と懇願したのが創作の発端とか、なるほどアクションシーンが多い訳だ。
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司馬遼太郎の作品。サクッと読めることを重点に選んだので、既知の司馬遼太郎作品から見ると物足りない。こういう作品もあるんだなと言う視点で読むなら、ありかもしれないがもっと面白い作品はあるのでお勧めはしません。
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1965年•日本経済新聞に連載し、カッパ•ノベルスで刊行。道理で読んだ事無いわけだ。手にしたのは2002年初版の光文社文庫。解説によると、石原裕次郎が映画の為に執筆を依頼したものだそうだ。だが映画は『城取り』の名で1966年に公開。司馬遼太郎は"原作"のクレジ...
1965年•日本経済新聞に連載し、カッパ•ノベルスで刊行。道理で読んだ事無いわけだ。手にしたのは2002年初版の光文社文庫。解説によると、石原裕次郎が映画の為に執筆を依頼したものだそうだ。だが映画は『城取り』の名で1966年に公開。司馬遼太郎は"原作"のクレジット。脚本にも関わっていない。(当時の日本映画、あるあるですね) 物語は関ヶ原合戦目前の会津上杉家(西軍)と伊達家(東軍)の暗闘を描く。常陸佐竹家の旧臣•車藤三は上杉家に自分を売り込み、伊達家が構築している国境の帝釈城を手に入れようとするが…。 この時期の司馬遼太郎らしく、豪放磊落な主人公•幻惑的な取り巻きたちでいっぱいです。 あまり知られていない作品なのは、なんとなく納得が行きますね。
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正直面白く無かった。司馬遼太郎さんが書かれる主人公ってこんなにつまらない人物なんだ。始めは多少期待したが途中からこいつなに?って感じて、最後は全然魅力は感じられなかった。今後 司馬遼太郎さんの作品もつまらない作品も有る事を知りましたので気をつけたいと思いました。
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上杉景勝が旧領の越後から元蒲生領だった会津若松に入封したのは2年前。伊達政宗は大崎(今の仙台)を本拠地とし、上杉領白河付近の国境にある桔梗ヶ原という盆地に野戦用の帝釈城を建築しつつあった。常陸国から流れてきた車藤左が、上杉家の家臣・中条左内を引きつれて、この城を落とすべく伊達領に...
上杉景勝が旧領の越後から元蒲生領だった会津若松に入封したのは2年前。伊達政宗は大崎(今の仙台)を本拠地とし、上杉領白河付近の国境にある桔梗ヶ原という盆地に野戦用の帝釈城を建築しつつあった。常陸国から流れてきた車藤左が、上杉家の家臣・中条左内を引きつれて、この城を落とすべく伊達領に忍び込む、という話。 数人で城を落とそうと暗躍する様があまりに現実離れし過ぎた。
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