魔女になりたかった妖精 の商品レビュー
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妖精の国を飛び出して、魔女になる女の子のお話。 大人の反対を跳ね返して新しい世界に飛び込んでいく娘と、最後には娘を許して自分の世界も広がっていく母親。 いいお話です。
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狭い世界の常識にとらわれず、自分の〝素敵”を貫く妖精の娘と、反対しつつも…自分の殻を破り、新たな素敵に出会う妖精母の大らかさ、許容力。 妖精と魔女の立ち位置も、理不尽に決めつけられた差別のようで潔く理解しやすい。
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図書館で借りました。 絵本。 この人の絵は、女の子がいつも楽しくなさそう。 妖精の堅苦しさを嫌い、ローズマリーは魔女になってしまう。 母親は言う。 「魔女の娘なんかいらない」と。 そして母親は娘を見くびっていた。 魔女たちに意地悪されたり、不気味な森を嫌ってすぐに帰ってくるわ、と。 ところが、ローズマリーにとっては、そこはとても居心地の良い場所。 魔女達に可愛がられるし、カヌーに乗って川下りもできる、欲しかったローラーシューズも貰えた。 結局、寂しくなった母親が折れて魔女の森にやってきて、「魔女になってもいいわ」という。 ローズマリーはだから、魔女になったり妖精になったりしながら愉快に暮らす。 反抗期、自立、親の子への所有物意識への痛烈な一撃。和解。 って感じですな。 話的には好き。絵がちょっと。 こんな母親は多そうだと思うと憂鬱だ。
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