コスメティック の商品レビュー
とても読みやすいし面白かった。 化粧品会社のPR担当・・・私には出来ないわ笑 業界の裏を覗けたようで面白かった。
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2013.08.21 共感2割。恐怖2割。期待2割。絶望1割。羨望4割。この本に対する感情の割合で、女にはその女のジャンルがわかります。相変わらず、女を裸にさせる林真理子のイチオシ小説。
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おもしろかった!久しぶりに一気に読むことができる本でした。アラサーの女性として、仕事も恋も充実してる主人公の姿は爽快。
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実はもう何回も読んでる。これドラマ化したらどうキャスティングしようかな、なんて思いながら。結構、面白いドラマになると思うけどな(^ー^)ノ
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化粧品業界の裏側を暴露!なんて揶揄されてたけど、 自社商品をヒットさせる為にライターや有名人にロット贈答なんて常識だし、高額なのはほぼ経費って事ぐらい暗黙の了解なんじゃないの? 華やかな世界でキャリアを積んで行くと、戦線離脱後の帰る席が心配で結婚も出産も躊躇するよね。 才色兼備で...
化粧品業界の裏側を暴露!なんて揶揄されてたけど、 自社商品をヒットさせる為にライターや有名人にロット贈答なんて常識だし、高額なのはほぼ経費って事ぐらい暗黙の了解なんじゃないの? 華やかな世界でキャリアを積んで行くと、戦線離脱後の帰る席が心配で結婚も出産も躊躇するよね。 才色兼備で仕事のデキる沙美に言い寄ってくる余裕のある男達は、安定した家庭よりもお互いを高めあう大人の恋愛関係を望んでくる。 女性の幸せとは?価値観とは?深く考えさせられます。
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仕事を頑張る姿は共感できる! 30代ならではの恋愛も頷けるし、美容界の裏側も知れて面白かった。 主人公が今後どうなるのかが知りたかったなー。
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林真理子エッセイ好きのわたしが、初めて買った林真理子小説。 美容業界、出版社業界の裏が垣間見えました。 いやあいろいろ大変なんだなあと、小説なのにリアルに感じてしまった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
林真理子さんはこのような華やかな業界の男女のあれこれを題材としたお話が本当におもしろいですね。 最後は割とあっさりと終わってしまいましたが キャリアウーマンならではなのでしょうか、 色ごともささっと切り替えるというか。 とにかく、印象に残るエピソードや言葉が多々ありました。 主人公がホテルステイしている様子や (30代キャリアウーマンなら普通なの? 優雅にこなす描写にときめきました) やぼったい編集者の女の子が3年前のプラダを持っていたり、 喫茶店でコーラフロートを頼むあたり。 また、 環境に変化が起こった者の心境をのぞこうとする者はあさましい、 とのような記述があり、なるほど…覚えておこう、と思いました。
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コリーヌ化粧品って…笑 「化粧品業界の暴露本」らしいですが、 うーん、どうでしょう、ノーコメント。笑 正直林真理子って文章力とか表現力はたいしたことないんだけど、 時々びっくりするくらいインパクトのある文言を叩き込んでくるのよね。 化粧品業界のことだけではなく、男...
コリーヌ化粧品って…笑 「化粧品業界の暴露本」らしいですが、 うーん、どうでしょう、ノーコメント。笑 正直林真理子って文章力とか表現力はたいしたことないんだけど、 時々びっくりするくらいインパクトのある文言を叩き込んでくるのよね。 化粧品業界のことだけではなく、男女の仲、 仕事とプライベート、女性のあり方など 考えさせられることがたくさんあります。 まさに社会派小説(?)。 以下、私的に秀逸だと思った部分を抜粋。 --------------------- 「『僕たちは一個のクリームに七千円、八千円という値段をつけている。どうしてこんな値段になるのか…それはね、人に憧れという感情を抱かせるためには、やはり必要なことなんですよ。人は低い方向には憧れない。高み高みへと憧れていく。そのためにはいろいろな仕掛けが必要です。僕たちの仕事は、言ってみればこの仕掛けを守ることなのかもしれないな。化粧品っていうのはこの世の中で一番理不尽な商品かもしれない』」 「『人があんなに汚いものだとは思わなかった、なんていうのは世間知らずを装う馬鹿な女が言うセリフです。僕たちのビジネスは、そんなところで成り立っていやしない。騙しもするし裏切りもする。それなのに扱う商品は女性を美しくする商品です。矛盾してますよね。むずかしいですよね。だけど僕たちは進まなきゃいけないんです。』」 「骨格がしっかりしている欧米の女たちは、生まれた時から美醜がはっきりしている。が、平べったい顔で肌の綺麗な日本の女は、自分の顔をキャンパスに見立て、自由に絵を描くことが出来る。その出来具合、色の加減、線のひき方ひとつで個性という新しい美を手に入れることが可能なのだ。だから日本の女たちはこれほど化粧品に夢中になっていくのである。『僕たちはこのまっただ中で生きている。それどころか、今この日本の空気を動かしていると言ってもいい。それはとっても面白いことだと思わないか』」 「おそらく世の中の多くの人々、特に男性はこんなことは知りはすまい。『たかが女の化粧』と思っているに違いない。けれども沙美はこの業界に入って多くのことを知った。『たかが女の化粧』が数百億のビジネスであり、膨大な数の人が関わっている。金だけではなくアートの要素も加わる複雑で巨大な産業なのである」 --------------------- 外資化粧品業界という、ユニークでぶっとんだ世界に 新卒でもぐりこめたことは幸運であったとつくづく思う。 小説としては並の出来だが、自分の境遇と合わせて 抜群に面白かったので満点を差し上げたい。
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化粧品会社にちょっと憧れる。まるで林真理子がそこで働いていたようにリアルで、ディテールが凝ってるなあと思う。
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