教えて私の「脳みそ」のかたち の商品レビュー
ADHD当事者の精神科臨床家とニキ・リンコ氏の対談本。相手に合わせたニキ氏の切り込み方と臨床家ならではの対話が、他の著書と異なる視点を提供する。
Posted by
生きがたい現実を生きる。 「アメリカのビーダーマン(ハーバード大学)はADHDの人の場合、小さいときには多動、思春期、衝動が目立ち、さらに成人すると不注意が目立ってくると言っているんです」(p.52)。これはやはり僕のことではないか。僕は、自分がアスペルガー症候群かあるいは、AD...
生きがたい現実を生きる。 「アメリカのビーダーマン(ハーバード大学)はADHDの人の場合、小さいときには多動、思春期、衝動が目立ち、さらに成人すると不注意が目立ってくると言っているんです」(p.52)。これはやはり僕のことではないか。僕は、自分がアスペルガー症候群かあるいは、ADHDではないかと思い、悩み、そしてこの本を手に取った。非常に読みやすい内容で、深刻にならずに読ませてくれる。それは、著者たちの人格がそうさせるのだろう。いくつかグラフが出てきて、障害を分析するのに役立つが、基本的なこととして、私立ちの障害は「程度」と、「受け入れ環境」の問題だということがわかった。自閉的特徴が弱い人は、社会に適応できるし、強い人は適応できなく、アスペルガー症候群、自閉症と診断される。注意欠陥、多動スペクトラムが弱い人は社会に適応できるが、強い人は、適応の問題が生じる。そして、回りの環境がその人を受け入れたときそれは、適応障害にはならないし、理解がない場合、適応「障害」となってしまう。 障害を抱え、生きがたい人生を歩いているニキ・リンコさんの適度な諦めと真摯な姿勢は、中島義道の「働くことが嫌な人の本」に通じる所がある。読んでいて非常に癒され、新しい哲学の可能性を感じさせられる。
Posted by
アスペルガー障害であり、ADHDのニキ・リンコさん。翻訳物はたくさんありますが、彼女の生の声(文字ですが)が聞けて、私も頑張って自分を見つけたいと思いました。
Posted by
- 1
