スローグッドバイ の商品レビュー

石田衣良(著者)

2011/12/31

10章に分かれた恋愛短編集。
感情移入が出来たので、この短編集は相性がいいみたいです。
人間の醜い心情を泥臭く描かない。お洒落な言葉選びをする著者。
この10の短編に出てくる女性の物語のお気に入りの章(魅力ある女性)は、
「You look good to me」
「ローマンホリデイ」
前者は20代のアヒルの子。
後者は72歳のローマの休日と、21歳のプリティウーマン。
女性の意志の強さ。
お茶目な冒険心。そしてその秘密を守る若き乙女。
ふと、心が暖かくなりました。

2011/07/31

初めて石田衣良を読んだが、この恋愛短編集はどれも良かった。
特に「ローマンホリディ」の終わり方が素敵だった。

2011/06/25

短編集。さらっと読んでいった。
東京に住む若い人が読むと共感できるのかな。
いい店で食事するシーンは自分の実生活とはズレがありすぎて･･･。

2011/02/20

最後の表題作「スローグッドバイ」が一番好き。
個人の諸事情により、横浜でデートされると
それだけでぐっときてしまう。。笑

2010/09/13

石田 衣良さんの

「スローグッドバイ」を読みました。

現代の若者（と言っては、少し年代層が上も含まれているが・・・）の恋愛模様を

割と軽いタッチで描いてる短編集です。

私は、個人的に結構読みやすかったと思います。

ストーリーも力が入らずサラッと描けているのではないかと思います。

読んでるほうも、肩肘張らず、すらすら読めるので、

お勧めしやすいです。

この本の様に、いろいろな恋愛模様があっていいし、

それをとやかく言えないと思っているので、

傍観者的に読み終えることができました。

どうしても読んで欲しい・・・という作品ではありませんが、

どこか石田 衣良風！っていう恋愛小説に仕上がったように思うのは、

私だけでしょうか？

評価：★★★

2010/08/23

本作は石田さん初の短篇集で初の恋愛作品集だそうです。

短篇集だし、恋愛作品と言う事で結構さっくり一冊読んでしまったんですが、最後のあとがきに・・・

作者の勝手に想定した本作を読むときの条件
１できれば空腹時を避けて、毎晩ベットに持ち込む
２眠るまえにひと粒か、ふた粒ずつ、ゆっくりと服用する
３ウィークデイの5日間で読み終えら、週末は元気にデートに出掛ける

だって。
読み終わってからそんな事いわれても～！
もっと早く言ってよ。
っていうか前置きで言ってよ。

３のゆっくりじっくり本作読んでから元気にデートに出掛けるなんて表現がなんか素敵。
残念ながらさっくりだったのでどうしようもないんですが・・・

まだ読んでない人はゆっくり読むと味が出ていいのかも。
読みやすいしね。
いっぺんに読むとなんか一つ一つの作品が薄っぺらくみえちゃうような気がする。

キュンとするような話もあれば、うーんっていうような・・・短編のよさが出ていたように感じました。肩に力入れなくていい感じがゆるくて又良かったです。

2010/03/02

ジャズ聞きながらコーヒー片手に読破。
こういう恋愛小説もいいなぁ。
ゆっくりまったり浸れました。

2009/10/07

泣かない/十五分/You look good to me/フリフリ/真珠のコップ/夢のキャッチャー/ローマンホリデイ/ハートレス/線のよろこび/スローグッドバイ

真珠のコップと、ローマンホリデイと、スローグッドバイが好きかな。

2009/10/07

恋愛短編小説集。
「１ポンドの悲しみ」がすごくよかったので
では前作も！と思ったんですがちょーっと…なぁ。
個人的には絶対絶対１ポンド〜をオススメ。

・泣かない
・１５分
・You look good to me
・フリフリ
・真珠のコップ
・夢のキャッチャー
・ローマンホリデイ
・ハートレス
・線のよろこび
・スローグッドバイ

ただ、前半むーんって思ってたところに「真珠のコップ」「夢のキャッチャー」
と好きな感じのが続いたので最後まで読めました。
ローマンホリデイもいいな。

2009/10/04

2009.7.14読了
短編集。
失恋したひと向けらしい。
短編集はやっぱ星新一しか好きじゃないかも。