「分かりやすい説明」の技術 の商品レビュー
104ページの「ペイオフにどう備えるか」の章が、理論武装の大切さ、わかりやすい説明とはどういうものかを示した具体例であり興味深かった。
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わかりやすい説明をするための技術が書いてある著書 何かプレゼンをするときに読み直すと良い 最後に要点がまとまっているのでそこだけを読んでもオッケー
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現在の部署での仕事はまさにレポートを書いて「説明」することが主。その意味で、この本に書いてあることは至極全う。その通り。 自身のプレゼンテーション・説明のアプローチというものが、著者の考えとほぼ同じであるということは確認できてよかった。 新入行員など、初心者が読むと効果は高いだろ...
現在の部署での仕事はまさにレポートを書いて「説明」することが主。その意味で、この本に書いてあることは至極全う。その通り。 自身のプレゼンテーション・説明のアプローチというものが、著者の考えとほぼ同じであるということは確認できてよかった。 新入行員など、初心者が読むと効果は高いだろう。
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最近またちょっとしたプレゼンをする機会がでてきたのですが、どうも独りよがりで、そういった場をなめているような明らかに良くない姿を晒してしまっているという反省があります。少しでも初心に帰ろうと思い手に取った本ですが、完全な「HOW TO」本なので、本質的な気づきには至らずという結果...
最近またちょっとしたプレゼンをする機会がでてきたのですが、どうも独りよがりで、そういった場をなめているような明らかに良くない姿を晒してしまっているという反省があります。少しでも初心に帰ろうと思い手に取った本ですが、完全な「HOW TO」本なので、本質的な気づきには至らずという結果ですね。
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シンプル、簡単だけど、要点が詰まっている。個々のテクニックはどこかで他の誰かも言ったことのように思うが、比喩が分かりやすくしてくれる。 相手の脳内処理をあらわす比喩に、ビール瓶で例えていたのが分かりやすかった。 また、プレゼンの流れを引率に例えていたこともしっくりきた。
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タイムラグは気づきにくい概念。聞き手には、世界が、あなたと同じように見えているわけではない。映画館で席まで案内するのは、友人の目が暗闇に慣れるまで待ちましょう。聞き手の脳内整理棚の準備が完了してから情報を送れ。 ビール瓶の原理:ゆっくり水を注ぎ込む。同じように説明も時間あたりの情...
タイムラグは気づきにくい概念。聞き手には、世界が、あなたと同じように見えているわけではない。映画館で席まで案内するのは、友人の目が暗闇に慣れるまで待ちましょう。聞き手の脳内整理棚の準備が完了してから情報を送れ。 ビール瓶の原理:ゆっくり水を注ぎ込む。同じように説明も時間あたりの情報量を小さくする必要がある。 比喩のデータベースを持つ。そのためには日々体験することに対して、1つずつ本質を考えて噛み砕き、自分の脳内整理棚にきちんと格納しておくこと。 キーポイントの直前の質問:聞き手の注意を引きつける 繰り返しの劣化に注意せよ。聞き手は今日初めて聞くことを忘れず伝える気持ちを取り戻せ。 聞き手は自分の説明には全く関心を持たない、という前提で説明する。 馬の足の本数は3本であると信じている人に4本であることを説明する工夫:聞き手の意見に一部同意して、やんわりと優しく自分の主張を言う。糖衣錠のテクニック。 馬の足は3本ですよね。ところが最近妙な体験をしたんです。そこの草原を通ったらもちろん大部分の馬の足は3本だったんですが、時々4本足の馬を見つけたんです。馬の足は3本と決まっているのに、4本足の馬もいるのかもしれませんね。今度馬を見かけたら、4本足の馬がいないか探してみてください。 分かりやすい授業は本当によいことなのか?:柔らかい食品が子供の噛む力を弱くするように同じ弊害を生むのではないか→相手に合わせた説明を
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書いてあることの大半は、最近ではプレゼン術と名付けるまでもないほど基本として言われていることだが、情報を水に例えたりしておりわかりやすく、その基本がなぜ基本たるのか、といった理解には資する本。 新入社員や新入ゼミ生が読むといいんじゃないかなあ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
タイムラグの話でハッとさせられた。 自分は説明に慣れていたとしても、相手にとっては初めて。そこには理解の溝がある。常に、初めて聞く人に理解されるようなスピードと滑舌で説明をする。
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図書館で借りた。 プレゼンテーションなどで分かりやすく相手に説明するための方法と心構えを解説している。 説明を聞いている人が頭で処理する内容をできるだけ少なくするよう事前準備を行う、という主旨だと受け取った。
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プレゼンなどで受け手に分かりやすい説明をするための方法について論じている本です。 前著『「分かりやすい表現」の技術』(講談社ブルーバックス)に比べると、やや具体例に乏しく、心構えを説くにとどまっているような印象を受けてしまいました。 あと、「キーワードを使え」というテクニック...
プレゼンなどで受け手に分かりやすい説明をするための方法について論じている本です。 前著『「分かりやすい表現」の技術』(講談社ブルーバックス)に比べると、やや具体例に乏しく、心構えを説くにとどまっているような印象を受けてしまいました。 あと、「キーワードを使え」というテクニックを紹介している中で、岩月謙司の「思い残し症候群」があげられているのには、つい笑ってしまいました。そういえば、本書の「おわりに」でも、「分かりやすい説明」が単純に「よいこと」なのか、という問いかけがなされており、説明をおこなう側はできるだけ聞き手に分かりやすい説明をするよう心掛けるべきですが、聞き手の方に必要な注意を与えることも重要ではないかと考えさせられたりもしました。
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