異人たちの館 の商品レビュー
叙述ミステリーだと分かって読み始めたからだろうか。半分も読まないうちに、展開が読めてしまって、物足りなかった。設定や背景描写が大雑把で、物語に浸かることができず、異次元の話のように思えた。犯行の手口をもっと詳しく書いてくれれば、リアリティが出て良かったように思う。 初めて読んだ折...
叙述ミステリーだと分かって読み始めたからだろうか。半分も読まないうちに、展開が読めてしまって、物足りなかった。設定や背景描写が大雑把で、物語に浸かることができず、異次元の話のように思えた。犯行の手口をもっと詳しく書いてくれれば、リアリティが出て良かったように思う。 初めて読んだ折原作品。次に期待したい。
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93点!これ面白かった~。つっこみ所はままありますが(・_・;) 淳の人間像と、狂った父母に読む手が止まらなかった。淳の生まれてからを関係者にインタビューしながら進む。結末にどう結び付くかが気になって、一気に読んでしまった。5時間くらい。じゅんちゃん
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富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。売れない作家島崎に舞いこんだゴーストの仕事―。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。この一家には、まだまだ秘密がありそうだ。五つの文体で書き分けられた折原叙述ミステリーの最高峰...
富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。売れない作家島崎に舞いこんだゴーストの仕事―。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。この一家には、まだまだ秘密がありそうだ。五つの文体で書き分けられた折原叙述ミステリーの最高峰。
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またしてもやられた~!てな感じ。「異人」の正体についてはかなり早くに見当がついたものの、やっぱりやられた……。「絶対またこの手だ!」って分かってるのに、騙されちゃうのが不思議。
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ゴーストライターとして樹海で死んだ青年の伝記を書くことになった潤一。彼の妹との恋と彼の周りで起きる不可解な死。怪しく暗躍する「異人」。 市川図書館 2009年11月19日読了
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