異人たちの館 の商品レビュー
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叙述トリックとカバーに書かれていたので、結末に驚くことはない。 ただ、誰がどんな役割を演じているかがわからないうちは、まさに先が気になる展開で楽しく読めました。
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2018年本屋大賞の発掘部門を受賞した作品。初版は1993年のよう。非常に手の込んだミステリーであり、作りこまれた伏線が最終盤に畳みかけるように明らかになっていくスピード感など、著者の作りこみ方には驚きます。 様々な登場人物に語らせる構成、本文・モノローグ・インタビュー・作品など...
2018年本屋大賞の発掘部門を受賞した作品。初版は1993年のよう。非常に手の込んだミステリーであり、作りこまれた伏線が最終盤に畳みかけるように明らかになっていくスピード感など、著者の作りこみ方には驚きます。 様々な登場人物に語らせる構成、本文・モノローグ・インタビュー・作品など異なる文体での構成、張り巡らされる隠そうともしない伏線、これだけ多面的な構成なのに1冊の物語としてまとまっているのがすごいと思う。 ただ、その反面、終盤の伏線の回収が続くので、驚きではなく、「ふーん」という感想になってしまったのが残念。 そこを楽しめるかどうかで、評価が分かれそうな作品でした。
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富士の樹海で失踪した息子・小松原淳の伝記を書いて欲しい。売れない作家島崎に舞こんだゴーストの仕事――。女依頼人の広大な館で、資料の山と格闘するうちに島崎の周囲で不穏な出来事が起こり始める。この一家には、まだまだ秘密がありそうだ。
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読破後…唸った。推理好きにタマラナイ本だと思う。 ハマった感はないが読ませる! シチュエーションが魅力的で苦痛ない。 複雑な構成は凄いわ! 他の作品も読みたいと思う。 再読本ですよ!これは!推理好きにはおすすめ!
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面白かったのだけど最後に島崎が死んだのかだけはっきりさせて欲しかった 旅館の法被の男が言うにはHELPの文字の広場には消防か警察なら行けるらしいのに死体が見つからないのは生きてると言うこと? 冒頭に戻る、ということなのだろうか ちょっとすっきりしない
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どんでん返しといわれればどんでん返しだが、面白いかと言われると微妙。 個人的にはどんでん返しというのは、驚かせればいいということではなく、納得させ、感心させる必要があると思うが、この本の結末は「ふーん」としか思えなかった。異人についてもある程度予想はつくし。 結末に行き着くまでの...
どんでん返しといわれればどんでん返しだが、面白いかと言われると微妙。 個人的にはどんでん返しというのは、驚かせればいいということではなく、納得させ、感心させる必要があると思うが、この本の結末は「ふーん」としか思えなかった。異人についてもある程度予想はつくし。 結末に行き着くまでの方がスリルがあって面白かった。
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「異人」を巡って不可思議な事件が起こります。メタミステリー的な構成で少々ややこしくスマートさに欠けますが、読者を惹き込むストーリーテリングと怒涛のラストは圧巻です。 著者のサイトで本作が「自選ベスト」に挙げられていますが、完成度はNo.1だと思います。
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やっぱり最後はどんでん返し!! 折原一さんのおもしろいところ。 内容としては不思議なところが多くて最後もすっきりはしなかったけど、この叙述ミステリーにはまってしまってます。
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面白かったしよく書かれていたと思う。 ただ、閉じてすぐに別の本を読んでしまったので記憶があいまい。。 富士の樹海で消えた息子の本を書いてほしいと頼まれたライター。 取材するうちにほの見える、異人の影。 失踪中の父親、連れ子の妹、息子だけを溺愛する母親。 ライターの周りにもまと...
面白かったしよく書かれていたと思う。 ただ、閉じてすぐに別の本を読んでしまったので記憶があいまい。。 富士の樹海で消えた息子の本を書いてほしいと頼まれたライター。 取材するうちにほの見える、異人の影。 失踪中の父親、連れ子の妹、息子だけを溺愛する母親。 ライターの周りにもまとわりつく、取材を先回りする女性の影が。 挟み込まれる行方不明者(息子?)の独白が、 ざらざらとした不安感をあおる。 なんだこれ、どうなるんだ? と、展開が心配で、ひかれるように読み進んだ。 うんでも、異人の謎掛けが早くに予想がついたので、実はあまり最後で驚けず。
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折原初期の最高傑作かな。作中作の連発。どんでん返しの連続。読み終わるのがもったいない気にさせられた。最近、再読したのだが、やはり面白い。傑作。新潮文庫版より改訂版の講談社文庫で読んだほうがいいかも。
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