女子中学生の小さな大発見 の商品レビュー

清邦彦(著者)

2011/08/04

夏の文庫第２弾。
思ったより読めてないなー　せっかくなので８月は文庫いっぱい読もう。

女子中学生に出題した「理科（？）の実験・観察」を
ワンセンテンスで紹介する本。

本当に問題提起（○○だと思ったので）と結果（○○でした）がずーーーっと続く、だけ。そこに正しいか、正しくないか。面白いか、面白くないかは関係なく、ただ羅列されているのだ。

ただの羅列っぷりが秀逸。そこにはかなり眉唾なものも含まれている（体温を図って検証、なんてのは日によってデータが違うので、突き詰めれば
誤りなのだろう）
しかし、著者は寛大だ。
誤った検証すら、そのまま載せる。
何に興味をもち、どういう検証をしたか、その結果どうなったか？
そのすべてのプロセスを包み込むような優しい教師の眼差しが感じられる。
そこに気づければ、この一見下らない研究報告も
微笑ましい教師と生徒のやり取りに見えて、ホッコリくるものがある。

一つだけ不満があるとするならば、それは著者の言葉が少ないことだ。
せっかくの研究報告なのだから、何本かに一回くらい、
著者のコメントがもっとあっても、きっと面白かった。
いや、面白さは倍増したかもしれない。
そんな予感を感じさせるところが「もったいないなぁ」と思わせる。

2011/07/28

ツイッターみたいな小文の連続でオチがあって面白い。
中学生女子アホだーかわいーバカだーいとおしー。

2011/07/16

女子中学生の体当たりの好奇心や発想にかなり笑っちゃうところもあるけれども相当刺激されちゃった。大人になっても普通そんな風に発想できひんよなあ～という発想や好奇心と行動力を失わないでいられると嬉しいな。大人も日々学ぶべきこと多し！

2011/07/15

たった数行の実験結果の中に、好奇心がきらきらしている。仮説も検証も整合性もすっ飛ばして、とにかくやってみるべ、という強引さとチャレンジ精神があふれている。実験対象に引っ張り出された家族の皆さん、お疲れさまでした。めげずに実験台にされてください。

2011/07/09

女子中学校で実際に提出された夏休みの自由研究をまとめた本。
妹の鼻の穴をふさいで目隠しもして、その状態でソースやしょうゆの味がわかるか舌にたらしてみるお姉ちゃん！
別の生徒は寝ている時に目玉がどうなっているのか確かめるために、やっぱり妹のまぶたをひんむいて実験（苦笑）
妹や弟が実験台って、ちょっとかわいそう（でも可笑しい☆）
鳥肌は体のどの部分にでもできるのか？
醤油は凍るのか？
万歩計をつけて寝てみたら夜中に１２歩歩いてた！？
女子中学生たちが繰り広げる実験の数々♪
笑ってしまうものもあるけれど、中には大発見も？
その発想のユニークさと何でも実際に試してみる行動力に笑わせてもらいながら、この世界の不思議さをあらためて教えてくれる一冊です。

2011/07/05

この本は、相当におもしろい！！中学生の素朴な疑問、オソルベシ！！
小学生から大人まで、ぜひ夏休み前に読んで欲しい本。

2011/12/17

面白かったです。中には本当に下らないものもあるけど、それこそが理科なんですよね。もっと気楽に構えて良いんじゃないかと思わせられます。発見って楽しい。

2011/06/20

くだらないけど、笑っちゃう。
こんな事から興味は広がり、世界も広がるんだと思う。
興味を持つ、疑問を持つって大事だよね。

2011/06/01

本屋で立ち読みして思わず吹き出してしまいました。
女子中学生の日常の中にある「なぜ？」と「大発見」が書かれています。
すごい！と思うものもあれば、くだらないものもあります。
くだらないことを一生懸命やってるのが、めちゃくちゃおもしろい。
好奇心掻き立てられる１冊です。
私も日常の中の大発見探したくなりました。

2011/05/25

女子中学生が身近に発見したのを１行から２行に短く並べてます。
中にはぷっと吹き出すような面白いもののあります。
視点を見つけて、それを実際に試す努力や勇気に拍手。