教会ラテン語への招き の商品レビュー
日頃、ラテン語の宗教音楽を「聴く・弾く」ことが多く、以前からラテン語には興味があった。 どこかで本書が紹介されており積読になっていたものを発掘。 日本のカトリック教会の信徒を対象とした、ラテン語の(自称)解説書。 主祷文、天使祝詞、栄唱の三つの祈りの文言をそれぞれ適当に区切り、...
日頃、ラテン語の宗教音楽を「聴く・弾く」ことが多く、以前からラテン語には興味があった。 どこかで本書が紹介されており積読になっていたものを発掘。 日本のカトリック教会の信徒を対象とした、ラテン語の(自称)解説書。 主祷文、天使祝詞、栄唱の三つの祈りの文言をそれぞれ適当に区切り、その中の単語を解説。 ラテン語、英語訳、吉利支丹時代の日本語訳、現代日本語訳を併記。 現在のカトリック礼拝は現地語使用だから既にラテン語が必須ではない。 しかし、バチカンの公文書は今もラテン語だそうで、そもそもラテン語を理解しないと和訳だけでは本来の解釈にはたどり着けない。 という事が著者の主張で正にその通りだろう。 でも、それなら礼拝については日本語で書かれた注釈書を読めば済むことではないのか。 ただ、音楽にはラテン語が使われているから深く知るためにラテン語を学ぶことは有効だろう。
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