今夜は眠れない の商品レビュー

宮部みゆき(著者)

内容はそれほど難しい…

[文庫ＯＦＦ]

内容はそれほど難しいものではないので、物語りに入っちゃうとあっという間に読んでしまえる本だと思います。

テンポ良く読める

[yama]

突然、舞い込んできた５億円というお金が、平凡な一家をバラバラにしてしまう。家族を取り戻すため、友人と共に謎に立ち向かうのは１３歳の少年「僕」。軽快だけど深みのあるストーリー展開が魅力的♪

2024/11/05

突然かあさんが５億の遺産を貰えることになった！
とうさんは家を出ていき愛人の元へ。
家族の崩壊を止めるため、中学１年の僕は親友と共に
真相解明へ乗り出す！

ラストはいい感じにまとめてあるけれど
これ普通大迷惑だよなぁ・・・というのが
正直な感想。

2024/09/15

初めての宮部みゆき。
中学生の純粋な部分と、ひょっとしたら大人より鋭く周囲を観察している部分を、自分も経験してきたけど言語化するのは難しいよな〜と感心した。
お金って怖い！と思ううちに読むのが止まらなくなり、気づいたらミステリーになっていて一気読み。

2024/08/30

ある日突然、母親に5億円が遺贈された。それから周囲の人たちの態度が変わり、見知らぬ人から脅迫電話、父親の浮気相手からも金銭の要求がくる始末。
中学1年の雅夫は、親友の島崎とともに母親の過去にまつわる真相究明に乗り出す。
伏線もいろいろわかりやすく配置され、推理しながら読み進めるのが楽しかった。読後感も爽やかで、宮部みゆきの描く利発な子供が楽しめた。

2024/09/10

あまり本を読まないという友人が貸してくれた。大切にしたい1冊として星5

終盤に差し掛かるまでミステリー要素が薄くて、数奇な境遇に陥った家族の仔細をノンフィクション風に書く作品だと思った。終盤の事件から怒涛のミステリー展開、油断してた。
宮部みゆき、あり。

これはなにか友人に面白い本お返ししなければ

2024/06/23

母さんが突然五億円を相続することに？！仲の良かったはずの家族がバラバラになっていく…絆をとりもどために、僕は調査に乗り出した！
＊
再読。
え、え、え！と、最後は驚きの連続。
ところどころ読んだ覚えはあるものの、結末を全く覚えていなかった自分…。
スラスラと読める語り口もまた、宮部みゆきならでは。
＊
温かい読後感。
男の子の心情を描くのが上手いなぁと改めて感じた。まだ子どもだけど、どこかドライ。ちょうど娘が中学一年生なので、リンクしてしまった。

2024/06/17

途中退屈でだらけちゃいました、、
なんかあまり入り込めなかったです。
確かに大どんでん返したけど
期待しすぎたのかな？と( ›ω‹ )
ミステリーと思ってたから
中途半端感と物足りない感がありました。
軽めのタッチで、さわやかあっさり
ファミリーヒューマン物語て感じでした。

2024/04/06

宮部みゆきさんの作品を読んで毎回驚くのが悪意の描写の生々しさ。人間の醜さを感じるし、それが逆に絆や情の尊さを引き立たせてもいる。

本作は語り手である主人公が中学生なのもあってライトな語り口で読みやすかったし、小さなホームズくんとワトスンくんの調査パートなんかは童心に戻ったような心地で一緒にワクワクしながら読んでました。

そして最後の急展開。まさかそこもグルだったの！？
でも裏表紙のあらすじを見返して納得。

「眠っていて見る夢も、起きていて出会う幻覚も、どちらも同じように不吉な色をしているのなら、眠りにはなんの意味もないから」

2024/03/24

【賭ける価値があるかを見定める為に、賭けねばならないものがある】

・大人ぶった主人公と友人島崎の掛け合いが面白い。自分が子供だという立場を利用して、上手く立ち回る様子は、ずる賢さを感じさせるが憎たらしくはない。それは、やはり彼らが子供である一面が垣間見えるからだと思う。

•意味のない文章はミスリードを産む為、作品で突然でたポセイドンや分厚い眼鏡はやはり物語に関わってくる。

•狆を踵で踏んだ顔とはどんな顔だろう。

•宮部みゆきの作品を初めて読んだが、読みやすくハッピーエンドでいい気分で読み終えれた。