走れメロス の商品レビュー
やっぱり太宰は凄いなぁーと改めて認識させられる一冊。大分前に読んでもう一回最近読んだら、また違う感想を持った。前は、『走れメロス』は太宰らしくないと思っていたけど表面だけじゃなく裏まで読み取ると、物凄くドロドロしていると思う。だってメロスだって人間なんだから、もうどうでも良いやっ...
やっぱり太宰は凄いなぁーと改めて認識させられる一冊。大分前に読んでもう一回最近読んだら、また違う感想を持った。前は、『走れメロス』は太宰らしくないと思っていたけど表面だけじゃなく裏まで読み取ると、物凄くドロドロしていると思う。だってメロスだって人間なんだから、もうどうでも良いやって気持ちあったよ。絶対 。ましてや最早狂人とも言える太宰が・・・この中で特に気にいったのは女生徒かな。日々の倦怠感とか凄く気持ちわかる。太宰はなろうと思えば女生徒にもなれるのね。才能あふれてるなぁ。「おやすみなさい。私は王子様のいないシンデレラ姫。あたし、東京の、どこにいるか、ごぞんじですか?もう、ふたたびお目にかかりません。」だなんて、何て素敵なラストだろう。こんなに自虐的で自意識過剰なセリフ、あたしは知らない。
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