黄色い目の魚 の商品レビュー
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このもどかしい感じ、すごく好き。 曖昧で半端で、でもまっすぐに進もうとする二人の主人公の姿が眩しい。 胸を突き上げてくる感情。付かず離れずの関係。ツボにハマる。 でも無理にそれを「恋」っていう枠でくくってしまった事が残念。 愛だとか恋だとか、そういうのじゃなくて、もっと深くて繊細で微妙に違うニュアンスの感情だと思うんだよな。 でもかなり私好みだったから、星5つ。木島が良い。
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図書館で借りた本。 自分を取り巻くすべてが敵で、自分を含めてあらゆる物が 大嫌いな思春期。 諸刃の刀を両手に持って、力一倍振り回し続けてる時期。 ものすごく共感できた部分と、当時逃げ場がなかった私には ねたましい部分が共存してた。 よくできた青春小説。
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想像していたのとは違った作品でした。 青春小説かな? でも熱いんじゃなくて爽やかで不安定な感じ。 話の展開が面白かったです。 最初は木島くん視点だったのに、突然みのり視点になったので短編かと思いました。 こう繋がっていたのか!と納得。 この作品のテーマは『絵』 ...
想像していたのとは違った作品でした。 青春小説かな? でも熱いんじゃなくて爽やかで不安定な感じ。 話の展開が面白かったです。 最初は木島くん視点だったのに、突然みのり視点になったので短編かと思いました。 こう繋がっていたのか!と納得。 この作品のテーマは『絵』 全く詳しくないけれど楽しめました。 高校時代に読みたかったなあ〜。 あー戻りたい! 佐藤さんの作品は心の動きがわかるから好きです。 一人称視点で読みやすいです。 文章の引力がすごい! 止まらなくなりますね。 通ちゃんとみのりの関係が好き。 こういうの女の子の憧れだよね! ってか私が通ちゃん好き!笑 でも最後の木島くんは反則だと思います。 あんな事言われたら…きゅんきゅんです。 主人公みのりのようなつんつんしている女の子好きです。 こんなに強い女の子には、なりたくてもなれない。 だから自分の思っていることを素直に言えるって凄いことだと思います。 あと限界まで頑張れる事見つけたいと思いました。 キライばかりの心の中に、こんなに大きな「好き」があったのか。まるでマグマみたいに熱くてどろどろしていて恐ろしげだけど。雲みたいにつかみどころがなくて、しっかり足を乗せて立つ場所にはならないけど。熱くて不安定な気持ちに動かされて、身体までぐらぐらと揺れそうな気がしてきた。 しょうがないか。私は――私たちは、グレイ・ゾーンではやっていけない。オセロのゲームはまだ終わったわけじゃない。真っ黒のボードの上に一個も白がないわけじゃない。まだひっくりかえせる。木島を嫌いになったんじゃない。はじっこの見えない巨大ボード。人生のボード。恋のボード。
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大好きな作品。高校の時に出会って、何度も何度も読み返している。 すごく、ドキドキする。 前に鎌倉に行って江ノ電に乗ったときは、感動しました。
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すごくよかった。鎌倉を舞台にした高校生の青春小説。ドキドキして読めます。こういうの私はすきなんだなあー。 他の佐藤さんの本を読んでみたいと思いました。
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真っ直ぐで澄んでいる。 登場人物の心情に飾りが無くて、でも泥臭く無くて必ずどこか澄んでいる。だからスッと入り込んでいけた。 ・これは恋愛小説じゃなくて、話の先に、おまけのように、でも必然的にお互いに好きだと伝えただけ、と感じた。 それ以前の過程で二人はそれぞれ自分の生き方に悩ん...
真っ直ぐで澄んでいる。 登場人物の心情に飾りが無くて、でも泥臭く無くて必ずどこか澄んでいる。だからスッと入り込んでいけた。 ・これは恋愛小説じゃなくて、話の先に、おまけのように、でも必然的にお互いに好きだと伝えただけ、と感じた。 それ以前の過程で二人はそれぞれ自分の生き方に悩んで、その時に相手が支えのような導きのような存在であり、そこで人として好きになっていって、その先に男女として好きになったんじゃないかな、と思う。 ・そして、この話があまり都合よく出来て無いんですね〜。今度こそ、と思うところで木島くんはことごとく上手くいかない。いい加減成功させようよ、とか思いながら。でも、そこでも読者に対しての押し付けがましい悔しさやアツさは無くて、ほんとに作者はこの世界観を最初から最後までずっと守り続けてるな、と思う。そこが一番すごい。 ・通ちゃんとミンの関係が好きだな〜。あの空間。非日常的だけど自由にいられる場所。 ・恋を書くんじゃなくて、人間を描いているこの話がすごく好きだな、と思った。
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ふたりの視点からの連作短編。核にあるのは絵。 これは面白かった。 何がってわかんないけどすごく面白かった。
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中学生のときに途中少し読んで、高校二年のときに図書館で見つけて全部読んだ。 高校生のときに読んでおいてよかったなぁ。心がざわついてドキドキする、十代の大切な心情が丁寧に書かれています。 一生大切にしたい本。
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誤解している。 将来木島が村田宅にあいさつをしに行ったら 両親は大反対した後、結局は同意するんじゃないかなあ。
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最初から先が読める展開だったので、途中じれったくてイライラ。 心の病とか、自分は特別とか、そういう思い込みが高校生やなあ。 そして初恋と言いながらもさわやかさがない。
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