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マヴァール年代記(全) の商品レビュー

3.7

20件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    9

  3. 3つ

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マヴァール年代記の3…

マヴァール年代記の3巻をまとめて一冊にした本。分厚さがすごいです。表紙もカッコイイのでこのチャンスに是非。

文庫OFF

2022/11/05

2022.11.5 いい最後だった〜 3人とも本当人生に翻弄されて、三者三様の生き様が◎でした。 自分がリド的な性格だから、カルマーンとヴェンツェルには憧れます。 ただ、書物としてはいいけど、こんな王様が上にいたらマジで腹立つだろうなぁ。 十二国記を読んで下々の心を少しは知りな...

2022.11.5 いい最後だった〜 3人とも本当人生に翻弄されて、三者三様の生き様が◎でした。 自分がリド的な性格だから、カルマーンとヴェンツェルには憧れます。 ただ、書物としてはいいけど、こんな王様が上にいたらマジで腹立つだろうなぁ。 十二国記を読んで下々の心を少しは知りなさいと言いたい。

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2021/07/11

架空歴史小説 アルスラーン戦記とも少し似通った部分がある作品 モデルになった中世ハンガリーについて 知りたくなった

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2019/05/21

面白かった。登場人物がみな個性的で、次から次へと事件が起こるので、飽きない。頭の中で地図を描いてみるが、帝国は結構隣国に攻められ、首都にすぐ迫られる。狭いのだろうか。

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2017/04/28

思ったより長かった…帝国の覇権を巡って争う人々の物語。ヴェルツェルの頭の良さやリドワーンの強さ、アンジェリナの格好良さは十二分に分かったのだけど、カルマーンがそんなに賢そうに見えない… どう決着をつけるのかとわくわくしながら読み進めていたけれど、確かに彼らが帝位につくのが一番かも...

思ったより長かった…帝国の覇権を巡って争う人々の物語。ヴェルツェルの頭の良さやリドワーンの強さ、アンジェリナの格好良さは十二分に分かったのだけど、カルマーンがそんなに賢そうに見えない… どう決着をつけるのかとわくわくしながら読み進めていたけれど、確かに彼らが帝位につくのが一番かもな。 名も無き平民たちが平穏に暮らせる日が訪れたのがなにより。

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2016/04/11

二十数年ぶりの再読。 ここのところ手持ちの日本語書籍を読み直す、というのをやっていて、これはそのうちの一冊。とはいえ、昔持っていたカドカワの分冊版ではなくて、数年前に買った創元でまとめられた版での読み返しになったけど。 最初から田中節全開なので、読んでいてニヤニヤしてしまった...

二十数年ぶりの再読。 ここのところ手持ちの日本語書籍を読み直す、というのをやっていて、これはそのうちの一冊。とはいえ、昔持っていたカドカワの分冊版ではなくて、数年前に買った創元でまとめられた版での読み返しになったけど。 最初から田中節全開なので、読んでいてニヤニヤしてしまった。そうそう、この文体。数ページで田中芳樹だってわかるよ、懐かしい。 学生時代を共に過ごした3人による友情と野心のお話、とでも言ったらよいのかな。 しかしヴェンツェルみたいなヤツは、一般庶民からしてみたら迷惑このうえない存在だろうなぁ。己の力量を試してみたい、というのはわからなくもないんだけど、やっていることは下剋上だから、巻き込まれて駆り出される農民にしてみればたまったもんじゃないだろう。人間、もう少し歳を重ねると己の限界、というのが自ずと見えてくるものなんだけど、それじゃ物語にならないしね(笑)。って、昔はこんなこと考えなかったんだけど、読み手のワタシの心境も変化したのか。 そういえば、途中からベンツェルがロイエンタールとずっとダブって仕方なかった。そのうち『銀河英雄伝説』も読み返そうかな。

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2015/09/25

これぞ田中芳樹節の真骨頂.架空を架空と感じさせない中世ハンガリー史を礎としたバックグラウンドとその世界を躍動的に描く筆致は,アルスラーンを青春の一部としている我が身に懐かしさと侘びしさとを催させる.物語は終えることこそハッピィエンド,アルスラーン戦記や創竜伝がハッピィエンドを迎え...

これぞ田中芳樹節の真骨頂.架空を架空と感じさせない中世ハンガリー史を礎としたバックグラウンドとその世界を躍動的に描く筆致は,アルスラーンを青春の一部としている我が身に懐かしさと侘びしさとを催させる.物語は終えることこそハッピィエンド,アルスラーン戦記や創竜伝がハッピィエンドを迎える日が果たして訪れるのだろうか.

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2015/07/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

何に苦労したかというと、地名、名前。登場人物が多くてなかなか物語に入り込めませんでした。しかもカタカナの名前って判別がつきにくく、ただでさえ苦手意識があるのに、若い頃と違い衰退していく脳には苦行のようでした(笑)。  それにしても何と慌ただしい物語でしょう。短い間に次々と野心家が事を起こすという、アンジェリナの言葉を借りれば「時代の毒」が成せる業なのでしょうが、読んでいて少々疲れます^^; 登場人物の中で人間らしく好感を持てたのは、アンジェリナとフェレンツだけでした。

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2015/03/28

中世歴史のファンタジー。 男3人の戦い。 物語の展開が早い。特に後半は急。 国名、人物名が覚えにくい。 加えて、少しクセのある文、単語があり読みにくい。 イメージが湧きにくい地図とか欲しい。 物語自体は面白い。 男性なら絶対に好きな友情の話。

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2014/08/30

作者曰く、中世東欧がモデルだそうですが、陰鬱さが足りないのは作者が根明かだからでしょうか。 悲惨な話にならずに何とか逃げ切れているようにも想いますが、悲惨さも香ります。

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