セレンディピティ の商品レビュー

池谷律代(著者),マーク・クライン

2022/12/16

クリスマス直前のニューヨークってだけで心躍るシチュエーション。まさに偶然の出会いを果たした二人が、時を経てまた思い出す、あの時の出会いを。
まさに年の瀬に観るようなアメリカ映画の原作で、それでもワクワク読んでしまうのは、もう潜在的にクリスマスの高揚感が忘れられないからだ。キラキラな街並みを想像しながら読んでほしい。

2011/11/18

セレンディピティを直訳すれば、「掘り出し物を見つけ出す才能」と言う解説文が印象的でなるほどと妙に納得してしました。ストーリーはベタな恋愛小説で、コメディーSTYLEで書き上げられていて、楽しく読めます。全ての恋は、偶然が重なり、それがやがて必然になる。恋愛は人を豊かにする。そして、人間としていろいろな物が学べると同時に、今、得ている何を失ってもいいかという問題と表裏一体の関係です。失いたくなければ、相手と別れる事も賢明なら考えです。恋愛について考えさらせられる本です。

2010/01/24

　古本屋さんで出会ったこの本。まさにそれこそがセレンディピティなのかな。ストーリーはとても面白かったけど、アメリカの地名とか横文字が多くて読みにくかった面もちらほら。
　でも、ロマンチックな感じでよかった。