朽ちる散る落ちる の商品レビュー
Vシリーズ第9弾。 これまで登場してきた人々の抱える事情も徐々に明らかになったりして、このシリーズもいよいよ大詰めだということを感じる展開だった。 『六人の超音波科学者』の続編であり、『気さくなお人形、19歳』(『地球儀のスライス』内の短編)が下敷きにある。つくづく森作品は、...
Vシリーズ第9弾。 これまで登場してきた人々の抱える事情も徐々に明らかになったりして、このシリーズもいよいよ大詰めだということを感じる展開だった。 『六人の超音波科学者』の続編であり、『気さくなお人形、19歳』(『地球儀のスライス』内の短編)が下敷きにある。つくづく森作品は、色々なシリーズがが入り組んでいるな〜と思う。先の土井研究所の事件ではエレベーターのこととか含みを残したまま終わっていたのが、今回はすっきりする。紅子が挑む“密室トリック”も壮大なスケールで面白かった。でもあらゆる意味であの地下室には入りたくないなあ〜。 今回はへっ君が、両親に対して抱いている気持ちが垣間見られてちょっと切なかった。彼が図書館で借りたかった(持ち出し禁止の)本って何の本だったのかな?
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Vシリーズ九作目、再読。「六人の〜」の後日談……と言うか向こうが序章だったのかな? 次でVはラスト。
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森博嗣の本を読んでいると、色々な「しがらみ」から自由になって心が綺麗になっていくような気がする。 キャラ萌えで申し訳ないが、へっくんが可愛い…!!
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Vシリーズ9。どうしてだろう。残すところ1冊なのにまだわからない。悔しい。それにしても計算高い作者。過去の短編はただの番外編ではなかった。
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Vシリーズも多少飽きてきていますが,「〜超音波科学者」の続編ですね。S&Mシリーズでも続き物がありましたが,そっちの方が好き。今回はお話しひろげすぎの感もあり,少々ダレました。 もしかしたら,この後とんでもない展開が??っていうような希望的観測もあり?
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『六人の超音波科学者』の続きとも言える作品。トリック自体は然程目新しさはなく。シリーズファンにとってはへっ君事件の方が重要か。
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地下密室の方も機械仕掛けで、あまり驚くという感じではなかった。むしろ小鳥遊のダミー推理の方が面白い。
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