朽ちる散る落ちる の商品レビュー
- ネタバレ
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図 シリーズの今までを軽く総括したような話の広がりぶり。 森博嗣の中でVシリーズは地続きの物語(シリーズなのだから当たまえである)なのだなと改めて思わされた。 ひさびさに出てくる人の名前がすぐに思い浮かばず「苑子ってあの短編で練無をバイトで雇ってたじいさんの孫かッ!すっかり失念しとったで。」みたいな 。 紅子がコニュニケーションにおいて積極的に感じた。 可愛らしいかったよ。 七夏と林もすっかりレギュラー入りしていてどんだけ濃いパーティやねんと。 終息へと向かっている雰囲気が悲しい。
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力技すぎるだロッと、つい巻き舌でつっこんでしまいたくなりました。 ざっくり切り落としすぎだよ~、もうちょっとなんというか、枝葉の部分を見せてほしい。 まあ森ミステリでそういうものをもとめちゃいけないんだろうけど。
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短編の話がここで・・・すごい! 話しが大きくなりすぎてどうするのかと思ったら ぱっ と纏まった・・・わあお! 森川くんの存在がミステリィだよ 泣き崩れる紅子さんと一方なにも知らずデートしてる医大生2人の場面が、世の中こんなもんだよっていうなんか哲学を感じたw
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土井研究所がまたしても舞台となる! それだけでも個人的には盛り上がってしまいました。 秘密兵器や秘密基地に対する紅子さんの考え方が興味深かったです。
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Vシリーズ第九弾。 とうとう話は「宇宙」に行きました(^ ^; 誰だ、小ぢんまりしてるなんて言ったのは(^ ^; 再び第七弾に出てきた研究所を舞台に、 新たに発見された地下室の謎を巡るストーリー。 微妙にシリーズの最初から張られていた伏線が ここにきて急浮上してきたり。 こ...
Vシリーズ第九弾。 とうとう話は「宇宙」に行きました(^ ^; 誰だ、小ぢんまりしてるなんて言ったのは(^ ^; 再び第七弾に出てきた研究所を舞台に、 新たに発見された地下室の謎を巡るストーリー。 微妙にシリーズの最初から張られていた伏線が ここにきて急浮上してきたり。 この作品だけ読んでも、もちろん楽しめるでしょうが、 シリーズを最初から読んできた人への「ご褒美」かな。 それでも、まだまだすっきりせずに放置されている 「ひっかかり」は山のように残っているが(^ ^; 保呂草探偵の...もはや「怪しい」ではないですな(^ ^;
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「正しい形も、斜めから見られれば歪んだ形になります。放っておけば、人はいくらでも捩曲げる。基本的に人間って残酷なんです」
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Vシリーズ。今までの作品の一部は伏線だったのか?それともアイデアに困って引っ張り出してきたのか(笑)直接的には「六人の超音波科学者」の続編となる。もう、推理じゃなく物語を楽しむという感じだなぁ。さて、この謎にどう落とし前を着けるかと・・やり過ぎでしょう、森さんらいしけど(^^; ...
Vシリーズ。今までの作品の一部は伏線だったのか?それともアイデアに困って引っ張り出してきたのか(笑)直接的には「六人の超音波科学者」の続編となる。もう、推理じゃなく物語を楽しむという感じだなぁ。さて、この謎にどう落とし前を着けるかと・・やり過ぎでしょう、森さんらいしけど(^^; このシリーズでは上位ランクじゃないかなぁ~
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今作も楽しく読ませていただいたので満足です。 「あれ?」と思わせる記述があちこちそちこちにあり、「四季」を読んでいなかったらば自分は何を感じて何を考えたのかなぁと思いました。 次回でVシリーズ終了、どんな終わり方をするのか楽しみです。 今作は何と言うか、予想外なものが絡んできたの...
今作も楽しく読ませていただいたので満足です。 「あれ?」と思わせる記述があちこちそちこちにあり、「四季」を読んでいなかったらば自分は何を感じて何を考えたのかなぁと思いました。 次回でVシリーズ終了、どんな終わり方をするのか楽しみです。 今作は何と言うか、予想外なものが絡んできたのには少々驚きました。 まぁ、でも、その予想外なものの出現も森氏の考えなどからすると突飛ではないのだろうなぁと思いました。 今作では場面転換での会話の切り上げ方が毎回ちょっとしたオチがあるようで(今までもそうだったのかもしれませんがより一層目立った感じがしました)、その切り上げ方が洒落てるなぁと思いました。 数々の愉快な会話の中でも森川と練無の会話が一番愉快でした。花瓶(笑)。 保呂草が最後のあたりでくすっと笑うシーンが印象に残りました。
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超音波の研究所の続き。 地下にまつわるお話。 宇宙船事故と関係あり。 練無にそっくりな纐纈苑子が出てくる。 トリックは重力。 鍵はD51ナメクジという機関車
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閉ざされていた土井研究所の地下には、さらなる謎が待っていた。 練名が人物藤井苑子と本当に良く似ている。その人違いが、重要な鍵になっていた。 朽ち果てた遺体。密室の謎。 奇想天外なミステリがここに!
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