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ガンは自分で治せる の商品レビュー

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2011/02/01

安保徹氏の著作第4弾。氏は前著で西沢潤一の「独創を為すためには異端であらねばならない」を引いて、この言葉がいつも私をはげましてくれる、と述べている。どうやら、否応なしに氏は西洋医学の医療を根本的に改革する旗手として登場せざるをえないようだ。「異端」意識である。本書はガンを治すため...

安保徹氏の著作第4弾。氏は前著で西沢潤一の「独創を為すためには異端であらねばならない」を引いて、この言葉がいつも私をはげましてくれる、と述べている。どうやら、否応なしに氏は西洋医学の医療を根本的に改革する旗手として登場せざるをえないようだ。「異端」意識である。本書はガンを治すためには、抗がん剤・放射線・手術といった西洋医学の三大療法を拒否しなくてはいけない、という。主張によどみがない。明解である。いずれも身体の免疫系を低下させるからだ。西洋医学の全面否定である。現在のガンは治るのが当たり前のガンだから、医師に宣告されても、あわてない。すぐ手術をしないと大変だ、という医師の言葉に耳を傾けない。セカンドオピニオンを求め、じっくり考える。代わりに、福田医師などが実践している「自律神経免疫療法」を選択肢として紹介する。交感神経系・顆粒球優位がガンの原因だから、この体質を転換するための治療、生活習慣の変更が大事であると述べる。なるほど。長年、同じことを考えていたのだが、西洋医学の主流の人間がこのようにはっきりと説明すると、溜飲が下がる思いだ。

Posted byブクログ