アンテナ の商品レビュー
『コンセント』に続く…
『コンセント』に続く３部作の２作目です。１５年前に忽然と姿を消した妹・・・それを発端にバランスを崩していく家族の姿。内容的には前作との直接な繋がりはないので、前作を読んでいなくても大丈夫です。リアルなのかそうじゃないのか・・・結構複雑な内容だけれど、面白かったです。著者の読ませる...
『コンセント』に続く３部作の２作目です。１５年前に忽然と姿を消した妹・・・それを発端にバランスを崩していく家族の姿。内容的には前作との直接な繋がりはないので、前作を読んでいなくても大丈夫です。リアルなのかそうじゃないのか・・・結構複雑な内容だけれど、面白かったです。著者の読ませる文章力は凄いです。タイトルの意味がまた凄いなあ・・・。
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コンセントを読んでア…
コンセントを読んでアンテナを読めば答えが出ると思って読みました。結局、答えは出ませんでした。田口ランディさんの小説はラストがとても曖昧な気がします。「あれが良いんだよ！」という友人もいますが。ハッキリとした答えを求めてはイケナイのかもしれませんね。哲学したい方には非常にお勧めです...
コンセントを読んでアンテナを読めば答えが出ると思って読みました。結局、答えは出ませんでした。田口ランディさんの小説はラストがとても曖昧な気がします。「あれが良いんだよ！」という友人もいますが。ハッキリとした答えを求めてはイケナイのかもしれませんね。哲学したい方には非常にお勧めです！中盤まではとても読みやすいです。
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まず女である著者が男…
まず女である著者が男の主人公をここまでリアルに描ききっていること。それから、空想をここまで具現化して文章に巧みに載せたこと、は心から凄いと思う。最終的に、はじめの問題提起は解決されずそれが消化不良でもあるが、そのせいで、より印象深い作品に成り得たとも言える。計算してのことだったと...
まず女である著者が男の主人公をここまでリアルに描ききっていること。それから、空想をここまで具現化して文章に巧みに載せたこと、は心から凄いと思う。最終的に、はじめの問題提起は解決されずそれが消化不良でもあるが、そのせいで、より印象深い作品に成り得たとも言える。計算してのことだったとしたら、なんて賢い人なのかと思う。まだまだ文章そのものは、わざとらしさや、しつこさなど、不快に感じる点もあるけれど、賢い人なので、書けば書くほど速い速度で成長しそうで、今後が、という
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田口ランディの小説三…
田口ランディの小説三部作となる第二作目。コンセントと来て、次はアンテナ。話には直接の繋がりはありませんが精神世界を通した世界観は似ているかもしれません。こちらの作品も非常に重いテーマを扱っています。現代における神隠し、発狂する人格、エロスに求める癒し、家族の再生など独特な田口ワー...
田口ランディの小説三部作となる第二作目。コンセントと来て、次はアンテナ。話には直接の繋がりはありませんが精神世界を通した世界観は似ているかもしれません。こちらの作品も非常に重いテーマを扱っています。現代における神隠し、発狂する人格、エロスに求める癒し、家族の再生など独特な田口ワールドがあります。またまたヘビーな内容ですね。一作目が気に入った人は読んでみることをおススメします。
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うーん SMモノ?…
うーん SMモノ??なーんでいうか 過激な内容をあつかってもやっぱり淡々とした印象を与えるのは 彼女の文体のせいかな
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十五年前に突然消えた…
十五年前に突然消えた妹が原因で家族はバラバラに。それを支えていた祐一郎がSMの女王様に出会い、抑えていたものが…
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続きだと期待して読ん…
続きだと期待して読んだら違いました(苦笑)１冊目で少し過激だったのですが、２冊目はもっと過激でした、私にとっては。田口さんらしい世界観は崩れていません。
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祐一郎の家族は、妹真…
祐一郎の家族は、妹真利江の突然の失踪から狂わされ、新興宗教に走る母、突然発狂する弟、そして祐一郎自身もSMの女王様ナオミと出会い覚醒する。凄いテンションで性描写多すぎ。結局は家族の再生の物語、かな。
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不思議な感触の一冊
15年前に妹が姿を消し、家族は壊れた。狂ってゆく家族の中でバランスを取ろうとする主人公。彼が『ナオミ』と出会ったところから、変革が始まる……。頭の中をかきまわされる快楽をもたらす、不思議な感触の一冊。
TKS
映画版が好きでいつか原作も読もうと思ってたら視聴しただいっぶ後になった。映画を見返さないと行けないレベルだ。これハードカバーの装丁がすきなんだよなー
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