アンテナ の商品レビュー

田口ランディ(著者)

2010/12/18

ラストの怒濤のような展開に乗り切れなかったのが残念でしたが、作者が精神世界についてよく勉強されていると感じました。

2014/07/14

前作よりも難解、というか
描いていることが抽象的。
どういう話かうまく説明できない内容なんだけど、
やっぱり面白い。夢中になれる、いい作品。

騒動の後の（自力で書いた）作品もこれらくらい面白いのかな？
だとしたらかなりすごいと思うんだが。

2010/09/21

登場人物だけでなく読み手も現実と幻想の区別がつかなくなるほどの勢いと巻き込まれ感があった。人間は都合がいい。この本も都合がいい。オカルト部分は好みではない。ごちゃっとぐにゃっとした世界観は独特。2010/9/21(70-50)

2010/09/06

突然消えた妹。
新興宗教にのめり込む母。
精神異常の弟。
SMに興味をもつ主人公。
そしてSM嬢ナオミ。

倒錯した世界、妄想と現実、オカルト、宗教、哲学、アンテナ。

ﾘｱﾘﾃｨｰのない混沌とした世界を気持ち悪くなるほどﾘｱﾙに描写されていて

ﾗﾝﾃﾞｨｰﾜｰﾙﾄﾞ全開でした。

ｱﾝﾃﾅ、ｺﾝｾﾝﾄ、ﾓｻﾞｲｸ　三部作すべて読みましたが
どれも心に元気が無い時には読んではいけないと思いました。

2010/09/05

・12/24 偶然だけどカタカナ4文字の本が重なった．この人の本は初めて読んだけど、なかなか面白くてすらすら読める
・12/25 だんだんミステリーっぽくなってきたけど、もっと高尚な問題を語ってるようにも思える
・12/26 一気に読みきった．こういう小説はなんというジャンルに入るのだろうか．展開も意外だったし結末もそれなりに面白かった．やっぱりこの人の「コンセント」を読んでみよう

2011/07/07

とても説明しにくい。言葉に表せないってこういうことかな。読者を超現実的世界に巻き込む感じ。これを読むと、自分はあらゆる制約に縛られてるな、と感じます。

2010/05/20

http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-65.html

2010/01/30

コンセントと同様結局は性行為なのか…。
妹がどのように死んだのか理解できず、
私には難しかった。

2009/11/03

映画を観る前に原作を読みました。、
正直、「どこまでいくのー」的袋小路に迷い込んで、散々いたぶられて全治3週間という感じ（当時はね）
私にとっては、読み込むのが難しかった本。
想像力より、気力勝負だった。

2013/12/10

99/100
『アンテナ』は盗作が発覚して絶版となり、“改稿”して文庫化された。
らしい、改稿ってなんなんだ。
ふつう発行停止じゃないのか。
元原作は『Fuckin' Blue Film』（藤森直子・ヒヨコ舎）なんですって。
田口ランディ2冊目で期待して読んだが、
今回は盗作疑惑がわたし的には驚いたので、内容的には特にコメントなし。
あえて書くなら、アンダーグランドなら村上龍なんじゃない。
この本は後味がわりとすがすがしく感じてしまい、苦々しい気味悪さは残らなかった。