屍鬼(1) の商品レビュー
こ、怖いです。これまで読んだ吸血鬼ものの中で一番怖いです。最初は吸血鬼が怖くて、最後は人間が怖い。読んだ後、浅ましい生き方をしてはいけないな・・・と真剣に思いました。恐怖刺激が欲しいとき・・・お勧めです。怖いだけじゃなくて泣けます。号泣しました。
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小野さんは大好きなのだが、このシリーズはどうなのだろう。まだ死は始まったばかり・・・という感じの一巻目。 その村では樅は死を表す。 その樅にかこまれた村。 内に閉じ込められた村。 異物である外部の人間が越してくる。 少しずつ姿を現し始める死の螺旋。 その始まりは暑...
小野さんは大好きなのだが、このシリーズはどうなのだろう。まだ死は始まったばかり・・・という感じの一巻目。 その村では樅は死を表す。 その樅にかこまれた村。 内に閉じ込められた村。 異物である外部の人間が越してくる。 少しずつ姿を現し始める死の螺旋。 その始まりは暑い夏のことであり、ぎらぎらとした熱気と、村の閉塞感、どこか壊れた人々、そして続く死・・・しつこいほどに繰り返し与えられるキーワードは、読むものをも狭い狭い死の闇へと放り込む。
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「村は死によって包囲されている……」この象徴的な文で始まる通り、ひとつの死をきっかけに、閉鎖的で小さな村にじわじわと死が蔓延し始めます。 死の理由がわかるにつれて「え? こういう話の展開?」と個人的には思ったり、また圧倒的なボリューム、登場人物の多さや場面の切り替わりの早さなど...
「村は死によって包囲されている……」この象徴的な文で始まる通り、ひとつの死をきっかけに、閉鎖的で小さな村にじわじわと死が蔓延し始めます。 死の理由がわかるにつれて「え? こういう話の展開?」と個人的には思ったり、また圧倒的なボリューム、登場人物の多さや場面の切り替わりの早さなどにも初めは戸惑いますが、読み進めるうちに緻密で魅力的な世界観、文章力にぐいぐい引き込まれました。 登場人物の一人が書いている小説と対比されながらの展開も見事です。 ホラーというカテゴリになるようですが、その枠だけには収まらない、深く考えさせられる、そして哀しい話です。傑作。
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「十二国記」の小野不由美さんの傑作ホラー小説。スティーブンキングの「呪われた町」へのオマージュらしいですが、こちらのほうが遥かに傑作だと思います。とにかく物語の舞台設定が素晴しく、また前半2,3巻ではよく分からないけど何か恐ろしい事が起きてるんだというじっとりとした汗をかく感じ、...
「十二国記」の小野不由美さんの傑作ホラー小説。スティーブンキングの「呪われた町」へのオマージュらしいですが、こちらのほうが遥かに傑作だと思います。とにかく物語の舞台設定が素晴しく、また前半2,3巻ではよく分からないけど何か恐ろしい事が起きてるんだというじっとりとした汗をかく感じ、そして怒涛の後半部分。私の2005年ベスト1です!
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はじまりの章。 まず私的にこれは前半が怖い。 山奥の寒村でわけがわからぬまま人がバッタバッタと死んでいく。 それも間髪入れずに死んでいく。 文を読んでいるだけで、夏の山奥の濃密な空気が体の回りに再現されるかの様。 日本の土着的な雰囲気、夏の空気、日本の夏の暗闇が好きな人に...
はじまりの章。 まず私的にこれは前半が怖い。 山奥の寒村でわけがわからぬまま人がバッタバッタと死んでいく。 それも間髪入れずに死んでいく。 文を読んでいるだけで、夏の山奥の濃密な空気が体の回りに再現されるかの様。 日本の土着的な雰囲気、夏の空気、日本の夏の暗闇が好きな人におすすめ。 作中小説がちょっと意味わからん部分があったので★4つ。
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全5巻。怖い。そして、切ない。3巻目くらいまでは、久しぶりに怖さでカーテンの揺れや廊下の暗さにびくついたけど、加速度が付いて収束に向かっていく後半は、怖かったモノが哀れに思えてくる。終わり方がホラーモノによくあるパターンでちょっと残念。
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購入予定メモ。 小野さんの作品はこれとゴーストハント以外はとりあえず読んだのかな。閉ざされた村を舞台にした本格ホラーということで少し「ひぐらし」に似た匂いもあるのではないかと期待しつつ。
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とにかく凄い勢いで読んだ。 暇なんだ・・・通学時間orz 読んでくうちに物凄く焦る展開。 人物描写がすごくリアルなので感情移入度が高い。 予想は裏切るが期待は外さない展開で、特に最後の展開はすごくオイシイ。 最終巻である五巻あたりが怖さのピークだが、夜中に出歩けなる...
とにかく凄い勢いで読んだ。 暇なんだ・・・通学時間orz 読んでくうちに物凄く焦る展開。 人物描写がすごくリアルなので感情移入度が高い。 予想は裏切るが期待は外さない展開で、特に最後の展開はすごくオイシイ。 最終巻である五巻あたりが怖さのピークだが、夜中に出歩けなるほどではない。怖さより話そのものが面白い。人の社会関係のなかでの疑心暗鬼や気持ちの揺らぎ、自己保身の姿がよく描かれている。
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小野不由美さんの代表作と言えば「十二国記」。 そちらも世界観に圧倒されますが、「屍鬼」は本っっっ気で怖い。 小さな村に原因不明の病気が流行り、次々に人が死んでいく。 原因を探る医者と僧侶。 その信じられない原因が明らかになって行く様が、リアルで、緻密で、寒気がします。 ホラー好き...
小野不由美さんの代表作と言えば「十二国記」。 そちらも世界観に圧倒されますが、「屍鬼」は本っっっ気で怖い。 小さな村に原因不明の病気が流行り、次々に人が死んでいく。 原因を探る医者と僧侶。 その信じられない原因が明らかになって行く様が、リアルで、緻密で、寒気がします。 ホラー好きな方はぜひ。でもまぢで怖いっす。
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ハードカバーの方を読みました。こちらはいま読み返すというカタチで。 これは本気でオススメ。人間の恐ろしさがリアルに感じられます。人間は醜くも美しくもなれる。
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