おじいちゃん戦争のことを教えて の商品レビュー
ニューヨークの学校に…
ニューヨークの学校に通う孫娘の「景子」さんからの質問に対して著者である「おじいちゃん」が答えていく形式なのですが、この著者の文章がとても上手く、分かりやすいと思います。初めて本当の意味で「歴史を学んだ」気がしました。アジア外交において様々な問題が山積していますが、それらの背景もあ...
ニューヨークの学校に通う孫娘の「景子」さんからの質問に対して著者である「おじいちゃん」が答えていく形式なのですが、この著者の文章がとても上手く、分かりやすいと思います。初めて本当の意味で「歴史を学んだ」気がしました。アジア外交において様々な問題が山積していますが、それらの背景もある程度分かるようになりますし、今こそ特に若い世代が正しい歴史を知っておくべきだと思います。感動しました。そしてもやもやしていたものがすっきりした気がします。
文庫OFF
本書で語られている主張は保守論者から見た典型的な歴史観の一種に基づくものなのではないか、とういう感じがした。戦中と占領期の日本を生きてこられた著者は、その体験をその後の人生の中で何度も反芻するうちに、単なる「個人的な体験」という事実を超えた「あの時代のただ一つの真実」という妄想へ...
本書で語られている主張は保守論者から見た典型的な歴史観の一種に基づくものなのではないか、とういう感じがした。戦中と占領期の日本を生きてこられた著者は、その体験をその後の人生の中で何度も反芻するうちに、単なる「個人的な体験」という事実を超えた「あの時代のただ一つの真実」という妄想へ昇華してしまったのではないか、という感覚も受けた。 というのも、本書での著者の主張は、ほとんどが主観的な観察に基づいたものであるような気がしたからだ。私も主張が語られる所ではなるべくその根拠が何であるかを確認しながら読み進めたが、客観的なデータのみを土台としたことが明らかに分かるような主張はほとんど見受けられなかったように記憶する。 とは言っても、そもそも本書は歴史研究者が書いたものでもなければ、歴史上の事実を正確に読み解いた上であらゆる誤謬を排除した潔癖な結論を導き出すことを目的としたものでもない、と言えばその通りだ。 これから本書を読まれる方は、本書の題名通り「おじいちゃんから戦争について教えてもらう」つもりで読まれるのが良いだろう。それは生まれてこの方知りもしなかったとある少女のおじいちゃんであり、教えてもらうのはそのおじいちゃんがソファーにふん反り返ってニュースの街頭インタビューを見ながら思った「今の日本の若者はこれだからいかん!」という、どこにでもある年寄りの世迷言かも知れない。 しかし、世迷言がくだらないとは言わない。それなりに面白いかも知れないし、意外と本質的なことが含まれている可能性もある。私が読むに、本書にはいかに主観的であろうとも心の底から頷ける主張もある。おじいちゃんのありがたいお話が聞きたい皆さん、ぜひ一読あれ!
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第1回奈良県立図書情報館ビブリオバトル「次・NEXT」で紹介された本です。 2011.4.23 http://eventinformation.blog116.fc2.com/blog-entry-593.html?sp
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中学、高校の歴史の授業は、浅く広く学ぶことが必要だろうけれど、「歴史=年号を暗記」との印象が強く、過去の事柄から何かを学ぶ機会には恵まれなかった。 中條さんが言うように、評価が定まっていないという理由で近現代については力点が置かれていないのは残念である。 特に、認識の違いから近隣...
中学、高校の歴史の授業は、浅く広く学ぶことが必要だろうけれど、「歴史=年号を暗記」との印象が強く、過去の事柄から何かを学ぶ機会には恵まれなかった。 中條さんが言うように、評価が定まっていないという理由で近現代については力点が置かれていないのは残念である。 特に、認識の違いから近隣の国と何かにつけ論争になる太平洋戦争については、それに至った経緯と避ける道を考えることが、今を生きる者にとって必要なんだと思う。中條さんありがとう。
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戦争に関する本が続く。 大概、質問する方が筆をとる場合が多い中、質問されたおじいちゃん側の視点で話が進むことが新鮮だった。 孫娘に語りかけるように進む話はとても分かりやすく、スルスル入ってくる。 何も前情報がなかった私は、このおじいちゃん只者じゃないなと思っているとその通りだっ...
戦争に関する本が続く。 大概、質問する方が筆をとる場合が多い中、質問されたおじいちゃん側の視点で話が進むことが新鮮だった。 孫娘に語りかけるように進む話はとても分かりやすく、スルスル入ってくる。 何も前情報がなかった私は、このおじいちゃん只者じゃないなと思っているとその通りだった。 (失礼をすみません) 中條さんの他書もとても気になる。 振り返ってみると、確かに近代史の記憶は薄い。 薄すぎる。年表を追って、はい終わりという記憶しかない。これは、“近代史”というなのせいなのかと思っていたがそうではなさそうだ。 なるほど、いじめは地域社会の結束の薄さから、平等とは個性ある子どもたちに同じ教育をすることではない。 これから読み進めるのがとても興味深い。
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もっと当時のことを勉強しようと思った。 このままだと日本人として誇るべき精神がなくなる。賛成や反対ではなく、日本人とは何かを知ることは生きていくために大切。本書はまさにそれらの入門書である。
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日本が日清戦争に勝つと、アメリカは危機感を感じてカメハメハ王朝のハワイを無理やり統合してしまった。 ソ連の進出を抑えようと朝鮮・満洲に進出する日本の行動は、中国大陸に進出したいイギリスにとっては好都合だった。だから日露戦争ではイギリスは日英同盟で力を貸した。 ハルノート、アメリ...
日本が日清戦争に勝つと、アメリカは危機感を感じてカメハメハ王朝のハワイを無理やり統合してしまった。 ソ連の進出を抑えようと朝鮮・満洲に進出する日本の行動は、中国大陸に進出したいイギリスにとっては好都合だった。だから日露戦争ではイギリスは日英同盟で力を貸した。 ハルノート、アメリカの対日要求は、とんでもない内容だった。日本は中国大陸から軍隊を全て引き上げる、ベトナムからも撤兵する、これらの要求をすべて呑めばABCD包囲網を解くという、もう開戦待った無しの内容。 天皇は基本的に政治性を持たないが、例外として、後醍醐天皇が親政によって権力行使しようとしたらしい。
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日本国の為に、誇りを持って純粋に戦い命を失った先祖を忘れてはいけない。 日本人が必死になって国を、天皇を守ったからこそ今の平和な日本がある。
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あらすじ ニューヨークの高校に通う孫娘から分厚い手紙が届いた。歴史のクラスで太平洋戦争を勉強することになったという。手紙は、「戦争の見方、体験は国によっても違いがあるはず」との歴史教師の考えを受け、戦争を体験した祖父への孫娘からの質問状だった。かつて軍人を志した祖父は自らの人生を...
あらすじ ニューヨークの高校に通う孫娘から分厚い手紙が届いた。歴史のクラスで太平洋戦争を勉強することになったという。手紙は、「戦争の見方、体験は国によっても違いがあるはず」との歴史教師の考えを受け、戦争を体験した祖父への孫娘からの質問状だった。かつて軍人を志した祖父は自らの人生を振り返り、孫娘の問いに真摯に応えていく。「なぜ軍人の学校に進んだの?」「アメリカとの戦争は正しかったと思う?」…昭和をひたむきに生きた日本人の誇りと、手紙を通じて心がつながる祖父と孫の感動を描いたベストセラーを文庫化。
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ニューヨークの高校に通う孫からの手紙に答えることで戦争体験を綴った本。著者はアサヒビール名誉顧問の中条さん。太平洋戦争について学ぶ導入本として最適。
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