琥珀の望遠鏡(3) の商品レビュー
これはナルニアを読んだ時にも感じたことなのだけど、このお話は宗教的感覚が体に染み込んでないときっと感覚として理解しきれないだろうなとか、そんなことを考えたりもした。 でも、あとがきにいろいろと丁寧な文章もついていたりして納得できた部分も多い! このスケールの大きい大長編ファン...
これはナルニアを読んだ時にも感じたことなのだけど、このお話は宗教的感覚が体に染み込んでないときっと感覚として理解しきれないだろうなとか、そんなことを考えたりもした。 でも、あとがきにいろいろと丁寧な文章もついていたりして納得できた部分も多い! このスケールの大きい大長編ファンタジー、作者が練りに練ったんだろうというのもあって、一度読んだだけでは味わいきれないお話だなと思った ここで1巻から読みかえすとお話がまたよくわかるのかもな〜 個人的には2巻が一番面白かった! 3巻は一度読んだだけじゃ私の頭だと理解が追いついてないところが多々あったような気がする…笑 そんな細かいことはおいといて、 ライラの冒険、思ってたよりもずーっと骨太な壮大ファンタジーでとても楽しませてもらった!!特に2巻のウィル登場からの冒険はとってもわくわくしたし、どきどきする!!切ないシーンに泣いたり突然の展開に驚いたり、大人がしっかり没頭できるファンタジーだと思いました!! ライラとウィルのその後…気になるね…!!
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あとがきに、ついつい続きが見たくなる面白さとあるけど、あまりテンポよく進む話とは思えなかった。ちょっと展開が遅く退屈で読み飛ばしてしまった部分もある。だが、大筋の流れは壮大で神秘に満ちた話で面白かった。1巻から語られる「大人になる」とはどういうことか。かなり聖書などの影響を受けた...
あとがきに、ついつい続きが見たくなる面白さとあるけど、あまりテンポよく進む話とは思えなかった。ちょっと展開が遅く退屈で読み飛ばしてしまった部分もある。だが、大筋の流れは壮大で神秘に満ちた話で面白かった。1巻から語られる「大人になる」とはどういうことか。かなり聖書などの影響を受けた話のようで、宗教のことはよくわからないけど、個人的には「愛」を知ることが大人になるってことだと感じた。そして、愛を知った瞬間に訪れる残酷な運命、それでも正しい選択を考え実行したライラたち、物語を締めくくるに相応しい心に残るラストだった。ちなみに、ここではアダムとイブに模倣して男女の愛だったけど、家族なり友達なり、誰かを何かを思いやる愛を知ることでも大人になれると思った。
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2008/8/28 読了 琥珀の望遠鏡 ライラの冒険シリーズ〈3〉 2008/7/29 読了 神秘の短剣 ライラの冒険シリーズ〈2〉 2008/7/7 読了 黄金の羅針盤 ライラの冒険シリーズ〈1〉 黄金の羅針盤を持った少女ライラと、少年ウィルは恐ろしい冒険をしながら、成長...
2008/8/28 読了 琥珀の望遠鏡 ライラの冒険シリーズ〈3〉 2008/7/29 読了 神秘の短剣 ライラの冒険シリーズ〈2〉 2008/7/7 読了 黄金の羅針盤 ライラの冒険シリーズ〈1〉 黄金の羅針盤を持った少女ライラと、少年ウィルは恐ろしい冒険をしながら、成長していく。 内容 : 羅針盤を頼りに旅を続けるライラとウィル。 その旅は「死者の国」にまで及ぶ。ライラの担った役割とは? そして地上に楽園を求め、共和国建設を目指すアスリエル卿と「教会の権力」の闘いは? 傑作冒険ファンタジーの完結篇。 著者 : オックスフォード大学を卒業後、ウエストミンスター大学で英文学を教えるかたわら、小説、芝居の脚本、絵本などを発表。 「ライラの冒険シリーズ」でカーネギー賞ほか受賞多数。
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結局は愛の物語。 子供とか…別に…。みたいな感じだったあの二人も。 必死に進み続けた子供たちも。 引き離された自分の一部も。
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2017/4/6 神秘の探検で別世界へ。 正直よく分からなくなって飛ばし読み。 最後の悲しい決断にほろり。 この物語は、ある程度はしょって映画でサクッと見る方がイメージしやすくて良いかも。 イギリスでドラマ化が決定したみたいなので、期待。
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やはり、最後でしょう。最後の2人のやり取りでしょう。同じ世界ではないが故に…それが、世界の摂理なのかもしれない、と思いながら。
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長くて、なんだか疲れてしまった。 コンピューターがメアリーに言った“ヘビ”ってそういうことだったのか! コールター夫人には最後の最後までどっち側かわからなくてヤキモキさせられた。 アスリエル卿もわかり辛かった。結局、2人は愛しあっていて、ライラのことも愛していたんだよね?コールター夫人の言うように、2人が結婚してライラを育てていたらどうなったのかな。ライラは2人の最後をどの程度知ったのかな? 上帝(オーソリティ)と摂政(メタトロン)が消えてクラウデッド・マウンテンはどうなったの? バルサモスはいきなり消えたと思ったら、急に出てきてまた消えてビックリ。 ライラのその後は少しわかったけど、ウィルとメアリーのその後も知りたかったな。 なんとなくだけど《ナルニア国ものがたり》の逆バージョンって感じがした。 一部のキリスト教団体から反発があったらしいけど納得。
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ダイモンと言う存在がいるってどんな感じ何だろうって思って、それをいろいろ想像してみたところ、なかなか難しい。自分と常にあって、それはいろいろ意見をくれたり話が出来たりして、そして、離れると胸のとこが痛くなって泣きじゃくるもの。小さい子が人形とか手放す時と似ているかな。大人となってしまった今、自分がそう言うものを身につけているかなあと思う。でも、幾つかの思い出なら、もしかするとそれを置いて行けと言われると、とても悲しくなるかもしれないなと思った。 物語では、神様と言う概念が、ひっくり返ると言うか、、、いや、そういう表現だといまいち違うなあ。神様をここまで小さくしておいて、物語にはほとんどその存在感無しと言う、奇妙な設定であるのが、ある意味面白い。
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ライラとウィルは死者の国へと旅立つ。 それは互いが失ったものを求めての旅だった。 そんな中大人たちはオーソリティに挑む為に、子供たちは子どもたちで死者の国へと旅立つ。それぞれが求めるものの為に。 しかし、皆が皆「神秘の短剣をアスリエル卿の元へ!」と告げる中、結局ダストの流れを変え...
ライラとウィルは死者の国へと旅立つ。 それは互いが失ったものを求めての旅だった。 そんな中大人たちはオーソリティに挑む為に、子供たちは子どもたちで死者の国へと旅立つ。それぞれが求めるものの為に。 しかし、皆が皆「神秘の短剣をアスリエル卿の元へ!」と告げる中、結局ダストの流れを変える結果をもたらすのはライラ(=イヴ)が恋に落ちることとは・・・。その為にあれだけの人々が犠牲になっていったと思うとなんだかいたたまれないかも。。。嘘ばかりついていたライラはあまり感情移入できなかったし。
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思うのは、わたしのダイモンは何かということで、まぁ、サルかなと思う。オランウータンか、クマかもしれないな。
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