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まほろ市の殺人 春 の商品レビュー

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29件のお客様レビュー

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2016/07/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

四人の作家による共作の「幻想都市 まほろ市の殺人」の「倉知淳」さん編。 こいう企画物もなかなか面白いし、中編小説なので読み易いが・・・ちょっとストーリーに無理があると思う。ただ、そういう縛りを超える面白さがあるのも否めない。 倉知さんと言えば、「星降り山荘の殺人」が有名だが、軽いタッチで読み易い文章を書く。この中編もなかなか読みやすく主人公が大学生だから気軽に読める。ただ、犯人が誰なのか明かしてないのは???な気もするが・・・・。あと、あまりにも偶然が重なりすぎるのもちょっと気になる。ただ、先ほどの縛りがあるから仕方ないかなとも思う。 次は「我孫子武丸」さんの「まほろ市の殺人 夏-夏に散る花」に期待したい。

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2014/06/23

短くてあっけない。伏線かと思ってたものがヒント(?)で消化不良感あります。ぶっ飛び系日常の謎…???

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2014/03/17

摩耶さんのに続けてこちらもあっという間に読了。軽くて読みやすくて、そこそこゾッとさせていただいて、倉知さんならでは!といった感は特になかったけれど楽しめました。

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2012/06/07

架空の都市・真幌市を舞台にしての4作の競作の内のひとつ、春編です。(ちなみに他は、夏:我孫子武丸、秋:麻耶雄喬、冬:有栖川有栖が書いてます) Dramatic Noveletteという「長すぎず短すぎない中篇小説」をモットーにした文庫のようで、軽く読めるサイズが魅力v 夏~冬も読...

架空の都市・真幌市を舞台にしての4作の競作の内のひとつ、春編です。(ちなみに他は、夏:我孫子武丸、秋:麻耶雄喬、冬:有栖川有栖が書いてます) Dramatic Noveletteという「長すぎず短すぎない中篇小説」をモットーにした文庫のようで、軽く読めるサイズが魅力v 夏~冬も読んでみる予定でいます。 春の真幌市名物・浦戸颪(いわゆる大風)が吹き荒れた翌日の朝。大学生・湯浅はちょっと気の強い彼女・美波から珍妙な愚痴を聞かされた。 「痴漢に遭っちゃったよ、しかも幽霊。」 憤慨しきりの彼女の元に、今度は彼女の友人から「人を殺したかもしれない」と電話がくるのだが、7階のベランダから侵入者を突き落としたはずなのに死体がナイというこちらも妙な話。だが後日、その侵入者はベランダ出現前に殺害されていたという更に妙な話に発展していく…。 軽い。文体もさわやか青春風、といいましょうか。(殺人事件で「さわやか」ってのも変ですね) 事件解決の仕方は少々うやむやの感がありますが、これは仕方がないことかもしれません。一介の暇を持て余した学生の情報収集なんてたかがしれてますし、目的は犯人探しではなくて、疑いを掛けられそうな友人が心配でなんとかしなくちゃ!というところにありますからね。収集した情報がすべて真実で嘘がないという前提での納得がいく解決、にすぎないので、私はまったく気になりませんでした。 ただ、万人がそうとは限らないのもまた事実…。それもまた、仕方がないこと…。 でも、これは万人に共通かと思うのです。 すべてに帳尻があった解決にて出来上がった「光景」。その幻想、幻影的な光景。妖しさ。 読んで、その光景を是非想像してみてください。

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2012/05/08

 インターネットが導入されたてなど時代を感じる描写があるが、大学生は今も昔もちっとも変わってないね。    トリックは多少詰めが甘いとは思うが、発想としては楽しめる。悪いとは思わなかった。

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2011/12/09

架空の都市”まほろ市”で起こる殺人 読みやすい文章だし、短めなんでサクサクいけます。 謎解きが中々ユーモラスで笑っちゃいました。 こういうの好きですよ。

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2011/07/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短い作品なのに、次から次へ人がでてきて、いったい誰が探偵? って感じだったけど、最後はちょんと辻褄を合わせた感じかな。 死体のトリックは横溝正史を思い出した。 倉知淳はすごく久しぶりに読んだけど、相変わらず読みやすい文章を書くな。 自分もマスターと一緒で最後の仕上げを人に頼って楽したいタイプかな。

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2011/04/27

読みたいと思っていた作家のひとり。たまたま古本屋で見つけて購入。(4人の作家が連作しており読みたかった本のひとつでもあった。しかも他の3人の作家の分も揃って売ってたので購入。)軽いタッチで難解な表現や描写もなく、スルスルと一気に読める。トリックもライトな感じ。次は長編を読みたくな...

読みたいと思っていた作家のひとり。たまたま古本屋で見つけて購入。(4人の作家が連作しており読みたかった本のひとつでもあった。しかも他の3人の作家の分も揃って売ってたので購入。)軽いタッチで難解な表現や描写もなく、スルスルと一気に読める。トリックもライトな感じ。次は長編を読みたくなった。

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2010/10/02

まほろ市連作の一作目「春」。 著者は倉知淳。この方の作品は初めて読みました。 まあ率直に言ってなんとも微妙。掴みはいいんだけれど、展開にしてもオチにしても、いまいちぱっとしない印象。 倉知さんはちょっと気になってた作家さんなのでもう少し他の作品にも手を伸ばしてみようと思います。

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2010/09/14

登場人物とか雰囲気はわりと好きだけど、種明かしはちょっと拍子抜けな気がしました。伏線も張られてるし、納得行かないってわけじゃないんですが……。軽く読めるミステリが欲しくて買ったので、その意味では合ってたかな。

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