さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる の商品レビュー
ロンドン大学の優秀な学生が、長年の鬱を経てある日悟りを開いた。そんな著者。 「われ思う、ゆえに我あり」はあやまり。思うのではなく、感じることが自我だ。 今、ここ、自分に集中することが、悟り。
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いま、に在ること。今行っていることに前意識を集中させる。手段が目的に変わる。階段の一歩一歩に前意識を集中させる。これが、完全にいまに在ること。 心の平安度が高まれば成功している。 思考をほんとうの自分とみなすことをやめる。 思考のすきまをつくると、意識の光が輝きだす。 思考と...
いま、に在ること。今行っていることに前意識を集中させる。手段が目的に変わる。階段の一歩一歩に前意識を集中させる。これが、完全にいまに在ること。 心の平安度が高まれば成功している。 思考をほんとうの自分とみなすことをやめる。 思考のすきまをつくると、意識の光が輝きだす。 思考と意識は同意語ではない。思考は不要なもの。 悟りを開きたい、が欲望のひとつにならないよう、努力しない。思考を観察する人、になる。目覚めた人、になる。 思考はほんとうの自分ではない。時間は幻だと悟ること。 時間に焦点を当てることは、過去と未来に焦点を当てることになる。そうすると、貴重ないま、を見失う。 苦しみが存在するには、時間が必要。苦しみは今の中では存在できない。 人生の状況、に苦しんでいる。人生の状況は時間の中に存在する。 呼吸に神経を集中する。今を感じる。 苦しみの根底には、たえまない欲望がある。 文句を言う、考える、ときはネガティブエネルギーを発している。その場を立ち去るか、受け入れる。 待つこと、に人生を費やしていないか。 今に意識を集中させていれば、思考活動はストップする。いまに在る、状態から外れた時、禅の和尚から叩かれる。 寝るときのエクササイズ=全身の生命エネルギーを各部に分けて15秒くらいずつ、はっきり感じ取る。 呼吸に集中する。 出来事はみんなポジティブ。あるがままを受け入れる。 思考が、良い悪い、好き嫌い、をつくりだす。 手放すこと、執着を捨てること、は敗北、あきらめではない。手放すことは内部の心持ち。状況を変えようと努力することとは別。ぬかるみから抜け出す行動には集中する。レッテルを張らない。この瞬間にすでにそうであるもの、は受け入れる。そのうえで努力する。
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非常によくまとまってて有用だと思う。 キリスト教圏の人にも理解しやすいだろうし、 ちょっと前(トランプ当選)まで続いてた瞑想ブームの発端になったは理解できる。 他の本でも、今にいることの意味と、瞑想の方法につは書かれているが、 生きてる間じゅう、なるべくサティをこまめに入れるベ...
非常によくまとまってて有用だと思う。 キリスト教圏の人にも理解しやすいだろうし、 ちょっと前(トランプ当選)まで続いてた瞑想ブームの発端になったは理解できる。 他の本でも、今にいることの意味と、瞑想の方法につは書かれているが、 生きてる間じゅう、なるべくサティをこまめに入れるベキ。 むしろそれが瞑想の目的。ってハッキリ言ってる本は少ないので、そこも良い。 「心が平穏であるか」をサティが入ってる(今にいる)かのチェック方法にするのは、良いアイディアだと思った。 ただし、この本だけでは、魔境に入ってしまうのでは?というのが不安。 他の本だと、そのために「慈悲の瞑想」を併用することをすすめるんだが、この本にはなかった。 サティを続ければ、自動的に慈悲も進むんだろうか? 評価は☆4.5くらい
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いろいろ勉強になりました。あるがままを受け入れる。 ・「いま、この瞬間」以外は、存在しないという事実を、心の奥からさとることです。 ・「いま、この瞬間」を受け入れると、どんなできごとにも動じない、「心の平安」が得られます。 ・人間が死を信じているから、肉体が滅びるのではありません...
いろいろ勉強になりました。あるがままを受け入れる。 ・「いま、この瞬間」以外は、存在しないという事実を、心の奥からさとることです。 ・「いま、この瞬間」を受け入れると、どんなできごとにも動じない、「心の平安」が得られます。 ・人間が死を信じているから、肉体が滅びるのではありません。人間が死を信じているから、肉体が存在する、またはそのように見えるのです。肉体も死も、幻です。
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16年前の本ですが瞑想やマインドフルネス、禅が見直されている今読めばこそストレートに響く内容だと思います。 問答形式で書かれており、その問いが自分の意見を代弁してくれるのでとてもわかりやすいです。
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理不尽なことがたくさん起こる社会人にぜひ読んでもらいたい。 生きていく上での苦しみなんてものは本来存在せず、自分の思考が勝手に生み出しているだけ。 苦しみに惑わされず、如何に心地よく生きていくか。 その一つの答えが詰まってます。
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さすがに読んだだけではさとりは開けませんし、宗教っぽくならないようにってまえがきにあったのに、かなり宗教っぽかったんで、どうかなという感じでした。 あんまりしっかりは理解出来ませんでしたが、理解するものでもないようなので、いいのかなと。 とりあえず、人類みないつかは死ぬって意味で...
さすがに読んだだけではさとりは開けませんし、宗教っぽくならないようにってまえがきにあったのに、かなり宗教っぽかったんで、どうかなという感じでした。 あんまりしっかりは理解出来ませんでしたが、理解するものでもないようなので、いいのかなと。 とりあえず、人類みないつかは死ぬって意味では平等ってのが金言だった気がします。
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一ヶ月かけて原書をなんとか読んだのち、図書館に予約していた 順番がきた。英文の読解が不十分なところをフォローするつもりで ページをめくっていったが、こころなしか、英文の表現の方が シンプルな気がした。翻訳の文章は、原書のコトバの抽象的なのを 補おうとしている感じ。なので、具体的で...
一ヶ月かけて原書をなんとか読んだのち、図書館に予約していた 順番がきた。英文の読解が不十分なところをフォローするつもりで ページをめくっていったが、こころなしか、英文の表現の方が シンプルな気がした。翻訳の文章は、原書のコトバの抽象的なのを 補おうとしている感じ。なので、具体的でわかりやすい(オマケに 日本語だし)のだけど、エックハルトトール氏の静かな佇まいから 離れた印象になってしまったような…。 いちばん思ったのがタイトル名。原書のカタカナ表記でよかったのでは?
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段階を追って分かりやすく、エゴを説明している点が良い。インナーボディーの概念について理解を深めることができる。
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タイトルがミスマッチなのと(原題通りに『「今」の力』とかでいいんじゃないかと思う)監修者の名前が原作者よりも翻訳者よりも大きく書かれていること、監修者によりかなり編集されているらしいこと、が気がかり。 書いてあることは、直感的には分かるような気がするんだけど、具体的に理解するのは...
タイトルがミスマッチなのと(原題通りに『「今」の力』とかでいいんじゃないかと思う)監修者の名前が原作者よりも翻訳者よりも大きく書かれていること、監修者によりかなり編集されているらしいこと、が気がかり。 書いてあることは、直感的には分かるような気がするんだけど、具体的に理解するのは難しい。そもそも具体的に理解するのが難しい性質のことなのかもしれない。とっても抽象的で、特殊な言葉の使い方をしているところが多いので、少し時間を置いてから読むのもいいのかもしれない。 さとりをひらく…というか、平和な心で本当に自分らしく生きるためには、いつも「今」に在ることが大切。過去にとらわれたり(過去の体験によってパターン化された思考と感情に支配されたり)、未来にこだわったり(ある目標とする未来のためだけに生きる)するのではなく、今現在、ここにある自分の思考と感情をよーく観察し、思考は自分ではないと知ることが大切、というのが主旨だったように思います。
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