1,800円以上の注文で送料無料

君の夢はもう見ない の商品レビュー

4.1

23件のお客様レビュー

  1. 5つ

    7

  2. 4つ

    7

  3. 3つ

    5

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2019/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

鉱物シリーズでお馴染みの中華文化思想研究所の所長仲上さんが主役。 名前だけ登場するかつての相棒の燃えるような存在感、仲上さんが情報に溺れて失ったものが終始見え隠れして切ない。 葉山の事を心配していたのは、やっぱりかつての自分と重ねているからなんだろうな…見ているとかなり危なっかしいし。 ずっとだらしないおじさんだと思っていたけど、頭は切れるし、強い信念を持つ頼れるおじさんだった。ただ、お風呂は入って欲しい(笑) 部下のチャンも純粋で優しくて、読んでて泣きそうになってしまう。仲上さんも彼のこういう所に救われてるのかもって思う。

Posted byブクログ

2015/04/15

連作短編集。 主人公が、だらしないヤツなのか、できるヤツなのか。「風呂入れよ~」と思いつつ、嫌いになれなかった。 五條さんの作品をもっと読みたいけど、地元の図書館の蔵書が少ない。

Posted byブクログ

2014/03/10

鉱物シリーズとつながってるのが嬉しい。 仲上さんにも色々あるんですね。 個人的にはラウル・ホウがとても気になります。 彼と所長の昔の一緒にスパイやってた頃の活躍の話を読んでみたいなあ・・・・

Posted byブクログ

2013/11/19

鉱物シリーズのショチョウさん仲上さんに焦点をあてたお話。白ヤギさんからお手紙ついた黒ヤギさんたら読まずに食べた〜♪みたいな印象。面白いけど、なんでもかんでも誰も彼も相方をつけたらいいってもんでもないと思うんだけれどなあ。でも読んじゃう読みやすさ。アジアの時代のうねりを感じる作品。

Posted byブクログ

2013/08/05

仲上さんが自分と葉山さんを重ねて、最後に心配していて、ますます葉山さんが心配になった。 話は、秋愁の蟹と、薔薇の行方がずしんときました。なにが本当かなんてさして問題ではないのかもしれないな、と蟹では考えさせられました。

Posted byブクログ

2012/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

あれ?鉱物シリーズ番外といいつつ、葉山さんたちはほとんど出てこないの?と多少がっかりしながら読んでたのに、いつの間にかラウル・ホウと仲上所長の昔に思いをはぜつつ、仲上さんどうするのかな。もう一度・・・! とかやきもきしてました。 短編集で読みやすいです。 ああでも斜めに深読みしすぎだと分かってますが、読了後は切なかったです。

Posted byブクログ

2010/04/02

鉱物シリーズの「中華文化思想研究所」の所長・仲上のスピンオフもの。 相変わらず、鉱物シリーズの登場人物はみんな魅力的。 それぞれの人物にスポットライトを当てるのもいいけど、鉱物の第三弾が読みたい。

Posted byブクログ

2010/03/20

2003年2月9日読了。以下、過去の日記から抜粋。 やばいなぁ・・・もう本当にはまりそう。 五條作品を一気に読破中。 これは鉱物シリーズの番外編とでも言えようか。 元スパイ、現出版社所長の仲上氏主役の短篇集である。 はっきり言って、ヒーローとしては首を捻る人物である。 会社に泊...

2003年2月9日読了。以下、過去の日記から抜粋。 やばいなぁ・・・もう本当にはまりそう。 五條作品を一気に読破中。 これは鉱物シリーズの番外編とでも言えようか。 元スパイ、現出版社所長の仲上氏主役の短篇集である。 はっきり言って、ヒーローとしては首を捻る人物である。 会社に泊まりこみ、何日も風呂に入らなくて平気なんて、 普通に考えたって描写されるはずない描写なのだけれど。 この仲上氏のキャラがすこぶる格好いいのである。 飄々としてるのに、ものすごくデキル大人の男・・・うわぁお。 今、アジアが熱い。良くも悪くもいろいろな意味で。 そうしたうねりの中で、日本はどうなっていくのだろう。 この物語はフィクションなのだろうけれど、 こうした幾つもの瞳が私達の国を見つめていると思うと、 平和ボケした私の頭でさえ、ぐるぐるしてくるのである。

Posted byブクログ

2009/10/04

鉱物シリーズの番外編?と言っていいのかな? 中華文化思想研究所(だっけ)の社長、仲上さんのお話。 他の鉱物シリーズのように鬼気迫るものがあまりなく、のほほんと読んでいられて楽しかったです。 このタイトルがすごくいいですね。うまくはまってる気がします。 仲上さんただのオッサンじゃな...

鉱物シリーズの番外編?と言っていいのかな? 中華文化思想研究所(だっけ)の社長、仲上さんのお話。 他の鉱物シリーズのように鬼気迫るものがあまりなく、のほほんと読んでいられて楽しかったです。 このタイトルがすごくいいですね。うまくはまってる気がします。 仲上さんただのオッサンじゃないよ……かっこいいよ……!!不潔だけど!!(ちょ そっか葉山って有能だったんだ……(爆

Posted byブクログ

2009/10/04

鉱物では脇役の仲上さんが主役。最後まで仲上の過去が詳らかにならないのがいい。そして仲上の過去より気になるのは極東ジャーナルについたシャワールーム。なぜ、つける必要が……?

Posted byブクログ