君の夢はもう見ない の商品レビュー
鉱物シリーズスピンオフ。 葉山さんの勤務先である極東ジャーナルと同じ間宮ビルに入る中華思想文化研究所の所長、仲上さんと火蛇の物語。 人生経験の差か、葉山さんの物語より大人な雰囲気。 文庫になっていないのがもったいない。
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短編集です。 五條先生のデビュー作である「プラチナ・ビーズ」でちょっとだけ出てきた仲上さんが主人公です。 もう引退しちゃったけど、なんだかんだでそんな過去も引き摺っちゃっている曖昧なオッサンの話でした。 このはっきりしない生温さが相当好きです。
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色っぽいタイトル。"君"は最後まで出てこない、けど。ピンクちらしをひたすら剥がしている男の子の話がいちばん好きです。鉱物シリーズと同じ世界。
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主人公がかっこいい。 短編だから読みやすくて、ちらほら出てくるほかのシリーズの登場人物たちもぐー。
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魔窟のような街でも人は生きていて、その中に小さいけど光はある。 そう思わせてくれる、再読必至な作品
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鉱物シリーズスピンオフその2。一見冴えない仲上所長の過去は実は…という燃えるパターンです。ラウルとの過去編がものすごく読みたい。そして仲上所長に懐くラリーが可愛くて読んでいて癒されました。あと仲上所長の声は藤原啓治っていうのは譲れないポイント(笑)
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お前の中の四分の三、俺の中の四分の一。合わせれば、何か出来ると信じてた。 中華文化思想研究所の仲上孔兵はかつてアメリカ国防総省の情報機関の1つである<会社>の東京支社専用のメールマンを務めていた。昔懇意があった"中国通"達からの届く手紙から起こる様々な事件の短...
お前の中の四分の三、俺の中の四分の一。合わせれば、何か出来ると信じてた。 中華文化思想研究所の仲上孔兵はかつてアメリカ国防総省の情報機関の1つである<会社>の東京支社専用のメールマンを務めていた。昔懇意があった"中国通"達からの届く手紙から起こる様々な事件の短編集。 うじうじ君主人公が多い五條作品の中で、仲上さんは吸いも甘いもしりつくした人生経験豊富な方なのでそつなくこなすとこがいいです。大人です。 「髪の先から」と「薔薇の名前」お気に入り。続編でないですかね?
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鉱山シリーズでもお馴染み、中華文化思想研究所の所長、仲上孔兵氏が主役の物語。せっせとショチョウの世話を焼くチャンさんが健気でグー。ちょこっとゲスト出演の葉山くん&野口女史にもにんまり。 物語の最初と最後に挿入された「手紙」の演出が印象的。その手紙に毎回、さりげなく登場するラウル・...
鉱山シリーズでもお馴染み、中華文化思想研究所の所長、仲上孔兵氏が主役の物語。せっせとショチョウの世話を焼くチャンさんが健気でグー。ちょこっとゲスト出演の葉山くん&野口女史にもにんまり。 物語の最初と最後に挿入された「手紙」の演出が印象的。その手紙に毎回、さりげなく登場するラウル・ホウ氏の存在感にも心惹かれます。孔兵さんに対するラウルの執着が強烈でーーー! 「もう一度、俺と一緒に夢を見よう」なんて言っちゃったりして。ぐふふ。タイトルの「君の夢」が何を指しているのかハッキリして、目の覚める想いがしました。そして、しだいに明らかとなる孔兵さんの過去に萌え萌え。孔兵さんをつなぎ止めるために奥さんを誘惑したラウル、それがわかってる孔兵さん。気付かず、自分に向けられた熱だと信じてる奥さん。うーん、ドラマだ。
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<鉱物シリーズ>に含めていいかは疑問です(なら書くな けれど、中文研所長の仲上さんがかぁっこいいですよ★
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中文研所長の仲上さんと、部下の中国系シンガポール人ラリー・チャン、そして仲上さんのかつての盟友であったラウル・ホウとの関係が綴られた連作短編集。これを読むと仲上さんの高感度アップすること間違いなし!今は優しいけどかつては切れ者の情報員だったって所に惹かれます♪ヨコシマ妄想したい人...
中文研所長の仲上さんと、部下の中国系シンガポール人ラリー・チャン、そして仲上さんのかつての盟友であったラウル・ホウとの関係が綴られた連作短編集。これを読むと仲上さんの高感度アップすること間違いなし!今は優しいけどかつては切れ者の情報員だったって所に惹かれます♪ヨコシマ妄想したい人にもお薦め★(私信?)
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