人を動かす!話す技術 の商品レビュー
コミュニケーションが成り立っているように見せかけることは意外と簡単ですが、どの程度成り立ったかはほとんどの場合、よくわかりません。 コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想です 問題解決に、絶対的に必要不可欠なのが、コミュニケーション能力です。コミュニケ...
コミュニケーションが成り立っているように見せかけることは意外と簡単ですが、どの程度成り立ったかはほとんどの場合、よくわかりません。 コミュニケーションにおける最大の問題は、それが達成されたという幻想です 問題解決に、絶対的に必要不可欠なのが、コミュニケーション能力です。コミュニケーションをせずに問題を解決することは不可能です。 欧米にしろ、中国にしろ、なぜそれほど、コミュニケーションに熱心なのか。それは、きちんと話さなければ損をするからです。コミュニケーションが取れないということは、メッセージが相手に伝わらないということです。 自己表現力は、「あればいい」といった程度のものでははく、「なければ損」という認識が強いといえます。 気になったのは、次です。 ・第一印象は面接の最初の3分間できまり、その印象から能力や人柄の半分程度は類推できる ・プレゼンテーションとは、人前で話すことだけではありません。 ・重要なのは、いかに聞き手に強い印象を残せるか、自分たちは、他とちがうということを知ってもらうための方策です。 ・差別化でいちばんいいのは、ナンバーワンになることです。一番目はだれでもしっていますが、二番目以降は印象に残らない ・コミュニケーションとは、「メッセージと意味を伝える」ことです。 ・コミュニケーションは、人間関係やイメージを作ったり、改善したりする際にも絶対に必要です ・コミュニケーションの1つの役割は、共通の価値観を作るということです ・コミュニケーションとは、こちらの思うことを相手に伝え、相手にアクションを取ってもらうことです、 ・部下を叱りつけたり、脅したりするのではなく、相手に何をしてもらいたいのかをよく考えることです ・4種のコミュニケーション ①コントロールされたコミュニケーション 広告、広告用ビデオ、ニュースレター、看板 ②オンライン・コミュニケーション HP,メルマガ、メーリングリスト、チャット ③対面コミュニケーション セミナー、イベント コストが高いのが特長 ④媒体ヲツカッタコミュニケーション インタビュー、記者会見、懇談会 費用対効果が高いのが特長 ・人の話をきくのは、10分が限界、そして、おわったら、覚えているのは半分だけ。忘却曲線 ・人は見たいものしかみない ・通知、通達を出せば、メッセージは全員に伝わるという思い込み ・説得の3つの要素、ロゴス、パトス、エトス ①ロゴス 理性、弁論、議論、計算、道理 ロジックであり、メッセージ ②パトス ペーソス 感情、悲哀、哀愁、情念 つまりフィーリング ③エトス 品性、人柄、精神、気風 徳であり、倫理 3つの中で、説得に、もっとも大事なのが、エトス、送り手が信頼されていればいるほど、受け手はメッセージを信じやすい ・メッセージは3つにわける ①導入 いいたいことの要旨を短く述べる ②本体 本体、平易な言葉をこころがけること、ポイントを3つにしぼること ③結び 考えをまとめてもう一度いう ・プレゼンテーションの基本ルール ①時間どおりに始める ②お詫びや言い訳をいわない ③スクリーンのビジュアルを読まない ④時間通りに終わる ⑤上手な人を参考にする 目次 はじめに 第1章 この世はすべてプレゼンテーション 第2章 コミュニケーションの達人になる! 第3章 説得力を生むコミュニケーション術 第4章 人を動かす! プレゼン術 おわりに ISBN:9784569622873 出版社:PHP研究所 判型:新書 ページ数:208ページ 定価:660円(本体) 発行年月日:2002年07月 発売日:2002年07月29日第1版第1刷 発売日:2002年12月06日第1版第2刷
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要はプレゼンの技術?論だと思うが、章別まとめがあり、読みやすい。いいプレゼンの見分けがよりロジカルに出来るようになる。タイトルの「人を動かす」というのは編集者が付けたのだろう。あくまでプレゼンする人のまわりについて書いてある
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著者のラジオ講座は、かなり前によく聞いていた。歯切れのよい話し方に、ついつい引き込まれた記憶がある。「きく」「聞く」「聴く」に加えて「効く」とは、納得。
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コミュニケーションの技術と聞くと改まった感じがするが、実は人と人の付き合い方の基本をおさらいするもの。た自分の解放領域を広げること、つまりは自分の懐を開いて相手との信頼関係を築く、なんてどの時代も言われてきたのに実践するのはいつも難しい点ではないか。忘れそうになっら読み返したい本...
コミュニケーションの技術と聞くと改まった感じがするが、実は人と人の付き合い方の基本をおさらいするもの。た自分の解放領域を広げること、つまりは自分の懐を開いて相手との信頼関係を築く、なんてどの時代も言われてきたのに実践するのはいつも難しい点ではないか。忘れそうになっら読み返したい本。
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精神論、姿勢の話ではなく、具体的なノウハウを教えてくれるのがありがたい。自己流でプレゼンや、インストラクターをやっていた自分には基礎を見直す最適な教科書。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
問題解決に大事なのはコミュニケーション技術 例、ぶっちゃけ自己紹介 コミュニケーションで失敗した話 先輩の話=話を聞いてくれない→まくしたてる早さ 面接で失敗=相手の存在を忘れていた 言葉遣い 人を動かせる人と動かせない人の違い 挨拶返ってこない→どうしたらいいのか→雑になったか 生徒会長→自分で何でもやってしまった。もっと周りをうまく動かす コミュニケーションの根底に相手との信頼感 生徒と教師の立場
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プレゼンの目的とは何か。 それは人を動かすことである。 どんなに感動的なプレゼンをしてもそれによって相手が動かなければ意味はない。 目的意識の重要性を再確認した1冊でした。 何回か読みます。
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コミュニケーションの目的が明確になった。 すなわち相手に自分の思った行動をとってもらうこと。 確かにそのとおりで、長い時間かけて仕事のパートナー、部下に説明することも最終的には自分の思い描く行動を相手にとってもらうことにあり。 もちろん、相互の情報交換の中で自分の期待する行動は変...
コミュニケーションの目的が明確になった。 すなわち相手に自分の思った行動をとってもらうこと。 確かにそのとおりで、長い時間かけて仕事のパートナー、部下に説明することも最終的には自分の思い描く行動を相手にとってもらうことにあり。 もちろん、相互の情報交換の中で自分の期待する行動は変更することも多々あるだろうが、コミュニケーションの目的をシンプルに言い表していると思った。 KISS Keep it Simple Specific はどちらが先か分からないものの、ずっとKeep it Simple Stupid と思っていた。
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■第一章:この世はすべてプレゼンテーション 日本人がプレゼンが下手な最大の理由は、練習不足。 どんな時にもユーモアのセンスを忘れず、気負いを捨てること。つまり、自分自身を全面に出す。 正直に自分の気持ちを相手に伝えることをいつも心がけていれば、周囲に誤解を与える事も少なくな...
■第一章:この世はすべてプレゼンテーション 日本人がプレゼンが下手な最大の理由は、練習不足。 どんな時にもユーモアのセンスを忘れず、気負いを捨てること。つまり、自分自身を全面に出す。 正直に自分の気持ちを相手に伝えることをいつも心がけていれば、周囲に誤解を与える事も少なくなる。 自己紹介はプレゼンテーションの基本。しかしありふれた内容をただ淡々としゃべるだけでは意味がない。自己をPRするには何をどう話すのがよいか、という視点から話す内容を考えよう。 『実は私は…』という言葉から自己紹介をしてみよう。 自己PRをする際に重要な、『絶対他人には負けない』という趣味や特徴を持つことは、自分の人生に自信を持つ上でも大切。 ■第二章:コミュニケーションの達人になる コミュニケーションとは、『メッセージと意味を伝える』こと。そしてその最終目標は、『相手にアクションをとってもらう』こと。(プレゼンテーションとほぼ同義) 相手にアクションを取ってもらうのが目的であって、自分の言いたいことだけ好き勝手に言うのが目的ではない。 コミュニケーションの種別 ①コントロールド・コミュニケーション ②オンライン・コミュニケーション ③対面コミュニケーション ④媒体を使ったコミュニケーション 他人の話を集中して聞けるアテンション・スパンはせいぜい10分程度。集中が途切れると、相手は他のことを考え始めてしまったりする(space out)。 コミュニケーションは『量=質』ではない。たくさん話せばいい、というものではない。 人は見たいものしか見ない。また、先入観が邪魔をすることもある。活字なら誰が読んでも同じように受け取るかなんて、全然分からない。 コミュニケーションのプロセスには以下の四要素がある ①source ②message ③channel ④receiver そのプロセスそれぞれでノイズが入る。 ①態度 ②内容の不備 ③五感 ④態度、聞く・考える努力の欠如 それ以外にも、知識の差、言葉の解釈の違い、既成概念、思い込みもノイズになりうる。このノイズを生まないような配慮が必要。 誤解を与えず正しくメッセージを伝えるには、日頃からできるだけ本音ベースでコミュニケーションを心掛ける。 コミュニケーションの基本ルールは『KISS(Keep it Simple and Specific):シンプルに、かつ具体的に』。 ポイントは三つか四つまでに絞る。 上司の批判だけにとどまらず、具体的な提案を行う努力。 ジョハリの窓の『開放領域』を広げて、コミュニケーションを容易にしよう。 ■第三章:説得力を生むコミュニケーション術 説得力の要素は『エトス(ethics/態度、印象)』『パトス(フィーリング、感情)』『ロゴス(ロジック、メッセージ)』。 第一印象は、初期エトスに大きく影響を与える。現実問題として、その人の価値は、着ているものによって大きく左右される。服装で自尊心を鼓舞し、自分に自信を持たせる、という面もある。 その他、能力、信頼性、ダイナミズム(情熱やエネルギー)がある。 ■第四章:人を動かす!プレゼン術 プレゼン時の『M/メッセージ』は、三つのパートに分けて考える。『導入部』『ボディー』『結び』。 導入部では、言いたいことの要旨を短く述べる。自分の頭の中を整理するだけでなく、相手の理解も促す。 ボディーでは、ポイントを絞って、かつ平易な言葉遣いで伝える。 最後の結びは、何を言ったのかを確実に繰り返して伝える。 プレゼン現場には早めに行くとか事前に情報収集するなど、準備を怠らないこと。できれば実際に下見するのがベスト。これで当日の心理が大きく変わる。 生まれながらにしてプレゼンのうまい人はいない。一般に『うまい』と言われている人は、それだけ経験を積んできている。リハーサルを怠らないように。 成功とは行動を起こすことであり、願うことではない。 プレゼン評価基準 有用性 興味 話しぶり 逸話 ビジュアル メッセージ 数字 制限時間 出だし 結び 論理 準備
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コミュニケーション論。 ・あらゆるものがコミュニケーション ・コミュニケーションの目的 ・効果的なコミュニケーション ・人を動かすプレゼンテーション 2006年11月5日Amazonを通じて販売済
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